現在、新潟駅の旧5,6,7番線では高架の形が出来つつあり、今にも上越新幹線と同じ高さまで上がろうかという勢いです。そんな中、4番線では、東跨線橋からの乗換通路が6月29日に変更となり、更に7月13日には西跨線橋からの乗換通路も変更となりました。新潟駅高架化工事はこれからが佳境といったところでしょう。
それでは、ここ2週間の新潟駅高架化工事を見てみましょう。
2014年6月28日。旧5番線の屋根が徐々に剥ぎ取られており、新幹線側では構造物が出来つつあります。
東跨線橋から西跨線橋への通路から。作業員が何かを運んでますね。
西跨線橋から白山方を望む。こちらも高架橋の工事が進んでいました。
4番線の西側には何か意味ありげな構造物が。ひょっとしたら、乗換通路になるかもしれませんね。
2014年6月29日。東跨線橋から4番線への乗換通路が変更となりました。6両編成の列車でもこの入り口からは狭いホームをしばらく歩かされます。
東跨線橋から4番線への連絡口。白山方ではなく東新潟方に曲げられます。
2014年7月5日。西側自由通路の真下から。よく見ると、3階部分まで高架が積み上げられようとしていますね。
旧5番線では、穴がある規則に従って掘られていますね。そこでも高架の基礎がつくられようとしています。
2014年7月7日。17時40分を過ぎても高架化工事はたけなわです。で、手前のオレンジ色の板は、もしかして乗換通路の屋根??
2014年7月10日。東跨線橋から越後石山方にはクレーン車がドカンと置かれており、大きな構造物もありました。東側自由通路の袂には残土のプリン。
2014年7月12日。ふと高架の下部を見てみると、意味ありげな大きな空間が。
2014年7月13日。遂に、4番線の西側の乗換通路が変更となりました。4番線に到着する列車から降り立った乗客は、一旦白山方に迂回させられます。
その乗換通路の出た先(入口)。何と、改札内のトイレと南口の西側改札の目の前ではないですか!よく見ないと間違えそうです。
これまで4番線への階段であったブースは完全に閉鎖されました。連絡通路から4番線のホームには直接出れなくなったのです。
4番線乗換通路変更レポートは以上です。今回の通路変更の理由は、旧5番線にも高架橋をつくるのが目的だったのではないでしょうか。北陸新幹線開業後、「北越」が廃止となって列車本数が減少したら、4番線を廃止するのかもしれません。通路が曲げられているので、4番線の列車をご利用の際は時間に余裕を持たせた方がいいですよ。