JR九州は昨日、クレジットカードのタッチ決済の実証実験駅を、7月12日より鹿児島本線の門司港〜久留米の各駅及び香椎線の海ノ中道駅に拡大すると発表しました。これは、本実施に向けての第一歩なのか。
それはさておき。3月1日に「話せる指定席券売機」となった燕三条駅では、3月20日に「こうばの窓口」がオープンしました。コロナ禍後を見据え、三条と燕がモノづくりのまちであることをPRし、発展させることを狙ったのではないかと思われます。訪問日は、2023年4月22日(土)でした。
燕三条駅へは229Mでアプローチ。弥彦線は、片面ホーム1面のみの構内です。
燕三条駅では、ワンマン列車の場合、1両目の後ろのドアから乗り前から降りるのです。
弥彦線のホームから駅舎への回廊には、武将のような絵が描かれてました。
そのまま下ると、右手にはトイレが。
そのトイレの向かいには乗車駅証明書発行機と簡易Suica改札機が。
で、その右手には燕三条Wingが。運用時間は10:00~18:00です。
その90°相対して右手には、JRE Local Hub燕三条が。流石にこの時間帯は閉まってました。尚、こうばの窓口はその一部です。
その右手には、E5系を模したマッサージ機のある待合所が。
燕三条駅は、3月1日に「話せる指定席券売機」が運用開始しています。
燕三条駅には指定席券売機が4台ありますが、そのうち「話せる指定席券売機」は右手の1台です。また、左から2番目は、クレジット専用です。
前日まで運用していた「みどりの窓口」は、完全に閉じられてました
自動改札を挟んで右手にはNewDaysが。ガチャや土産物が売られてました。
その90°相対して右手には、空調の効いた待合室が。
階段を下りると、「四季」だったスペースは、沿線の見所などが紹介されるスペースになってました
閉鎖された団体待合所の左手にはトイレが。
中央には駅レンタカー扱所が。店舗がことごとく閉鎖されているのを見ると、何だかがらんとしたように感じます。
三条口に出ました。北陸自動車道から目立つよう、人々の記憶に残るように設計されています。
道の駅に向かいます。高架下には、沿線の小学生が描いた絵が。
道の駅 燕三条地場産センターに行き、スマホのアプリの更新。工業製品の他に特産品が紹介されてました。
コロナ禍騒ぎが終息に向かいつつあるということで、多目的ホールは本来の機能に戻ってました。この日は、「第49回STP昭栄テクニカルフェア」が行われており、一般客は入場禁止でした。
道の駅 燕三条地場産センターの記念きっぷは180円で販売されています。
10時になり、JRE Local Hubが開かれました。工業製品の展示のみならず、会議などが出来るスペースも設置されています。尚、JRE Local Hubは19時までの営業です。
燕三条駅の合理化については以上です。「みどりの窓口」を閉めて駅員の数を最小限にする一方、「こうばのまち」であることを大々的にアピールしているように思えました。鉄道の駅は、地域の窓口」としての機能を拡充するか、兎に角最小限の設備で済ませるかのどちらかに向かっているのがこのところの趨勢です。
私は先日、嬉野温泉駅と新大村駅を訪問しました。ここで感じたのは、待合室など駅の設備を「最小限」にして、飲食店などは一切ないというものでした。土産物などは道の駅など周辺施設に任せているものです。ここで感じたのは、国鉄時代に設計された新幹線の駅と整備新幹線の駅では、つくりそのものが根本的に異なるということです。
話が変わりますが、京阪電鉄は今日、3000系のプレミアムカー連結によって余剰となった中間車を13000系に組み入れて再デビューさせると発表しました。13000系は基本的にはロングシートであり、基本的に快速急行以下の種別に充当されます。それに、クロスシート車が組み込まれることで、「おけいはん」には一種のオアシスになるでしょう。
「会いに行こう」の車内チャイムが7月21日から鳴ることになりました。次は、「上信電鉄全駅下車への道・後編」をお伝えします。
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