それでは駅舎撮影。階段を下りて駅前広場に出ると、乗車駅証明書発行機があり、そして可愛らしい待合室があります。ホーム上にも待合スペースがあるので、案外列車を待つには申し分ないロケーションです。
大篠津町駅はもともと御崎口駅でした。米子空港の滑走路延長工事に伴いルートが大きく迂回されたことで、平成20年6月に大篠津駅が廃止されました。「大篠津」の名が消えることを残念がった地元民の声により、同時期に「御崎口駅」は現在の駅名に改称されています。
駅前には体育館があり、それに隣接して「いなかフードセンター」があります。
踏切を渡ると、ひたすら和田浜駅に向かって幹線道路を南下します。序盤は葱畑が続きます。
中盤に差し掛かる頃、生コンの工場が現れてきます。和田浜工業団地の北端に入ったようです。
歩道が切れると、踏切を渡って葱畑の中の農道に逃れます。皮肉にも、これから和田浜工業団地の核心に入るところでした。
11時29分に和田浜駅に到着。大篠津町駅を出て25分後でした。駅前は古い住宅地です。
それでは駅舎撮影。昭和53年3月30日築のコンクリート駅舎です。境線には駅舎のある駅の割合が低いので、この駅舎にも感謝しなければです。
駅舎内部の様子。通路には券売機があり、左手には広い待合室があります。開業当初から無人駅だったようです。少し早く着いたので、Tully's coffeeでブレイク。
続いて駅名標を撮影。和田浜駅は「つちころび駅」です。
上り列車を利用して構内を撮影。片面ホーム1面のみの構内ですが、ホームは広いです。
最後に駅裏の様子を。葱畑の向こうには工場群が広がっています。
11時52分発の1641K(キハ47 2019+キハ40 2115)に乗車して米子空港駅へ。これまで以上に混雑しており座れませんでした。
11時58分に米子空港駅に到着。片面ホーム1面のみの構内ですが、ホームは狭いです。
次に駅名標を。米子空港駅は「べとべとさん駅」です。以前は廃止された大篠津駅が名乗っていました。この駅名標自体、大篠津駅で使用されていたに違いありません。
駅舎に入ります。広い待合室に水洗トイレ。木材がふんだんに使用されています。ただ、券売機などの類はないようです。
それでは駅舎撮影。米子空港駅は、大篠津駅を800m移転して開業する形で平成20年6月15日に開業されていますが、この待合室は平成21年4月に設置されています。
折角なので、米子鬼太郎空港に行きますか。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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