福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

掃除の功徳

2020-08-30 | 頂いた現実の霊験
掃除の功徳
今朝も朝4時過ぎから近くの駅周辺を掃除しました。一時期コロナが始まった頃はゴミからウイルスがうつるのではないかと恐ろしくなり中断していたのですが、少し収まりつつあるので一か月ほど前から始めています。今は未明には丁度東の空に明けの明星様が輝いておられなんとも言えない有難さです。これは10数年まえの求聞持成満以前には感じることは出来なかった気持ちです。毎朝このように有難く明星を拝ませていただくだけでもお陰を受けていると思っているのに(突然低レベルの話ですが)時々お金を拾うことがあります。今朝は100円玉を拾いました。1週間に一度は500円玉や100円玉、ときには使い残しのプリペイドカードが落ちているのに出会います。当初は交番に届けようと思いましたが、お巡りさんも処理が煩わしかろうと思い、近くのお寺や社にお賽銭にあげることにしています。
それにしても自分用に消費するわけではないのに少し嬉しい気持ちになります。神仏が見ておられるのだという気持ちにさせられるからです。
かなり飛躍しますが「業の出方」について阿毘達磨大毘婆沙論では八種あるとしています。
「八種業を説く。謂く
・順現法受業(現世に善悪業をなして現世にその報果を受けること)に二種あり。一に異熟決定(報果が決定している)、二に異熟不決定(果報内容は決定してない)。
・順次生受業(現世に善悪業をなして、その報果を次の世で受けること)、
・順後次受業(現世に善悪業をなして、その報果を第三世以降で受けること)、
・順不定受業(現世に善悪業をなして、その報果をいつの世で受けるか決まってないもの)に亦た各の二あり。一に異熟決定(報果内容が決定している)、二に異熟不決定(報果内容が決定してない)なり。是れを八業をいう。
中において諸異熟定業は皆な不可轉なり。諸異熟不定業は皆な可轉なり。此れを轉となす故に禁戒を受持し梵行を勤修す。(現世・来世・再来世・不定世の果報が決定してない報果は、戒律・善行により果報を変化できる)」

果報の決定してない業は戒を守ったり善行で消すこともできる、ということです。
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