2007年6月3日日曜日。7時前に起床。東横インの1Fでおにぎりの朝食をとり、一連の身支度をすませると、7時半を過ぎていた。前回とは違い、外は一面のである。
いわき駅は橋上駅舎工事真っ最中。5ヶ月ぶりの訪問となるが、外観から見る限り、まったく変わっていないように見える。しかし、改札内は足場の組まれているところがあり、人が立つスペースの無いところもある。
7時49分発の525Mでとりあえず夜ノ森へ。415系の8連(K525+K532)で余裕で東側に座れた。
夜ノ森駅はツツジで有名な駅だが、今年は温暖なのか、ツツジは完全に終わっていた。駅舎はT11築と思われる。徒歩5~6分のところに桜のトンネルがある。4月中旬または5月中~下旬の訪問をおすすめする。
散策を終えて駅に戻ると、窓口の向こうから異常を知らせる放送が聞こえてくる。どうやら首都圏で人身事故が起こったようだ。ともあれ、548M(415系K540)で竜田に戻る。
S14築の駅舎
18分の滞在後、665M(701系F2-501編成)で富岡へ。ここまでは定時運転だったが…。
駅の掲示板を見たら、佐貫~牛久での人身事故のため、スーパーひたち7号は45分遅れてるとのこと。常磐線全駅下車には、最後まで輸送障害がつきまとうものだろうか。
滞在時間が1時間半あるので、富岡の町をじっくり歩いていくことにする。駅前は静かだが、国道6号に出ると、賑やかになる。地方では、最も賑わっているところが必ずしも駅付近ではなく、むしろ幹線道路や大形商業施設付近だという傾向が見られる。富岡駅がもともと中心部近くに立地していなかったということもあるが、富岡町ではそれが顕著に見られる。日本の地方は基本的にクルマ圏になったといえる。
富岡駅に戻って早い昼食をとり、44分遅れのスーパーひたち7号(651系K204編成)で1区間だけ利用して大野へ。特急といえど夜ノ森で運転停車し、大野に着いたのは11時50分に。尚、8号車の自動ドアが故障していて、手で開閉する仕組みになっていた。
40分遅れで大野駅に降り立つ。10分後には541M(415系K530編成)がやってきて、そのまま浪江へ北上した。
常磐線全駅下車達成まで後1駅!帰りのプランがほぼ固まったので、みどりの窓口で「はやて22号」の指定をとる。
浪江は作曲家・佐々木俊一を生んだ町であり、駅前にはこのようなモニュメントが建っていた。
10分遅れの670M(415系K530編成)に乗り、常磐線最後の未踏破駅に降り立った。その駅とはどこでしょう?
つづく