日吉大社を一通り見た後は、旧竹林院へ。
間もなく到着。元里坊(延暦寺の僧侶の隠居所)の1つで、2棟の茶室と四阿(あづまや)は大正年間に建てられました。入園料は310円。障害者手帳が使えることは使えますが、市内在住者のみなんですね。
四阿の中には大小様々な盆栽が並んでおり、被写体に迷うほどです。300円払った価値は十二分にありました。
次は肝心の庭園です。八王子山を借景にしており、地形を巧みに利用しながら滝組と築山を配しています。大宮川の清流が園内を駆け巡り、木々も苔もしっかり手入れされており、素晴しい庭園です。
ここで茶会をしたら、さぞかし絵になるでしょう。この約3300㎡の日本庭園は、国指定名勝庭園となっています。
最後に、入口にあるカシワバアジサイを。6月初旬に旅してよかったと思います。
旧竹林院から比叡山坂本駅に向かう途中、律院に立ち寄りました。回廊の石畳が良く手入れされています。
この後も、比叡山坂本駅に向かって下ります。周囲は小さな寺院が並び、その間は石積みの町並みが続いています。
京阪電鉄石山坂本線の坂本駅を越え、坂本3丁目の一の鳥居までやってきました。脇には小さな神社があります。
セブンイレブンの交差点を越えると、何時の間にか比叡山坂本駅西口に到着。10時2分頃でした。すぐそばは湖西道路のICです。
交差点を渡って駅舎内部へ。3台の自動改札の横に無理矢理設えられたようなエレベーターがありますが、例によって改札外からは利用できません。左手には「みどりの窓口」があり、営業時間は6:30~22:00です。尚、トイレは改札内の奥にあります。
通路を挟んで向かいには、ラーメン屋とスナックがあります。また、スナックの裏側には弁当屋があります。
さて、東口に出ました。典型的な高架下駅舎です。こちらにはロータリーがあり、アーケードからして延暦寺・日吉大社の門前町の駅の雰囲気が漂ってきます。
横断歩道を渡って、坂本石積みの郷公園へ。既に歩いてきた町並みじゃないですか。
公園最東端には、凛々しい19歳のお坊さんの像が建っています。誰だと思いますか?中学の社会科にも登場する、天台宗の開祖である最澄です。
その公園には、ちょっとした日本庭園があります。折角なので、湘南色の113系と絡めてみました。
180円の片道乗車券を購入し、ホームに上がりました。この時点で湖西線全駅下車達成。湖西線駅巡りを終えて眺める坂本の町並みと琵琶湖は格別です。
そろそろ出発の時間となりました。申し遅れましたが、比叡山坂本駅は島式ホーム1面2線の構内です。横には湖西道路が通じています。10時32分発の2819M(113系L15編成)に乗車し、湖西線を後にしました。見所が多い路線なので、機会があればまた乗りたいです。
旅はまだまだ続きます。
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