クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2012年夏 四国の旅(その1)

2013-02-04 22:37:15 | 予讃線

 早春の旅の次は、真夏の乗り継ぎ旅にまいりましょう。
 これからお伝えするのは、2012年8月4日(土)~5日(日)の香川県地方の旅です。駅に精通されている方ならお気づきでしょうが、この日に津嶋神社で夏季大祭が行なわれ、津島ノ宮駅も開設されます。これが土日にあたる年であれば、チャンスを逃したくないですね。ということで、私は津島ノ宮駅と絡めて予讃線駅巡りをしてきました。格安航空券を探したところ、羽田発の岡山ゆきの初便で14,170円というのを見つけたので、往路は「ムーンライトえちご」とJL1461便で岡山に出ることにしました。帰りは、伊丹からJAL2251便で帰りましたが、22,000円もかかりました。
 それでは出発しましょう。



自転車で新津駅に行き、0時5分発の快速ムーンライトえちご(485系K1編成)で出発。長岡花火の最終日の直後ということで、予約をしかけた時点で残席少しでしたが、隣が空席ということで席につくと月桂冠エコカップで一杯。見附の手前から記憶なし。何時の間にか、就活中の男子学生と相席に。


定刻5時10分に新宿駅に到着。速攻で山手線400G/500G(E231系536編成)に乗り継いで品川に行き、JR東海の窓口でムーンライトえちごの指定席変更。5時52分発の快特に間に合わなかったが、6時9分発の急行で羽田空港へ。



6時31分に羽田空港に到着。朝食を終えて保安検査場を通過すると、爽快なJAL並びが見られました。新生JALの象徴である鶴丸機が増えてきました。


今回搭乗したJAL1461便はJA347J。5Aスポットからの出発なので写真がありませんが、2012年7月18日に新規登録されたばかりのボーインング737-800で、機内・機外ともに真新しかったです。8時4分にスポットアウト。ハンガーには塗装が落とされたり米国籍になったMD90型機がずらり。



8時23分に、前回と同様に新滑走路、すなわちRWY05より離陸。



富士山が見えると思って左席を取りましたが、離陸から15分くらい過ぎて見えたのは駿河湾。



中部国際空港上空をかすめたようで、もう15分くらいすると、眼下には名古屋港上空を望みます。



更に10分弱進むと、琵琶湖の南岸を通過。大津市上空かな。



間もなくすると、条里制のしかれた町並みを通過。ほどなくコクピットからアナウンスがあり、京都上空とか。



雲の中を10分ほど進み、瀬戸内海に出ていよいよファイナル。07側よりアプローチしたので、定刻より5分ほど遅れて岡山空港2番スポットに到着。



隣のスポットには、ANAのボーイング787(JA811A)が待機していました ボーイング787といえば、現在、バッテリーの黒こげインシデントで運航を停止してますね。787は開発段階からトラブル続きで初飛行が遅れるなど、ボーイング史上最も人騒がせな機種です。


到着が5分遅れたので、大急ぎでバスに乗り換えて岡山駅へ。岡山空港は山の中にあり、運賃は740円。国道53号に入ると渋滞につかまり、岡山駅には20分遅れの10時20分に到着しました。相席になった眼鏡をかけた女子大生は、海外旅行に行く友達を見送りに行った帰りだとか。



快速マリンライナー21号には間に合わなかったので、10時36分発の3121M(クハ113-2+モハ113-2+モハ112-2+クハ112-2)に乗車して四国に渡ります。


つづく


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2012年冬 四国の旅(その15)

2012-10-08 22:11:04 | 予讃線

13時39分に伊予横田駅に到着。



短い時間ですが周辺散策。踏切の西側に行くと一面の田園地帯で、カントリーエレベーターがらしさを強調しています。



線路の東側に行っても田畑がどこまでも続いています。伊予横田駅は長閑な風景の中にある駅です。



数分歩くと、曹洞宗の寺院である、地久山 天長寺に到着。水子地蔵菩薩が祀られています。


お参りを済ませた後、14時2分発の4642M(7006)に乗車して松山駅へ。地酒などを買い足した後、14時30分発のバスで松山空港へ。到着すると、茨城県で震度5弱の地震があったとのニュースが。



15時25分発のJAL1468便で羽田空港へ。シップは往路と同じくJA340Jでした。



今回は左側に席を取ります。15時27分にスポットアウトしてRWY32より離陸すると、すぐに左旋回して松山空港を見下ろします。


 四国山地を横断して高知上空へ。



室戸岬から洋上飛行に移り、まもなく紀伊半島の上空を通過。



紀伊半島を横断してから遠州灘に出ました。富士山を見て伊豆半島を横断すると、そろそろ降下し始めて伊豆大島の上空を通過。



京浜工業地帯の上空を通過してRWY34Lより着陸し、16時39分に羽田空港7番スポットに到着。


京急の快特で品川に出た後、山手線1758G(E231系526編成)で上野へ。ふと「鉄道運行情報」のサイトを見ると、長岡~東三条で大雪のため運転を見合わせていましたが、ちょうど運転を再開したところだとか。



上野からはMaxとき341号に乗車。これは3月のダイヤ改正前の話で、充当されたのは今はなきE1系M3編成。自由席車は結構混雑しており、スーツケースをたがいたおばさんの横にやっと座らせてもらいました。席に落ち着くと、松山駅で購入した醤油めしで夕食。


19時51分に長岡駅に到着すると、大雪のために運転を見合わせていた信越線、上越線が動き始めたところで、450Mが到着するまで可也待たされました。1000円ケチらないで新潟まで乗ればよかったかな。当該列車である115系N11編成+L8編成が20時25分頃にやっと到着し、信越本線459Mが発車出来たのは24分遅れの20時31分で、新津駅に帰還したのは21時29分でした。


以上で2012年冬の四国の旅は終了です。今回は内子線の駅を中心に巡ってきましたが、今回の訪問駅のうち、松山、伊予市、内子、伊予大洲を除いて全て無人駅でした。松山地区はいわば「無人駅銀座」で、駅舎のない駅も多かったです。巨大な収入の柱が持てずに民営化出来ないJR四国が駅舎の無人化を徹底するなどして合理化に努めているのだなと感じました。


最後までお読みいただきありがとうございます


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2012年冬 四国の旅(その14)

2012-10-05 21:39:15 | 予讃線

五十崎駅から12時1分発の4638D(キハ32 6)に乗車し、内子町から伊予市へ。徳島地区や高知地区ではJR世代の気動車が躍進する中、松山地区では国鉄末期の気動車が未だに主力です。



12時31分に向井原駅に到着。片面ホーム1面のみの構内ですが、ホームは多少広いです。



まずは駅名標から。向井原駅は「U06」「S06」で、海線と「予讃新線」の分岐駅です。



ホームからは瀬戸内海を望みます。海岸端にある亀みたいな建物は何だろう。



それでは駅舎撮影。高架上に待合所があるだけの無人駅です。



駅から少し歩くと、陸軍上等兵神走堀衛碑を見つけました。



国道56号を少し歩くと、サンクスとバナナ館がありました。バナナ館は果物がしこたま販売されており、地物のポンカンを土産にしました。



駅に戻り、そのポンカンを食べつつ休憩。で、向井原駅はタイプの異なるベンチが並び、13人くらい座れるようになっています。券売機などの類はありません。電化区間と非電化区間とでは無人駅の扱いがまるで違います。



最後に時刻表を。上りは25本(内ワンマン20本)、下りは海線・山線合わせて23本(内ワンマン15本)です。


13時19分発の4920D(キハ54 12)に乗車し、この旅最後の下車駅に向かいます。



13時23分に伊予市駅3番乗り場に到着。2度目の歯磨きを終えた後、右側の2番乗り場に停車中の4640M(7009)に乗り継ぎました。



13時39分に伊予横田駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは狭いです。



では、この旅最後の駅名標を。伊予横田駅は「U03」で、松前町に位置します。駅名標がちょっとボロボロです。



屋根付きの待合所にやってきました。伊予横田駅は無人駅でホーム上にベンチが3脚あるだけですが、伊予市方に券売機があります。



地上に下りて駅全体像を。ホームからはスロープを介して地上に下りる構造になっています。無人駅ながら、バリアフリーに配慮した設計です。



自転車置き場の隣には屋根のある待合室があります。まるで北海道の駅のようですけど、利用者には有り難い存在です。


つづく


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2012年冬 四国の旅(その13)

2012-10-03 00:06:12 | 予讃線

10時36分に内子駅に到着。



駅舎撮影を終えて駅前ロータリーに目を転じると、C12 231が君臨していました。昭和14年に日本車輌で製造され、長らく内子線などで活躍しました。



東方には「未来へ―あしたへ―」のモニュメントがあります。「予讃新線」の開通を記念して、昭和61年5月に地元の高校の美術家の教諭により製作されたそうです。



そうこうするうちに、どこからかボンネットバスがやってきました。レトロな町並みに合わせて導入されたものでしょう。



少ない時間ですが周辺散策。駅前はこれといった建物がなく、閑散としています。内子座までは600m、うだつで有名な八日市護国の町並みまでは800m離れています。



3分ほど歩くと幹線道路に出て、VISTA、Fuji、レディーといったショッピングモールになっていました。


次なる訪問駅・五十崎まではわずか1.6kmですが、道が複雑で歩くと危なそうなので、11時10分発の4635D(キハ32 6)に乗車しました。なぜか4分ほど遅れていました。



3分遅れの11時17分に五十崎駅に到着。片面ホーム1面のみですが、脇に保線用側線があります。



まずは駅名標を。五十崎駅は「U11」。第5回に登場した喜多山駅は隣駅で、駅間徒歩が出来なくはないです。



それでは駅舎撮影。駅前広場より1段高い所にホームがあり、その左側に屋根付きの待合所のある無人駅です。この駅に降り立って内子線全駅下車達成



駅前広場の内子寄りには水洗トイレ。平成11年度宝くじ助成施設です。



折角なので、周辺を歩いてきます。幹線道路を挟んだ向かいには鉄工所。五十崎は「凧と手すき和紙の里」ですが、その工房は東方にあります。



高架をくぐると、へんろみちの道標(左の細い道をゆく)がありました。43番札所・明石寺から44番札所・大宝寺の中間あたりではないでしょうか。お遍路さんにとっては心の支えでしょう。で、その付近のデイリーで食料調達をと思いましたが、あいにくながら定休日



駅に戻り待合所に入りました。ベンチがズラリと並ぶさまは壮観です。券売機などはありません。お昼には少し早いですが、カロリーメイトを食べながらザ・ロイヤルビターで打ち上げ。その間に「宇和海」が2本通り過ぎていきました。


つづく


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2012年冬 四国の旅(その12)

2012-10-01 00:03:46 | 予讃線

8時45分に五郎駅に到着。「予讃新線」開通前の遺構に胸いっぱいになりました。「海線」と内子線の接続が悪いので、いっそのこと新谷駅まで駅間徒歩を敢行します。



踏切を渡って間もなく、矢落川に出会います。新谷駅までのルートの9割以上、この川に沿っていきます。


 しばらくすると、自動車学校の脇を通過。



山々に抱かれた、長閑な景色の中を進みます。2月の旅なので、果樹園はまだ葉が出ていませんでした。



最初の橋を渡って左岸に出ると、松山自動車道に沿って歩きます。付近には大洲IC。



護岸工事のため、2つ目の大久保橋を渡って再び右岸へ。矢落川は、堤防が立派な割には川幅が小さいですね。



次第に新谷の集落に入り、家庭菜園の蜜柑の木も見られます。愛媛県らしい景色です。



川幅が広くなったところで橋を渡ると、再び新谷駅前のローソンへ。50分しか掛からずにあっさり歩けちゃいました。で、そのローソンで最初の歯磨き。



五郎駅を出てちょうど1時間、再び新谷駅に到着しました。あの時には気付きませんでしたが、駅前に公衆トイレがあったのですねそれにしても、列車の利用客には遠くて不便ですね。



朝食がカロリーメイトで小腹が減ったので、長椅子でトップバリューのポテトチップスで少し休憩。10時25分発の4632D(キハ54 6)に乗車しました。



10時36分に内子駅に到着。交換&退避可能駅で、2面3線の構内を有します。我が4632Dも「宇和海8号」に抜かれます。


 
では駅名標を。内子駅は「U10」です。内子駅のホームは3Fにあります。



階段を下りて改札を出ました。右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は7:20~11:55、12:35~14:15、14:35~17:00です。久しぶりに券売機のある駅に出会いました。尚、左手にはトイレ。



それでは駅舎撮影。昭和61年3月3日の「予讃新線」開業時に誕生した、和風のコンパクトな駅舎です。左手の蔵のような建物は「旅里庵」という観光案内所です。


折角なので、周辺を見てきましょう。


つづく


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2012年冬 四国の旅(その11)

2012-09-28 00:03:00 | 予讃線

春賀駅から30分ほど歩き、八多喜駅に到着。



それでは駅舎撮影。コンパクトな簡易駅舎で、右側にトイレがあります。駅舎のない無人駅を多数巡っているからこそ、駅舎のありがたみが分かります。



駅舎内部へ。ベンチが4脚ずつ対面して並んでいます。右手に窓口跡があるので、かつては有人駅だったかもしれません。時間が余ったので、ここで少し休憩。



では駅名標を。かなりボロボロです。八多喜駅は「S15」。S15といえば、「クモハ114-507+クモハ115-507」の編成を思わせます。



ホームから駅裏の様子を。県道が通っており、JA関連のスタンドやAコープ、ローソンplusがあります。



そろそろ出発です。申し遅れましたが、八多喜駅は片面ホーム1面のみの構内です。8時38分発の4915D(キハ32 1)で五郎駅を目指します。勿論ワンマンカーで、結構乗ってました。



8時45分に五郎駅に到着。片面ホーム1面のみの棒線駅に見えますが…。



キハ32 1が出発して構内を見ると、使われていないホームが残っているのが分かります。そう、「予讃新線」開業前は内子線の始発駅で、対面式ホームの2面3線だったことが分かります。



まずは駅名標を。五郎駅は「S17」。「S」はまさか「Shirataki」ではないでしょうね。



それでは駅舎撮影。JR四国標準型の無人駅です。駅前の大きさからすると、以前は木造駅舎があったに違いありません。



待合スペースの様子。ゴミ箱を挟んで茶色のベンチが対称的に並んでいます。勿論、券売機などはありません。



伊予大洲よりの一角には、汲み取り式トイレがあります。JR四国の駅トイレは汲み取り式が多いです。



最後に時刻表を。下り12本(内ワンマン7本)、上り11本(内ワンマン8本)です。次の列車に乗ろうにも9時47分。下りに至っては10時27分…。



誠に名残惜しいですが、今回の旅の最大の目的は内子線全駅下車なので、新谷駅まで駅間徒歩を敢行します。五郎駅は山に囲まれた長閑な無人駅で、かつてはタヌキ駅長が居ました。


つづく


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2012年冬 四国の旅(その10)

2012-09-25 22:50:00 | 予讃線

伊予出石駅から913Dに乗車。券売機が無いので、車掌から210円の乗車券を購入しましたが、次の下車駅も無人駅なのでそのまま回収と相成りました。



7時35分に春賀駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは狭いです。



まずは駅名標から。春賀駅は「S16」。それにしても、駅名標はボロボロです。



続いて時刻表。下り12本(内ワンマン7本)、上り11本(内ワンマン8本)で、早朝に1本通過列車があります。先ほどの伊予出石駅とはタイプが異なります。



入口近くに移動し、駅全体像を。大屋根の下にベンチが4脚あるだけで、券売機もありません。駅裏は一面の田園地帯です。南方には小学校が聳え立っています。



駅前に出ました。存在感を示すために、駅名標が裏にも取り付けられています。「春賀」は「はるか」と読みます。「はるか」といえば関空特急を連想するのは私だけではないでしょうか。



少しでも旅費を節約するため、八多喜駅まで歩きます。駅前の変電所を見ると、なぜかほのぼのとします。



春賀駅を出て8分、大洲市天然記念物・春賀の一本杉に到着。樹齢300年以上、樹高20m、根回り4.7mで、勿論右側の大きな杉の木です。



右手には大きな山塊が君臨し、朝日を浴びてロマンチックな色合いを出しています。



県道に出ると、再び肱川が姿を現します。借景の山々がいいですね。



トンネル近くの踏切から集落道に入り、高台にある天満宮にお参り。一対の狛犬がいいですね。



その神社は高台にあり、眼下には八多喜の集落が広がっています。



ルートに戻り、八多喜駅に向けてラストスパート。古い家並みが続いています。



黒住教八多喜教会の前を通過するといよいよゴールです。上田久太郎生誕の地だそうです。ちなみに、黒住教の教会は、新潟県には無かったような気がします。


その黒住教教会から3分ほど歩き、八多喜駅にゴールしました。


つづく


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2012年冬 四国の旅(その9)

2012-09-23 18:48:34 | 予讃線

2012年2月19日(日)の朝となりました。6:10に起床。西日本の日の出は遅く真っ暗でしたが、身支度を終えると速攻でチェックアウト。この日の愛媛県はです。内子線全駅下車を達成し、JAL1468便などで新潟に帰ります。



ようやく夜が白み始める頃に伊予大洲駅に到着。昭和11年9月改築の木造駅舎で、ファサードが立派です。駅名板のライトアップがあったから撮れたようなもので。トイレは右端にあります。



折角なので、内部も紹介します。手前左側に券売機があり、正面左にはワープ、右には「みどりの窓口」があります。窓口営業時間は7:00~18:00なので、この時間帯は御覧のように無人駅。



右手の待合スペースには和風のつくりの「水郷大洲 きよすく」があります。この時間帯はさすがに準備中です。


260円の乗車券を買って無人の改札をくぐると、目の前に無人のキハ54が停まっていました。うっかり乗りそうになりましたが、これは伊予長浜始発の宇和島行き4911D。



ついでに駅名標を。伊予大洲駅は「U14」「S18」です。長浜回りより内子線経由のほうが4駅少ないってわけ。



3番乗り場に行き、6時48分発の914Dに乗り込みます。「キハ185-3110+キハ185-3107」の編成で、転換クロスシートに身を委ねて優雅にカロリーメイトで朝食タイム。



7時10分に伊予出石駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは狭いです。



では駅名標を。「S13」といえば、つい「クモハ114-502+クモハ115-502」の編成を連想してしまいます。それにしても、22分乗っても大洲市なのですね。



それでは駅舎撮影。階段を上がってホームに上がる構造です。JR四国標準型の無人駅で、伊予長浜方に汲み取り式トイレがあります。



短い時間ですが、肱川を眺めてきます。瀬戸内海に近く、豊かな水量を湛えています。



佐田岬方面に視点を移して。合流点になっており、向こうの山々から水を集めています。旅先で水景を見ると、なぜか胸が一杯になります。



駅に戻って駅裏の様子を。山々に抱かれた狭い平地に住宅が密集しています。



最後に時刻表を。下り12本(内ワンマン7本)、上り11本(内ワンマン8本)で、早朝に通過列車が1本あります。



楽しい時間はあっという間に過ぎ、7時23分発の913D(キハ185-3103+キハ185-3102)で伊予大洲方面へ。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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2012年冬 四国の旅(その8)

2012-09-21 00:09:00 | 予讃線

伊予立川駅から4652Dに乗車。キハ32に乗ったのは、1999年に乗った予土線以来だと思います。



17時ちょうどに伊予中山駅(U08)1番乗り場に到着。交換&退避可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。4652Dはここで小休止。



2番乗り場に行き、駅名標を撮影。伊予立川駅からわずか1駅ですが、内子町から伊予市に入りました。



そうこうするうちに「宇和海20号」がやってきて、抜かれました。この日は寒い一日で、伊予中山にが舞いました。



跨線橋を渡り、駅舎の中へ。無人駅で券売機の類もなく、窓口の跡と思われるものがありました。乗車券は特産品センターで買えということで。



待合スペースの様子。ベンチが10脚並んでおり、中央には木の切り株が鎮座しています。



それでは駅舎撮影。昭和61年3月開業時からの平屋の駅舎で、伊予市方にトイレがあります。駅舎のない無人駅を多く巡っているので、駅舎の有り難味をしみじみと感じました。



駅舎横には顕彰碑。「予讃新線」開業当時の愛媛県知事によって亳毛されました。



駅前にあるロッジのような建物は、伊予市中山町特産品センター。昭和60年9月に設けられました。終いの時間なので人が疎らでしたが、シーズンの昼間ともなれば多くの人で賑わいます。休めるスペースがあったので、ここで缶コーヒーを飲みながら休憩。



この入口にあるのが進(本名 轡田進)の歌碑。郵政省の役人を勤められ、『若葉』の編集長を17年務められました。「ゆかりある 伊予の中山 栗の秋」とありますが、「日本一」と称される旧中山町の栗について詠っています。



駅前には国道56号が通じています。脇道に入れば商店街ですが、このあたりの住民の多くは内子や伊予市の大型スーパーで買い物してるでしょう。



で、伊予大平方に歩を進めると、眼下に中山川が流れています。門前と菩提樹(県重要文化財)のある秦皇山まで6.3kmです。



駅に戻って時刻表を。上り17本、下り16本ですが、内4往復ずつが特急です。



そうこうするうちに、1番乗り場に17時50分発の「宇和海23号」がやってきました。これに乗れば伊予大洲には18時9分に着きますが、特急料金が勿体無いので見送りました。


暗くなったのでスカイワードを読みつつ時間をつぶし、18時17分発の657D(キハ54 10+キハ32 8)に乗車。松山地区のワンマン列車は1両が当たり前で、2両以上であれば「まともな」列車で、車掌も乗務します。


18時44分に伊予大洲駅に到着。この日はホテルオータで1泊します。チェックイン後、付近の香港料理屋にてびっくりチャーハンで夕食。1200円で腹一杯になりました。


つづく


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2012年冬 四国の旅(その7)

2012-09-19 00:00:21 | 予讃線

15時52分に伊予大平駅に到着。



ホーム上からですが、駅前の様子を。古い家々が立ち並び、近くに小学校もあります。



景色がよさそうなので、森川にかかる橋の近くでしばし待機。10分くらい待っただろうか、「宇和海18号」が松山に向けて通過していきました。後ろ1両だけアンパンマン列車でした。周囲は暗く、1/60secでの撮影を強いられました。



にもかかわらず、線路端では菜の花が咲いていました。2月下旬の四国はもう早春なのですね。


16時16分発の4653D(キハ54 11)に乗車して再び山越え。さすがに多くの乗客が乗っていました。



16時31分に伊予立川駅(U09)に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。



では駅名標を。伊予大平駅から2駅ですが、14kmも離れており内子町に入っています。



内子寄りの一角には、8脚ずつベンチが背反して並んでいます。風雨をしのげるタイプではなく、雨の日はきついです。無人駅で券売機などもありません。



地下道を降りて駅前に出ました。駅舎というよりむしろトンネルの入口です。



駅前にある木造の建物は何だろう?答えは汲み取り式トイレです。伊予大平駅にもキハ54の車内にも無かったので、調査終了後すぐさま直行しました。



短い時間ですが周辺散策。駅前を中山川が流れています。橋を渡りきると国道56号に出ます。



川上に視点を移すと、「宇和海」の最大のライバル・松山自動車道の橋梁が見えます。何度も申し上げますが、鉄道旅行で高速道路を見せられると何だか複雑な気分になってきます。



残り時間で地下道の向こうに行ってみると、そこは個人宅の裏庭になっていました。



最後に時刻表を御覧下さい。下り12本(内ワンマン9本)、上り13本(内ワンマン11本)ですが、乗り場がわりと散らばっているのでよく確認しないといけません。


見取り図を描いていると、何時の間にか16時52分発の4652D(キハ32 1)がやってきました。


つづく


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