いよいよ夏の「青春18きっぷ」シーズンに突入し、遠方に出かける計画を立てられている方も多いでしょう。私も北上線駅巡りとか江差線全駅下車達成などを考えています。
でも、これからお伝えするのは、北陸新幹線開業直前スペシャル第3弾・越美北線全駅下車の旅です。2013年のGWに実施したので、「青春18きっぷ」は使えず、新津~勝原の往復乗車券などを使いました。また、新潟から大阪方面への夜行列車はすでになく、福井に前泊することに。
さて、出発の前に越美北線の概要を紹介します。越美北線は、越前花堂と九頭竜湖を結ぶ、全長52.5km、駅数21の地方交通線です。「北線」があれば「南線」はどこかというと、現在の長良川鉄道(美濃太田~北濃)なのです。もともとは越前花堂と美濃太田を結ぶ計画でしたが、九頭竜湖から北濃の間が未成のまま国鉄民営化を迎えて今に至っているのです。車両については全てキハ120系となっており、単行または2両編成で運転されています。
それでは出発しましょう。
2013年5月3日(金)。信越線442Mが出発する少し前に、弟に新津駅まで送ってもらいます。そして、15時34分発の「北越8号」(485系R26編成)で出発。自由席の列には家族連れなどが多く並んでたので、4月下旬に指定を取って大正解でした。
日本海が見える席に陣取って柳都で一杯やりました。乗り始めは快適そのものでしたが、長岡で大量に乗り込んで私の隣にも子供が座ってきました。完全に油断してました。直江津到着時に「春の歌」が、富山到着時には「主よ、人の望みを喜びよ」が流れました。富山を出てからは夕食タイム。
「主よ、人の望みを喜びよ」が流れ、18時59分に金沢駅に到着。「クロハ481-3026」に行ってみましたが、矢張りヘッドマークは真っ黒でした。
特急料金節約のため、19時18分発の北陸線368M(521系M05編成+G05編成)に乗車。矢張り、帰宅客で結構混んでました。
加賀温泉駅では「サンダーバード44号」に抜かれます。683系W34編成+V34編成でした。これを見送って福井駅には20時48分に到着。その後、東横インで2泊しました。
つづく