「民主主義を巡る景色は一変している・・インドや米国、英国、南アフリカ、ブラジルなどの民主主義大国が(民主主義の)危機に瀕している。怒れる大衆がデマゴーグを支持することで民主主義の足場が崩れつるあるという不安が高まっている。・・プーチンスタイルの独裁者なども民主主義を揺るがす大きな脅威だ。同時に人々の間にことなかれ主義や懐疑主義などがひろまっている。・・本書は民主主義擁護する立場をとるがそれは民主主義を実現するために多くの人々が命をささげてきたという事実を忘れてないからだ・・民主主義こそが人類が発明してきた武器の中で最も有力であるということを肝に銘じておくことができる・・」(2022・8・23、「民主主義全史」ジョンキーン)。
聖徳太子は十七条の憲法ですでに民主主義の根本を説かれていました。
「一にいはく、和らかなるをもつて貴しとなし、忤ふることなきを宗となす。人みな党あり、また達れるひと少なし。ここをもつてあるいは君・父に順はず、また隣里に違へり。しかれども上和らぎ下睦びて、事を論ふに諧ふときは、すなはち事理おのづからに通ふ、なにの事か成らざらん。」