クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

常磐線(その3-2)~爆弾低気圧にやられて〈後編〉~

2007-07-04 23:33:10 | 常磐線
12時35分にようやく、茨城県最後の駅・大津港に降り立った。


大津港では1時間滞在。国道6号を越えて散策してみたが、常磐線は少し内陸を走っていて、海岸までもう少しのところでタイムアップとなった。

このあたりからいわき以南も乱れ始める。大津港から乗った359M(415系K626+K804)は、2~3分遅れて運転し、勿来到着時に少し勿体ぶったような停まり方をした。これから運転規制か何かありそうな感じだ。


勿来駅は、関所を意識したつくりで、東北の駅100選に選定されている。勿来の関跡まで3km離れている。

359Mが行った後、駅のホワイトボードを見ると、次の列車が43分遅れているとのこと。駅前の地図を見ると、1時間程度で植田まで歩いて行けそうなので、思い切って駅間徒歩にかけてみる。鮫川を渡る時に常磐線が見えたが、運転されている気配は無かった。


植田駅には14時45分頃に到着したが、そこで私を待っていたのは「運転見合わせ」の案内だった。しばらくして、「14時44分発」の案内が出て、一安心。とりあえず泉には進める。

植田14時44分発と思われるいわき行き列車(415系K504+K808)は、入線アナウンスから5分以上後の15時27分に、「徐行」で入線してきた。これで泉まで歩を進めるが、「通常」の速度で丘陵地帯を越える。

 この日の乗り継ぎは、泉にて事実上終了した。

お決まりの通り、駅舎撮影し中に入ると、「スーパーひたち27号」が入線してきた。しかし、風が強くなり、再度運転見合わせに。看板が飛ぶような風では、列車なぞ運転できるはずがない。16時12分にいわき駅前行きの路線バスがあったが、あと1駅行きたいという思いが強かったのか、湯本駅までタクシーを走らせた。


2380円の「追加料金」を払い、明るいうちに湯本駅にたどり着いた。駅構内に足湯あり。「シャボン玉」が発メロとして採用されている。

 湯本駅に入ると、待合室は人で一杯で私の居場所が無い。湯本温泉でゆっくりしてこれから東京方面に帰る人が多いだろうが、彼らはいつ帰れるかわからず不安になっているに違いない。情報によると、高萩から先が停電で全く動いていない状態だ。爆弾低気圧に起因する強風の影響に他ならない。駅員は対応に追われていた。とても「シャボン玉」どころではない。
 小一時間時間を潰したが、状況が変わらない。それどころか、JR職員であろう者が「他の交通機関をご利用ください」と案内する始末。さすがに常磐線で移動することは諦め、いわき駅までバスで行くことに。17時39分頃にバスがやってきた。18時2分頃にいわき駅前に到着し、東横インにチェックインした。湯本駅からいわき駅前までは、バスだと380円で行けた。
 夕食は鮟鱇鍋にありつけず、コンビニの弁当にした。

つづく
コメント
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