暑い日が続いていますね。
今回はグリーン投資減税のお話をさせていただきます。
太陽光発電設備は身近で一般的になってきています。いまは価格も下がってきており家電量販店などでも大々的に売り出しています。
この太陽光発電設備で発生した電力を売却するために投資を行った場合(個人事業でも法人でも)、その費用が全額即時償却できる、というのがグリーン投資減税です。
太陽光発電設備は数百万円はかかりますから、全額経費になれば大きな節税効果があります。
ただし、この制度を受けるためにはいくつか用件があります。
①青色申告をしていること
②10KW以上の売電で固定価格買取制度の認定を受けていること
(地方経済産業局へ申請が必要。おおむね設備の購入先で手続きはしていただけます。)
③平成24年5月29日から平成25年3月31日までに設備を取得していること
④取得した日から1年以内に事業の用に供していること。
設備投資を検討する際はご注意ください。
★医療法人は「収益事業」を行えないため、売電ができません。
いくつかの県に確認をとりましたが「全量売電」は認められないとの回答でした。ただ「余剰売電」については雑収入の範囲と認められることもある、との回答でした。県によって対応がちがう部分がありますの一度確認を取ることをおすすめします。注意ください。
監査部 川上裕也