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紀勢本線240Mは、14時10分に和歌山駅に到着。1日乗車券を購入し、25分発のたま電車(2705+2275)に乗り継ぎます。
では「たま電車」の中へ。水戸岡デザインのロングシートです。広告も「たま」。
号車間には「TAMADEN」の暖簾が
車両の中ほどには、「たま文庫」「いちご文庫」「ぽち文庫」が。
そして、窓枠にはたま型の電燈が。
貴志駅に着くまでの間、貴志川線の概要を紹介します。貴志川線は、和歌山と貴志を結ぶ、全長14.3km、駅数13のローカル線です。もともとは南海貴志川線でしたが、南海本線とは接続しておらず、2003年には廃線が表明されました。そこで、NHKを媒体にして地元民を中心に乗って残そう運動が展開され、両備グループの小嶋社長の手腕により「和歌山電鐵」として再生され、岡山電気軌道による運営となっています。「日本一心豊かなローカル線を目指す」のモットーの下で、2700系を「いちご電車」「たま電車」などに改装したり、「たま駅長」を導入したりしています。フランスの旅行雑誌にも取り上げられたことから、今では日本人客のみならず、インバウンド客にも人気のローカル線となっています。
15時ちょうどに貴志駅に到着。片面ホーム1面+保線用側線の構内です。
駅舎に入ると、そこにはニタマ駅長が
それでは駅舎撮影。2010年8月4日に檜皮葺のたま形の駅舎となりました。駅舎の左半分は「たまミュージアム」という土産物屋。トイレは駅舎の右手に。
折角なので、パンフにあった大国主神社へ。貴志川沿いに出て南下してしばらくすると山門に。
本殿に上がり、旅の安全を祈願してきました。
駅舎に戻り、右手にある「たまカフェ」へ。アイスコーヒーなどを出していましたが、1つ1つの単価が高く、見取り図を描いたのみ。尚、営業時間は10:00~17:30です。
で、「たまカフェ」の一角には、名誉永久駅長「たま」が
つづく