15時6分に美々駅に到着。2面3線の構内で、我が2781Mは「スーパー北斗9号」に抜かれるため5分ほど停車。それにしても、この駅の跨線橋には屋根がないですね。駅裏には貝塚があるらしいです。
植苗駅と同じ設計の簡易駅舎の無人駅で、財産票も同じ「昭和56年1月24日」です。
駅舎内部の様子。落書きが酷いですね。中には「飛行機に乗り遅れそう」というものもあり、実際に新千歳空港の最寄り駅と勘違いして下車する輩もいるそうです。
1時間あることだし、とにかく歩いてみようか。駅前には結構交通量の激しい道路がありますが、とにかく原野ばかりで何もありません。航空会社名が即座に判別できるほどすれすれで飛行機が頻繁に離着陸するのを除いては。
10分弱歩くとR36に出ます。多くの車が高速道路と遜色ないスピードで行き交っていますが、交差点近くに生コンの工場があるだけ。西側には滑走路、東側には原野(写真)の構図が形成されており、人家は全くありません。
少し早めに駅に戻り、駅名標と原野を。これだけ驚きいっぱいの駅なので、うっしーさんの「秘境駅ランキング」でもベスト100に入っています。入線音の録音に成功し、16時10分発の2789M(731系G108編成)にて次なる未乗降駅を目指します。
16時21分に長都駅(H12)に到着。
構内は2面2線ですが、改札内に連絡通路はありません!ホームは可也狭め。
西口に出てみました。白い建物が一応駅舎で、平成元年の改築だそうです。待合所とトイレがあるだけで窓口はありません。空調も入っておらずサウナ状態です。
改札・券売機は専用の建物にありますが、駅員は配置されていません。
駅前にはキリンビールの工場があります。次の駅に行く前に日本のビールのシェアNo.1を見せられた形です。
自由通路を通って東口に出ました。高さをホームに合わせた関係で地上より少し高くなっています。構造については西口と同一です(待合室はない)。付近は住宅地となっており、セイコーマートが目の前です。
ダイヤの関係上、長都滞在を16分に済ませ、16時37分発の1791M(731系G120編成)で次なる下車駅へ。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問