クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

ロイズタウン駅開業とともにキハ283系は運用撤退

2021-12-17 17:44:00 | 北海道地区

 JR各社(JR四国を除く)は今日、来春のダイヤ改正について発表しました。改正日は、2022年3月12日です。
 まずは、JR北海道から。東風連駅は、名寄方向に1.5kmほど移設した上で名寄高校前駅として再出発します。札沼線にロイズタウン駅が開業するとともに、歌内、糸魚沢、本石倉、石谷、池田園、流山温泉、銚子口の7駅が廃止となります。これに伴い、石狩当別駅は当別駅に、石狩太美駅は太美駅に改称されます。根室本線の新得〜釧路間の普通列車がH100形に統一され、石北本線の普通列車の24本のうち19本もH100形になります。「おおぞら」がキハ261系に統一されるのに伴い、キハ283系は定期運用から撤退します。
 次に、JR東海。「N700S」の充当列車が18本固定化されます。名古屋〜中津川間の普通・快速は315系の運転が始まった上で、8両編成に統一されます。211系0番代は運用から撤退します。関西本線の区間快速は、八田、春田に全て停車します。在来線特急列車の「ワイドビュー」の冠称はなくなります。土休日の静岡地区のホームライナーは廃止となります。
 3番目に、JR西日本。「くろしお」「こうのとり」「きのさき・まいづる・はしだて」が全車指定席になります。七尾線では減便が実施され、「能登かがり火」が1往復削減されます。氷見線は全てワンマン化されます。227系の乗り入れが新山口まで拡大します。おおさか東線の普通は全て221系となります。快速「サンライナー」は廃止となります。
 4番目に、JR九州。「さくら」の4往復が不定期化されます。折尾駅は高架化工事が完成し、鷹見口が廃止となります。
 最後に、JR東日本。山形新幹線が全車指定席となります。「とき」の2往復、「たにがわ」の4往復が新たにE7系となります。「とき」の4本、「たにがわ」の2本が不定期化され、「たにがわ」の1本が廃止されます。「はやぶさ」の13本、「こまち」の2本、「やまびこ」の16本、「なすの」の1本、「かがやき」の4本も不定期化されます。日光線、東北本線の宇都宮〜黒磯間がE131系600番代に染め上げられ、ワンマン運転が始まります(出入区のため、宇都宮〜小金井の設定あり)。宇都宮〜黒磯間のグリーン車の営業が終了します。相模線がE131系500番代に統一されてワンマン化され、八王子乗り入れがなくなります。「信越」「あがの」が廃止され、「ときわ」の6本、「はちおうじ」の1本、「しらゆき」の1往復が削減されます。「いなほ5・10号」の酒田〜秋田が廃止され、「いなほ3・10号」が多客期を除いて4両になります。村上〜鶴岡間の普通がGVに統一され、ワンマン運転を開始します。会津若松以西は全て気動車(「SLばんえつ」を除く)での運転となります。北上線の平石、矢美津の2駅は廃止となります。


タイアップということで、日光線の新しい顔となるE131系600番代の公式試運転をご覧ください。



2021年8月5日。TN2編成の公式試運転です。午前中の試験を終えて新津駅1番線で一休み



2021年8月17日。TN4編成の公式試運転です。羽生田駅まで1往復して新津駅に帰ってきたところ。



2021年9月27日。TN8編成の公式試運転です。一連の試験を終えて上沼垂に行くところ。



2021年9月29日。TN7編成の公式試運転です。一連の試験を終えて上沼垂に行くところ。



2021年10月15日。TN10編成の公式試運転です。一連の試験を終えて上沼垂に行くところ。



2021年10月18日。TN9編成の公式試運転です。13時40分頃、羽生田駅に向けて出発。


次は、函館本線砂原回りの廃止駅をご覧ください。



最初に流山温泉駅を紹介します。木張りのホームに、200系の鼻と車輪だけで十分衝撃大なのに、牧場道と廃温泉施設とが加わって寂寥感も大の駅でした。



2番目に、池田園駅。流山温泉駅から歩いて辿り着いた、三角屋根の駅でした。付近には、とても常住人口が計上されなそうな別荘地が広がってました。



3番目に、銚子口駅。付近には廃商店1軒と住宅が数軒のみ。シンガポールから来たという眼鏡女子と話し込んだ駅でした。ダイヤ改正後は信号所になってしまうだろうか。


 2021年3月改正については以上です。今回は、新幹線の減便及びE131系の運転拡大、キハ283系の撤退が目立つ内容となりました。JR九州の改正の目玉が折尾駅の高架化にとどまるのは、西九州新幹線の開業前の嵐の前の静けさだといえます。
 さて、「信越」の廃止及び「しらゆき」の削減についてですが、E653系の運用数を減らすというのが最大の狙いのようです。E653系は最近故障がちになっており、特にH編成の運用に余裕を持たせるのが狙いでしょう。
 ところで、JR東海の「ワイドビュー」の冠称の廃止ですが、HC85系の営業運転開始に向けての準備段階だと思えます。
 おおさか東線の普通の221系への統一ですが、奈良の201系がこれにてお払い箱になることを意味します。勿論、京阪神での225系の大量進出に伴うものです。
 おしまいに、E721系の喜多方乗り入れ終了についてですが、どうも会津若松〜喜多方間の非電化化を具現化したものではないかと考えられます。「フルーティア」の乗り入れもなくなるでしょう。

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