ここで、「きらきらうえつ」に関する話題をお伝えします。
2日遅れとなりますが、2011年11月23日、「きらきらうえつ」は運転開始からちょうど10周年を迎えました。これに伴い、新潟駅でセレモニーが実施され、にいがた観光大使と4体のゆるキャラが出動し、くす玉開花や新潟駅長による発車合図も行なわれました。
それでは、「きらきらうえつ」の概要をざっと紹介します。「きらきらうえつ」は、新潟から白新線・羽越本線を通るリゾートトレインで、基本的には酒田終着で、時によっては象潟または羽後本荘まで延長運転します。運転日は、基本的に金、土、日曜です。下りは新潟駅を10時15分に発車し、上りは新潟駅に18時32分に到着します。車両は、485系改造車(700番台)の4両編成で、1,3,4号車はハイデッカーの普通車指定席、2号車はボックス席付きのラウンジカー(茶屋)となっています。快速扱いでありながら、観光案内スペースがあってレンタカーやツアーの予約まで出来るので、乗って楽しい乗り得列車です。
それでは、きらきらうえつ運転開始10周年イベントの模様をお伝えします。
9時30頃に新潟駅6番線に行ってみると、そこはゆるキャラの大撮影会でした。これは、村上市のゆるキャラ・サケリン。頭部が鮭で、体がワンカップです。
続いて、新潟県のゆるキャラ・トッキッキ。あの国体以降も大活躍です。後方にはレルヒさん。
回送の485系T18編成が入線して発車し、この日一日車掌を務めた子供達と記念撮影。1体切れていますが、左から山形県のゆるキャラ・ペロリン、トッキッキ、サケリンの順です。
そのT18編成が出発しましたが、左端のレルヒさんと交えて。レルヒさんはノッポですね。
肝心の「きらきらうえつ」が9時50分頃に6番線に入線し、セレモニーが始まりました。10周年だからといって、特別な装飾はありません。停止位置が通常より新発田寄りです。
横断幕と先頭部。これは絵になる風景ですが、新潟支社が「きらきらうえつ」をこれからも育てていこうという姿勢が見て取れます。
にいがた観光大使も出動し、10時5分にくす玉開花。先頭のペロリンが喜んでいました。
「北越4号」が出発し、そのくす玉の中身を公開します。「おかげさまでデビュー10周年」。
定刻10時15分、新潟駅長の合図で「きらきらうえつ」は例のミュージックホーンを高らかに鳴らし、酒田に向けて出発しました。その模様は写しませんでした。これは報道写真家のものですから。
今回は事実上のゆるキャラ撮影会でしたが、「きらきらうえつ」ではこれからも様々な記念イベントが行なわれます。この機会に利用されてはいかがでしょうか。485系700番台から新車に移行しても、「きらきらうえつ」が末永く走り続けることを信じましょう。
<ブログランキングに参加しています。是非ワンクリックお願いします。>