小和清水駅を出て53分で美山駅に到着。
それでは駅舎撮影。平成15年12月改築の、「美山観光ターミナル」という木造駅舎です。トイレは福井方にあります。
では、駅舎の中へ。ベンチが2つ置かれています。無人駅で、券売機の類もありません。
ショーケースには美山町の特産品や銘菓が展示されています。
駅前の様子。道路を挟んで向かいには越前信用金庫があり、隣には郵便局もあります。
構内踏切を渡ってホームへ。申し遅れましたが、美山駅は交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。9時40分発の725D(キハ120 203+キハ120 202)に乗車して九頭竜湖方面へ。
越前大野駅にて「キハ120 202」を切り離します。多くの乗客を集めており、連結器近くは人だかりが出来てました。「キハ120 203」のみになった725Dは、まるで葬式鉄であるかのごとく混雑してました。
10時42分に越前下山駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。下車したのは私1人。
725Dは、終点・九頭竜湖に向けて発車していきました。
それでは駅舎撮影。昭和47年12月の開業以来のブロック積みの待合所です。トイレはありません。
一旦、駅舎の中へ。明かり取りの窓があり、明るい印象です。木造ベンチが設えられており、座布団が敷かれておりおもてなしが温かいです。
ついでに時刻表を。1日5本ずつで、駅巡りに使えるのは実質3本しかありません。
越前下山駅の名物といえばコレ。「九頭竜温泉駅」の駅名標です。その「九頭竜温泉」とは平成の湯のことであり、東方600mのところにあります。
東方ではなく西方に向けて周辺散策。駅前は日本の原風景そのものです。
そのまま進むと荒島岳(1523.5m)が目の前に。そう、越前下山駅は荒島岳の登山口の駅で、上りが4時間40分くらいといわれています。
短い周辺散策を終えて、駅に戻りました。駅前の民家では桜が可愛く咲いてました。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問