先日は失礼致しました。総武本線駅巡りに戻りましょう。
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10時8分に猿田駅に到着。
駅から西方に5分ほど歩くと、猿田神社の鳥居に到着。総武本線を跨いで本殿に向かいます。
参道を上がって本殿に到着すると、一対の狛犬がお出迎え。この社殿は延宝8年(1680年)の再建です。旅の安全を祈願してきました。
本殿を横から見て。桃山形式を彷彿とさせる秀逸なつくりで、千葉県指定文化財に指定されています。
その本殿の脇には旧本殿の礎石が遺されています。昭和33年に出土しています。
猿田神社にはもう1つ見所があります。これはスタジイの極相林です。千葉県天然記念物に指定されており、保全地域にも指定されています。ここで湧き出るミネラルウォーターを土産にしました。
猿田神社の御本尊は猿田彦大神、天鈿女命、菊理姫命にして第11代垂仁天皇25年冬、霊光神託あって宮柱が成り、以来この地に鎮座しています。例大祭は11月15日で、庚申の年毎に神幸祭が行なわれます。
総武本線にも大きな神社に近い駅があったのは大きな発見でした。駅に戻って少し休憩した後、11時4分発の348M(209系C431編成)に乗車して千葉方面に向かいました。
11時16分に旭駅に到着。交換&退避可能駅で、2面3線の構内を有します。
それでは駅舎撮影。昭和41年4月築のコンクリ駅舎で、事務室部分のみが2階建てです。トイレは右端です。
次に、駅舎内を紹介します。3台の自動改札の横に「みどりの窓口」があり、営業時間は6:30~20:00(休み10回)です。乗車駅証明書発行機もあります。
その右手には20人くらい座れる待合スペースがあり、KIOSKも併設されています。
駅前には中宮大神があります。神社の跡かな。
それでは周辺散策。駅から3分ほど歩くと、市民会館や市立図書館があります。文化施設がこれほど利便性の良い場所にある駅は、他には和邇駅くらいかな。
駅に戻ると、旭市七夕市民祭り復興記念サンドアート「翼」(保坂俊彦 2011年)を発見しました。旭市内にも、このたびの東北地方太平洋沖地震による大津波で水没した箇所もあり、東日本大震災からの復興の証を1つ発見しました。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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