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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2006年3連休パスの旅(3日目)

2008-01-31 22:53:34 | 奥羽本線

ここでは、「山形線」の駅巡りについて紹介します。

羽越本線全駅下車達成から一夜明け、2006年9月18日の朝となりました。朝食をとり、7時半頃にチェックアウトして酒田駅に向かいます。ところが、これから乗ろうとしている陸羽西線152Dの発車案内が無いほどなくして放送が流れ、強風のため、陸羽西線が運転見合わせで、これから代行バスが出るとのこと。あれこれ迷って1本目のバスに乗り遅れ、続行便で新庄駅へ。砂越~北余目間のあの最上川橋梁付近は確かに風が強い。

9時前に新庄駅に到着。吸い込まれるかのように、9時4分発の山形行1432M(719系Y3編成)に乗車しました。9時20分に北大石田に到着し、ここで最初の途中下車。



片面ホームのみの無人駅で、周辺には田んぼと林しかなく、うっしーさんのサイトにも掲載されています。しかし、14分後の1427M(719系Y4編成)に乗車し、舟形に向かいました。



新庄から1駅目にあたり、単線から複線への変わり目の駅で、ホームは2面2線(中線撤去)です。駅舎というものは存在せず、観光物産センターで切符の販売を行なっていますが、この日は営業しておりませんでした。右側の建物は、トイレと診療所です。


小国川の畔に行ってつばさを撮影し、10時23分発の1434M(719系Y4編成)で袖崎へ南下しました。



単線区間にある無人駅で、ホームは1面2線です。この近くは蕎麦畑が多く、駅前にも蕎麦屋さんがありました。しかし、28分後にやってきた、11時10分発の1429M(701系Z9編成)で芦沢へと向かうのでありました。



新庄から2駅目にあたり、この駅を境に複線から単線に変わります。2面2線(中線撤去)のホームを有する委託駅です。


芦沢では34分の滞在。近くのコンビニで日本蕎麦を調達し、昼食にしますが、駅前の道路は国道13号で、横断するのに難儀しました。11時57分発の1436M(701系Z9編成)で山形方面へ上りました。



12時29分に乱川に到着です。片面ホームと真新しい待合室のみの無人駅で、山形新幹線延伸前は、普通列車でも通過列車がありました。



乱川駅の東側は住宅地ですが、西側は果樹園で、ラ・フランスが実を付けていました。


12時50分発の1433M(719系Y5編成)で1駅北上し、神町に下車しました。この駅で今回の奥羽線駅巡りを締めました。



昭和22年9月築の大きな駅舎で、私的にはお気に入りの駅の1つです。このような駅舎になったのは、かつてここに海軍の航空基地があったことに由来し、駅には米軍の輸送管理になたるRTOが置かれていました。待合室は広くベンチが多いですが、駅舎の右側の部分が共用されているに過ぎず、将官クラスの乗降が行なわれた、左側の立派な出入り口の部分と、駅事務室の部分は閉鎖されています。2006年春から完全無人駅となり、今後の動向が心配です。片面ホームのみの配線で、交換設備が撤去されてから久しいです。


13時32分発の1433M(719系Y5編成)で天童へ向かい、「つばさ118号」(400系L9編成)で一気に上野へ抜けましたが、「つばさ」の自由席は激パ状態で、車内放送の録音に専念していました。

上野での途中下車を挟んだ後、上野弁当を購入し、「とき371号」(200系K51編成)で新潟へ。疲れていたので、19時44分発の238Dで新津に帰りました。


2006年3連休パスの旅  おわり


参考文献  杉行恭 『駅舎再発見』

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