災害の年となった2011年も大詰めを迎え、いよいよ冬の「青春18」シーズンの到来です。皆様はどちらへ旅されるのでしょうか。
これからお伝えするのは、2011年8月6日(土)の「青春18」旅行です。本来なら7月30日(土)に実行する予定でしたが、1週延びたのには大きな理由があります。ちょうど「2011年新潟・福島豪雨」に当たってしまい、上越線はもとより新津発着のJR線も全滅でした。長岡方面が運転再開したのが31日の夕方だったので、この週末は乗り継ぎ出来ませんでした。8月14日に2度目を使う予定だったので、この日に実行と相成りました。
それでは出発しましょう。今回は中央本線を選択しました。
2011年8月5日(金)。亀に餌をやり、22時5分に出発して自転車で新津駅へ。22時25分発の信越本線2557M(115系L12編成)で新潟駅へ。20分の乗車時間を利用し、加茂錦で一杯やりました。上越線の六日町~越後湯沢が未だに土砂流出から復旧しておらず「ムーンライトえちご」が運休したので、止む無く新潟駅からウィーラートラベルのお世話になりました。定価で入手したので、スタンダードで4730円もしました。客層は大半が私より全然年下でした。眠れないのでルートを見ると、燕三条、長岡でお客さんを乗せる際には一旦高速を下りて駅まで乗り付けていきました。
当初は品川駅南口まで乗る予定でしたが、5時30分に新宿西口に下車。東京都内は。JR新宿駅まで10分歩き、ようやく「青春18」に最初の日付印を入れてもらい、中央本線519T(E233系T26編成)に乗車。
立川駅にて6時43分発の523M(115系C5編成)に乗り継ぎ、ボックスに収まって朝食にしました。藤野にて相方の女性が下車した後、富士見にハイキングに行くという女性グループに囲まれました。
7時56分に笹子駅に到着。島式ホーム1面2線の構内ですが、ホームは狭いです。
地下道を通って駅舎の中へ。簡易Suicaがあるだけの無人駅で、窓口も無ければ券売機もありません。ホーム側にトイレがあります。
それでは駅舎撮影。典型的な国鉄後期様式の平屋の駅舎です。昭和41年のスイッチバック廃止時に建てられたと思われます。
駅前にある笹子隧道記念碑。笹子トンネルは、明治29年に着工して明治35年に完成しました。全長は4656mで、当時は東洋一のトンネルでした。
それでは周辺散策。笹一酒造に向かって歩いていくと、ちょうどE351系スーパーあずさが通過していきました。
駅から3分ほど歩いて笹一酒造に到着。売店などがありますが、さすがにこの時間は従業員が出勤したばかり。
その入口には世界平和大太鼓。樋胴太鼓という種類で、太鼓口径15尺8寸(4m80cm)、胴全長16尺3寸(4m95cm)、重量2tで「世界一の平和大太鼓」にギネス登録されています。
その裏側にはラオウ&黒王像。なぜ、世界平和大太鼓に北斗の拳なのでしょう。
1度目の歯磨きを済ませて駅に戻ります。その途中には笹子餅本舗がありますが、さすがにこの時間は開店前。いつか食べたいな。
駅に戻るともうTIMEUP。スイッチバック跡を見る時間はありませんでした。
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