クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

新津の国鉄形気動車は本日をもって終了

2020-03-13 17:11:55 | 新潟の鉄道

 1977年から1982年にかけて製造された新津のキハ40系。磐越西線や羽越本線の交流電化区間の普通列車の主力として活躍し続けてきました。2007年頃に、国産のエンジンから外国製の強力なエンジンに入れ替えて冷房化されました。2015年5月頃には、小牛田でお役御免となったキハ48系たちを受け入れました。昨年のGV-E400系投入で勢力を減らし、12月23日には5両がミャンマーに輸出されました。そして、明日のダイヤ改正で、新津の国鉄形気動車はshu*kura以外只見線以外からは撤退します。
 早速ですが、12月からGV-E400系になった列車たちを見てみましょう。



まずは、2019年12月20日の羽越線135D。「GV-E401-2+GV-E402-2」でした。12月1日から羽越線823Dなどの運用がGV-E400系2連になりました。



続いて、2019年12月26日の磐越西線2238D。「GV-E402-5+GV-E401-5+GV-E402-4+GV-E401-4」でした。12月18日から磐越西線2238Dなどの運用がGV-E400系4連になりました。


それでは、新津の国鉄形気動車の最後の活躍を見てみましょう。特記以外は新津駅での撮影です。



2019年11月9日。磐越西線223Dは「キハ47 1514+キハ48 523」でした。



2019年12月26日。羽越線2121Dは「キハ47 1518+キハ47 518」でした。



2019年12月28日。磐越西線2246Dは「キハ47 1518+キハ47 518」でした。



2020年1月12日。磐越西線227Dは「キハ47 516+キハ47 1515」でした。



2020年1月25日。磐越西線223Dは「キハ47 511+キハ47 1512」でした。



東新津~新関間にて磐越西線236Dを。「キハ47 1518+キハ47 517」でした。



2020年2月1日。磐越西線223Dは「キハ47 516+キハ47 1515」でした。



磐越西線227Dは「キハ40 585+キハ47 1521」でした。



磐越西線233Dは「キハ47 517+キハ47 1518」でした。



2020年2月2日。「阿賀野川ごっつおまつり号」は、「キハ47 1521+キハ47 519」で全車自由席でした。磐越西線223Dの折り返しでした。



2020年2月8日。磐越西線223Dは「キハ47 512+キハ47 1512」でした。回送のため逆向きになってますが。



ここで、「キハ47 1512」の車内をご覧ください。国鉄時代からの青色のセミクロスシートでした。



天井の扇風機はもう取り外されてました



磐越西線227Dは「キハ47 1519+キハ48 523」でした。



2020年2月14日。磐越西線223Dは「キハ47 513+キハ47 1517」でした。



磐越西線233Dは「キハ47 512+キハ47 1512」でした。



2020年2月15日。磐越西線223Dは「キハ47 517+キハ40 585」でした。



磐越西線233Dは「キハ47 1514+キハ48 523」でした。



2020年2月29日。磐越西線223Dは「キハ47 519+キハ47 1521」でした。



磐越西線227Dは「キハ47 511+キハ47 1518」でした。



2020年3月7日。磐越西線223Dは「キハ47 513+キハ47 512」でした。



磐越西線227Dは「キハ47 520+キハ47 1515」でした。



羽越線831Dは「キハ47 518+キハ47 1516」でした。



2020年3月8日。磐越西線223Dは「キハ47 520+キハ47 1515」でした。



2020年3月12日。羽越線2121Dは「キハ47 517+キハ47 1517」でした。



本日の羽越線2121Dは「キハ47 518+キハ47 1516」でした。



最後に、羽越線831Dは「キハ47 1514+キハ48 523」でした。


 長くなりましたが、新津の国鉄形気動車の最後の活躍は以上です。今日の羽越本線831Dに充当された国鉄急行色の編成は、834Dで村上に折り返した後に新津に回送されるでしょう。新型コロナウイルスの影響で7日の村上駅での展示がなかったことから、本日の運行が正真正銘の「最後の花道」でした。1つの時代の終わりです。
 さて、JR東日本の国鉄形気動車の引退劇はこれで終わりではありません。来年度には秋田地区でGV-E400系が入り、五能線のあたりが大騒ぎになるでしょう。ひょっとしたら、キハ48系が廃形式になるでしょう。
 よく考えたら、キハ47系が主力として最後まで活躍しそうな路線は、山陰本線と山口線、芸備線(三次以西)、境線、因美線(智頭以北)だけになりました。もし、キハ47系に会いたければそちらに行かれることをお勧めします。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログランキング