彼岸の日迎え日送り
五來重の「宗教歳時記」から関連部分を抜き書きします。「・・彼岸の七日間の間に「日の供」とか「日迎え日送り」をする行事は丹後や播磨に良く残っていた。村人は朝は東の方のお宮やお寺・お堂に参り、日中は南の方のお宮やお寺・お堂、夕方は西の方のお宮・お寺・お堂に参るのである。これによって農耕の安全を祈るとともに、これを節目として祖先の霊を祀るところから墓参や念仏に結びつきやすかったとおも . . . 本文を読む
こういうふうにシナでたくさん訳出されまして日本に伝えたのでありますが、それを日本に伝えたのはまだ印刷しない前の一切経は玄僧正が唐の玄宗皇帝の時開元時代の写本一切経五千四十八巻全部携えて還って来たのであります。これは非常な努力であったろうと思うのであります。それで天平八年に帰ってきました。五千四十八巻の一切経で聖武天皇に献上した。そして聖武天皇の願経というものがあります(聖武天皇勅願一切経、天 . . . 本文を読む
先ほどダライ・ラマ法王 心と生命研究所との対話『この不確かな世界で育む人間性』がありました。
「人類七十億はみな一つの人間家族という感覚を高める必要がある」。
「量子力学ではあらゆる物質・現象の実体はない、ということが分っているがこれは三千年前に竜樹がすでに説いていたこと」
「俱舎論によると宇宙は「成、住、壊、空」を繰り返すとある、こういう長い目で見て考え滅びるまでの間はせめて生きとし生けるもの . . . 本文を読む
涅槃經には「信ありて解なきは無明を増長す。解ありて信なきは邪見を増長す。信解円通してまさに行の本となる(大般涅槃經 「信心無有智慧是人則能増長無明若有智慧無有信心是人則能増長邪見」)」とある。
この信解の位をはじめとし、しかるのちに三阿僧祇を経て万行を行じて涅槃の妙果に至るを真正仏教の目的とす。(しかるに世間の宗教は神に随順帰向して唯唯諾諾、唯名唯従を旨とし、もって能事おわれりとする)
しか . . . 本文を読む
1、日本の精神基盤が崩壊しています。
厚生労働省は2019年8月1日、全国の児童相談所で2018年度中に対応した児童虐待相談件数(速報値)が15万9,850件と、過去最多を更新したことを明らかにした。
自殺者数は減り続けていても相変わらずG7中最悪。
先日ユニセフの「子供の幸福度調査」では日本の「子どもの幸福度」の総合順位は38カ国中20位。特に精神的幸福度は38か国中37位。
2、経 . . . 本文を読む
千手千眼觀世音菩薩廣大圓滿無礙大悲心陀羅尼經
千手観音のお経です。千手観音様は千の手がそれぞれあらゆる苦難に対応して救ってくださるとしています。千手千眼とはこの観音様のお持ちになる手の数四十本を我々衆生の流転する世界が二十五あるのでこれに掛けた数を言います。千眼は四十本の手それぞれに眼がありあmすがこれも同じように数えたもの。千は無量・すべての意味で、あらゆる衆生の願いを叶え救う大慈悲心を表しま . . . 本文を読む
ダライラマ法皇「心と生命研究所との対話」が今日午後12時半から
ダライラマ法皇「心と生命研究所との対話」ネット中継2020年9月17日午後12時半から1時半。
心と生命研究所ヨーロッパ支部の企画で、ヨーロッパ支部長アミー・コーヘン・バレラ氏、チベット仏教僧マチウ・リカール師、デンマークのオーフス大学・心の交流センターのアンドレアス・ロプストーフ教授との対話に応じられる。
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とにかく仏教の方は四百年しか覚えることが出来なかったが、バラモン教の方は今に至る四千年間覚えているのであります。バラモンはこれを本職としているのであります。そういうことを専門にしているのがバラモン族であるが、仏教はそうでなく、昨日まで百姓をしておった者も、バラモン族も、王族も、男も女も皆入るのでありますから覚えておれといってもなかなか困難である、そこで紀元前八年頃に一切経を文字に書き残しました。そ . . . 本文を読む
仏が涅槃に入られる時に、「我入滅すとも我所説の法は滅不滅である、我所説の法以て汝が師と為せよ」(佛遺教経)といわれた。自分の肉身、即ち親身は滅しても法身は常住である、肉としての自身は亡びても法としての自身を大切にせよと言われたのである。それを字義通りに大切にするために佛が滅せられた年の七月に大迦葉が五百の仏弟子を集めて一切経を結集したのであります。一切経というものは仏が一代の中に説かれたもので、そ . . . 本文を読む
TIBET THIS WEEK – JAPANESE(日本語のチベットニュース)
チベットの美女が流ちょうな日本語で一週間のチベットニュースを伝えています。今回はダライラン法皇の法話の要約や、台湾幹部がチベット民主化60周年を称えるメッセージを発したことなど伝えています。
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今日16日は鶴岡八幡の流鏑馬です。が中止
此の流鏑馬も頼朝が放生会の後に催したのを嚆矢とするとされますが、もともと鶴岡八幡様の御祭神・八幡大菩薩様の本地は阿弥陀如来、神功皇后の本地は聖観音、比売大神の本地は大勢至菩薩とされます。(本地垂迹便覧)
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こういうふうに探していったらまだたくさんありましょう。そしてこれはちょっと要らぬことのようでありますが、これが日本の国語または文化によほど関係があるということをお話しようと思って申上げたのであります。
先にお話しましたように舞楽が今に残っており、その中にインドの舞楽があるのでありますが、それが臨邑からきた臨邑八楽(蘭陵王(らんりょうおう)・迦陵頻(かりょうびん)・安摩(あま)・倍臚(ばいろ)・ . . . 本文を読む
先日ユニセフの「子供の幸福度調査」が報告され、日本の「子どもの幸福度」の総合順位は38カ国中20位。特に精神的幸福度は38か国中37位とありました。
子供は親の鏡といわれます。子供の幸福感が世界最下位付近ということは日本社会がそれだけ荒廃して深く病んでいることを表しています。もう手遅れかもしれませんが日本人は芥川龍之介のいう「くえまら教」から一刻も早く脱却しなければ世界の笑いものになるどころか子孫 . . . 本文を読む