六日は二万灯佛の日です(三十日秘仏)。法華経序品に「この佛の光明、天に日月灯明佛あっては日月の如く、地にあっては灯の如し、よって名く。かって過去に二万の日月灯明佛あり、同名相次いでで出世し法華経を説く」と。(過去無量無辺不可思議阿僧祇劫に出世した日月灯明佛は、三乗の法を説き入滅。以来同名の日月灯明佛が次々と出世して二万の日月灯明佛が現れたとされます。)
そして日月燈明仏は教えを妙光菩薩に説きます。
法華経序品の續です。
「・・是の時に日月燈明仏、大乗経の無量義・教菩薩法・仏所護念と名くるを説きたもう。是の経を説き已って、即ち大衆の中に於て結跏趺坐し、無量義処三昧に入って身心動じたまわず。是の時に天より曼陀羅華・摩訶曼陀羅華・曼殊沙華・摩訶曼殊沙華を雨らして、仏の上及び諸の大衆に散じ、普仏世界六種に震動す。爾の時に会中の比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷・天・龍・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩羅伽・人及び諸の小王・転輪聖王等、是の諸の大衆未曽有なることを得て、歓喜し合掌して一心に仏を観たてまつる。爾の時に如来、眉間白毫相の光を放って、東方万八千の仏土を照したもうに、周遍せざることなし。今見る所の是の諸の仏土の如し。弥勒当に知るべし。
爾の時に会中に二十億の菩薩あって、法を聴かんと楽欲す。是の諸の菩薩、此の光明普く仏土を照すを見て、未曽有なることを得て、此の光の所為因縁を知らんと欲す。
時に菩薩あり、名を妙光という。八百の弟子あり。
是の時に日月燈明仏、三昧より起って、妙光菩薩に因せて大乗経の妙法蓮華・教菩薩法・仏所護念と名くるを説きたもう。・」
そして日月燈明仏は教えを妙光菩薩に説きます。
法華経序品の續です。
「・・是の時に日月燈明仏、大乗経の無量義・教菩薩法・仏所護念と名くるを説きたもう。是の経を説き已って、即ち大衆の中に於て結跏趺坐し、無量義処三昧に入って身心動じたまわず。是の時に天より曼陀羅華・摩訶曼陀羅華・曼殊沙華・摩訶曼殊沙華を雨らして、仏の上及び諸の大衆に散じ、普仏世界六種に震動す。爾の時に会中の比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷・天・龍・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩羅伽・人及び諸の小王・転輪聖王等、是の諸の大衆未曽有なることを得て、歓喜し合掌して一心に仏を観たてまつる。爾の時に如来、眉間白毫相の光を放って、東方万八千の仏土を照したもうに、周遍せざることなし。今見る所の是の諸の仏土の如し。弥勒当に知るべし。
爾の時に会中に二十億の菩薩あって、法を聴かんと楽欲す。是の諸の菩薩、此の光明普く仏土を照すを見て、未曽有なることを得て、此の光の所為因縁を知らんと欲す。
時に菩薩あり、名を妙光という。八百の弟子あり。
是の時に日月燈明仏、三昧より起って、妙光菩薩に因せて大乗経の妙法蓮華・教菩薩法・仏所護念と名くるを説きたもう。・」