福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

民主主義を巡る景色は一変しているが民主主義の為に多くの人々が犠牲をはらってきたことを忘れないで

2024-11-16 | 法話

「民主主義を巡る景色は一変している・・インドや米国、英国、南アフリカ、ブラジルなどの民主主義大国が(民主主義の)危機に瀕している。怒れる大衆がデマゴーグを支持することで民主主義の足場が崩れつるあるという不安が高まっている。・・プーチンスタイルの独裁者なども民主主義を揺るがす大きな脅威だ。同時に人々の間にことなかれ主義や懐疑主義などがひろまっている。・・本書は民主主義擁護する立場をとるがそれは民主主義を実現するために多くの人々が命をささげてきたという事実を忘れてないからだ・・民主主義こそが人類が発明してきた武器の中で最も有力であるということを肝に銘じておくことができる・・」(2022・8・23、「民主主義全史」ジョンキーン)。

聖徳太子は十七条の憲法ですでに民主主義の根本を説かれていました。

「一にいはく、やわらかなるをもつてとうとしとなし、さかふることなきをむねとなす。人みなたむらあり、またさとれるひと少なし。ここをもつてあるいはきみかぞしたがはず、また隣里さととなりたがへり。しかれども上和かみやわらぎ下睦しもむつびて、事をあげつらふにかなふときは、すなはち事理ことおのづからに通ふ、なにの事か成らざらん。」

 

 

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