クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

湖西線全駅下車の旅(その16)

2011-11-15 00:06:23 | 山陰線

前回はこちら


湖西線2819Mは、10時49分に京都駅に到着。余興篇として山陰本線の駅をいくつか巡ります。速攻で山陰線乗り場に行き、10時57分発の山陰本線1235M(221系K9編成)に乗り継ぎました。さすがは大観光地を抱えるだけあって、先頭の方で席にありつくのがやっと。



11時8分に花園駅に到着。島式ホーム1面2線の構内で、京都方ではドーム状の上屋に覆われています。



階段を下りて改札を出ました。4台の自動改札の右側に「みどりの窓口」があり、営業時間は5:30~22:00(休み3回)です。トイレは、改札内の右手の階段の脇にあります。



それでは駅舎撮影。平成8年12月に改築された高架駅です。SLの動輪の上半分のファサードが付いているように見えます。国鉄時代の雰囲気を残す湖西線の高架駅とは一味も二味も雰囲気が異なります。右隣には自転車置き場が、左隣にはデイリーが入っています。



それでは周辺散策。線路側には泉谷病院があります。腹が減ったので、近くの「餃子の王将」で少し早い昼食にしました。折角なので、餃子の付いたスタミナ定食にしました。



折角京都に行ったことだし、法金剛院を訪問します。律宗・唐招提寺に属しており、山号は五位山。平安時代の初め、天長の頃(830年)右大臣清原夏野が山荘を建て、死後、寺として双丘寺としました。次いで、文徳天皇が天安2年(858年)に大きな伽藍を建て、定額寺に列し天安寺とされました。法金剛院になったのは、平安時代末期の大治5年(1130年)のことです。本尊は阿弥陀如来。



本堂を見終わった後、日本庭園を周回します。ちょうど紫陽花が盛りになるところでした。



ガクアジサイとカシワバアジサイ。2011年6月5日に訪問しましたが、こんなにも素晴しい紫陽花を見られました。付近には特別名勝である青女の滝がありますが、余りにも撮影条件が厳しく、撮り忘れてしまいました



法金剛院の名物の1つ・待賢門院堀河の歌碑。百人一首でお馴染みの和歌です。なぜ、鳥羽天皇の中宮である待賢門院堀河の歌碑があるのか?天安寺を復興し、この寺を法金剛院としたからです。



中央にある池に出ました。見事なまでの紫陽花とサツキの組み合わせ。



池越しに本堂を望む。誠に絵になる風景で、実際、写生に訪れる人が多かったです。



半島の対岸から。見事なまでのサツキとハナミズキの組み合わせ。



本堂付近から対岸を望む。菖蒲と池の絶妙な組み合わせです。こんなに早い時期に菖蒲が咲いているのは、矢張り京都ならではです。



最後に、ガクアジサイとサツキの組み合わせ。見事なまでの「池泉廻遊式浄土庭園」で、400円の拝観料を払った価値がありました。待賢門院が極楽浄土として造園させたものです。「青女の滝」の作者は、石立の僧・林賢と静意です。平安時代の庭園で作者が分かっており、遺構もはっきりしているのは誠に珍しいケースです。


つづく


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