決算において節税目的で生命保険の加入をされるケースもあると思います。例えば、「この保険商品は、全額損金に落ち節税効果があるという保険です。10年等の返戻率が一番高いところで途中解約すると9割近くキャッシュで戻ってきて、節税効果も合わせて累計すると、掛けた金額より大きな金額になって戻ってきます。合法的に隠れ貯蓄とすることができますよ。」といった感じです。
上記の例について税務的な側面でアドバイスすると、確かに掛け金は損金になりますが、戻ってきた時は掛金が全額損金になっているので、戻ってきた金額全額が会社の収益として課税されるという大きな落とし穴について述べられた提案書はあまり見受けられません。この時も掛け金が毎年経費として40%損金になるというのであれば、戻ってきた時も戻ってきた金額全額に対して40%益金として税金が取られますよとして、計算した上でメリットを検討する必要があると思います。
生命保険は、節税やキャッシュフローの平準化機能等があることは間違いのない事実ですが、どの生命保険にどのタイミングでいくら掛けるかということ目的を定めて掛ける必要があると考えます。上記指摘も一つの視点として検討の材料にして頂けれたらと思います。
二畳庵博士
上記の例について税務的な側面でアドバイスすると、確かに掛け金は損金になりますが、戻ってきた時は掛金が全額損金になっているので、戻ってきた金額全額が会社の収益として課税されるという大きな落とし穴について述べられた提案書はあまり見受けられません。この時も掛け金が毎年経費として40%損金になるというのであれば、戻ってきた時も戻ってきた金額全額に対して40%益金として税金が取られますよとして、計算した上でメリットを検討する必要があると思います。
生命保険は、節税やキャッシュフローの平準化機能等があることは間違いのない事実ですが、どの生命保険にどのタイミングでいくら掛けるかということ目的を定めて掛ける必要があると考えます。上記指摘も一つの視点として検討の材料にして頂けれたらと思います。
二畳庵博士