クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

男鹿線全駅下車の旅(その6)

2010-10-13 23:27:03 | 北東北地区

男鹿線1134Dは、13時4分に出戸浜駅に到着。交換設備が撤去されて棒線駅となっており、反対側に廃ホームが残されています。降りたとき、私の他にクラシックカメラで撮影している夫婦も居ました。



それでは駅舎撮影。平成18年2月築の簡易駅舎で、券売機と小さな待合室のある無人駅です。右隣にトイレがあります。



わずか13分の滞在ですが、周辺を歩きます。駅前は床屋などがある閑静な住宅地ですが、海岸に向かって道が伸びています。


男鹿線全駅下車達成すべく、13時17分発の1133D(キハ40 547+キハ40 544)に乗車します。奥羽線の列車が遅れていたのか、4分遅れでの運転でした。



13時28分に二田駅に到着。交換可能駅で、島式ホームの1面2線に保線用側線1本がある構内です。駅裏は藤原記念病院です。



跨線橋を渡り、駅舎に入ります。天井側面の窓から光が差し込む待合室です。委託ながらも駅員が配置され、窓口営業時間は8:00~18:00です。それ以外の時間帯は乗車駅証明書発行機での対応となります。窓口の隣にトイレがあります。



それでは駅舎撮影。三角屋根が特徴の、可愛らしい駅舎です。平成6年10月築。この駅に降り立って、男鹿線全駅下車達成



二田での滞在時間は24分。それなりに周辺散策。駅前通りを3分ほど歩くと、潟上市役所天王支所に到着。もと天王市役所で、少し古いコンクリートの建築物です。付近には郵便局。



駅舎の脇に目を転じると、三角屋根の農業倉庫が多数並んでいました。二田駅は、かつて農作物の積み出しが行なわれたに違いありません。


歯磨きをしていると、あっという間に帰りの時間となりました。2分遅れの13時52分発の1136D(キハ40 2088+キハ40 536)に乗車して秋田に戻ります。どの上り列車もそうでしたが、この日はさすがにUターンの客が多数乗り込んでいました。



定刻14時23分に秋田駅3番線に到着。金萬を購入した後、14時46分発の羽越本線542M(701系N30編成+N17編成)に乗り継ぎました。



羽後本荘で後ろのN17編成を切り離し、定刻16時55分に秋田駅2番線に到着。折り返し時間があったからよかったものを、危うくお土産の金萬を忘れていくところでした。


17時22分発の832Dで帰路に就きます。「キハ110-206+キハ110-216」の2両編成。この日はさすがに長距離客が多かったものの、誠に遺憾なことに、キハ110-206の前から2つ目の海側ボックスが空調故障(?)のため利用不可でした。


以上で男鹿線の駅巡りは終了です。男鹿線は、もともと追分から船川港まで貨物を輸送するために建設された路線で、平成14年まで貨物列車が走っていました。現在ではこれらが廃止されて専ら秋田から男鹿への近郊輸送に徹しており、今後使われそうに無い側線を多くもつ構内をもつ駅も見受けられました。男鹿線は、私にとって衝撃的な路線であり、兵どもの夢の跡にも感じました。


10月も半ばに差し掛かりましたが、夏の乗り継ぎ旅行はまだまだ続きます。今後も「クハ481-103の駅巡り旅のページ」を宜しくお願いします。


男鹿線全駅下車の旅   おわり
コメント
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