2014年春シーズンの乗り継ぎ旅のUPはまだ終わっていません。これより、2014年3月29日(土)の乗り継ぎ旅をお伝えします。この旅のタイトルは「五日市線全駅下車の旅」ですが、本来ならば「京葉線全駅下車の旅」となる予定でした。勿論、これには深い訳がありました。
自転車で新津駅へ。例によって「18きっぷ」などを改札にかがすと駅員から何やら言付けが。「ムーンライトえちご」は車両点検のため、まだ新潟駅を発車しておりません。」と。
果たして、当の485系K1編成は20分遅れで新津駅3番線に到着。しかし、発車する気配は無く、そのまま運転打ち切りに。何でもMG故障だとか。新潟発車時に1ユニットだけで動いてたという記事も。
私の乗車した3号車は平静を保っていましたが、他の号車では東京方面の足が奪われた「18きっぱー」達が車掌に向かって延々と罵声を浴びせ続けるという、決して望ましくない光景が。下りの「えちご」の折り返しで代替輸送という話も出てました。
すったもんだの末、7番に留置されていた115系N13編成で新潟駅に送られ、「Maxとき302号」(E4系P6編成+P18編成)で代替輸送と相成りました。乗り込んだら束の間の睡眠時間。
高崎駅で下車し、八高線226D(キハ112-206+キハ111-206)に乗り継ぎました。
ここで、これから巡る五日市線の概要を紹介します。五日市線は、拝島と武蔵五日市を結ぶ、全長11.1km、駅数6の盲腸線です。今年の4月21日に五日市鉄道として開業してから90周年を迎え、4月18日にはセレモニーが催されました。終点の武蔵五日市はハイキングの拠点駅であり、土休日には新宿からの「ホリデー快速」も乗り入れますが、沿線では急速に高齢化が進行しており、今春のダイヤ改正では日中帯において20分ヘッドから30分ヘッドに改められています。尚、車両については、全て「青」のE233系となっています。
高麗川にて八高線870Eに乗り継いで拝島に出た後、五日市線963(E233系青668編成)に乗り継いで熊川駅へ。片面ホーム1面のみの構内です。
改札をくぐる前に珍アイテムを。JR東日本では珍しい国鉄様式の駅名標です
では駅舎の中へ。駅員は居るものの、乗車券の販売をしておらず、配置されている時間帯も7:35~15:55です。その手前には自動券売機があり、運用時間は5:20~24:20です。
それでは駅舎撮影。「駅舎」といっても待合スペースはありません。右手の小さな建物はトイレです。
ぽかぽか陽気に誘われて周辺散策。駅前は閑静な住宅地ですが、1つ五日市寄りの踏切を渡ると新多摩街道が通じていました。
間もなくすると、玉川上水を渡ります。桜の名所なのかな。
西側は東側とはまるで異なる風情です。かの太宰治が入水自殺したとか。ここで駅に戻ります。
駅に戻ると、特徴的な「9」の形をした案内板が。福生市は中々秀逸な公物を生み出しますね。
つづく
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