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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

由利高原鉄道全駅下車の旅(その7)

2017-04-25 19:00:15 | 羽越本線

先日はN15編成追悼記事をお伝えしました。由利高原鉄道駅巡りに戻りましょう。


その6はこちら



17時23分に薬師堂駅に到着。35分の滞在時間を利用して周辺散策。羽越本線の踏切を渡ると醫薬神社の参道へ。



階段を上がり切ると本殿へ。由利高原鉄道全駅下車達成を誓ってきました。で、「薬師堂」の由来はこれではないかと。創建が718年という歴史ある神社です。



で、境内からは本荘の街並みが手に取るように



駅前に戻りました。国道108号沿いには「なかにし」と「麺屋新月」がありますが、夕食にするには余りにも時間が短すぎ。よって、南方のローソンで夕食を買い出ししたのみ。尚、北方にはファミリーマートが。



出発前に天井を。薬師堂駅旧駅舎(なかみち食堂寄贈)が目に入りました。国鉄矢島線の時代はオンボロの木造駅舎だったのです。


17時58分発の19D(YR3002)で由利高原鉄道全駅下車達成の地へ。



18時2分に子吉駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



では駅舎の中へ。狭いスペースに木造のベンチが1列に設えられています。「玉ノ池簡易郵便局」が併設されていましたが、一昨年の大晦日をもって閉鎖されました。



それでは駅舎撮影。平成23年12月20日築の、三角屋根の木造駅舎です。トイレはありません。この駅に降り立って由利高原鉄道全駅下車達成



時刻表を。何度も登場しますが、由利高原鉄道は14往復(多客期は17往復)です。滞在時間は27分。



日没前に駅前を。目の前には国道108号。西側には日本海東北道が。



駅前のバス停は「玉ノ池」。1日10本です。



駅に戻って飛良泉で打ち上げ。で、天井を見ると、橋本広真の絵画が。子吉駅の旧駅舎です。



18時29分発の20D(YR2002)に乗車し、いよいよ帰路へ。



18時36分に羽後本荘駅に到着。旅の最後に、川越工業高校電気科電車班の面々を。すっかり暗くなり、18時47分発の羽越本線552M(701系N7編成)で酒田へ。



酒田到着後、すぐに834Dで村上へ。「キハ40 585+キハ47 1517」の編成だったので、新潟から来て酒田から帰るところだという眼鏡女子と相席に。村上到着後、羽越本線952M(E129系B16編成)~信越線2556M(E129系B17編成)と乗り継いで新津に帰還しました。


 「由利高原鉄道全駅下車の旅」は以上です。今回は薬師堂から矢島までの全11駅を巡ってきましたが、3セク転換後に新設された曲沢、吉沢の両駅及び曲がり屋の木造駅舎が残る久保田を除いては、近年に仕立てられた木造駅舎でした。また、車両についても、ロング、クロスを問わず、飲み物や弁当などが置けるテーブルが設けられており、JR東日本秋田支社にはない「本気度」というものを感じました。「楽楽遊遊乗車券」も1000円という良心的な価格設定で、地元客のみならず、「鉄道ファン」をも顧客ととらえたマネジメントをしていると感じました。
 ところで、熊本地震から1年が経ち、JR各社は「リメンバー九州キャンペーン」なるものを展開しています。次は、「長崎本線全駅下車への道・第1回」をお伝えします。


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