一昨日、JR東日本は、2018年から2020年にかけて上越新幹線にE7系を11編成を投入してE4系を淘汰する旨の社長会見を行いました。ちょうどその日、新潟のR28編成が北長野に廃車回送されました。これにより485系は一般車が完全消滅となり、文字通りジョイフルトレインだけとなってしまいました。「国鉄は遠くなりにけり」です。
さて、本題に。13時47分発の167M(209系C435編成)で安房勝山駅を出発。海側のボックスに席を取り、浦安からやってきた眼鏡女性と話し込みました。
14時4分に館山駅に到着。内房線の大分断の舞台の1つで、2面3線の構内です。
階段を上がって駅舎の中へ。4台の自動改札の右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は6:30~20:00です。左手にはKIOSKが。尚、トイレは改札をくぐって右手に。
で、その向かいにはギャラリーが。館山の祭りが所狭しと紹介されてました。
さて、東口に出ました。平成11年3月に南欧風の橋上駅舎となりました。階下には観光案内所が入っており、階段の上り口には駅弁屋が配置されています。この駅に降り立って内房線全駅下車達成。
駅前の様子。ロータリー中央には椰子の木があり、サンゴ石のモニュメントが。向かいには土産物屋がズラリ。
西口に出ました。東口とは若干異なり、耳の2つある構造です。階下にはレンタサイクルとトイレが。
駅前の様子。表現があまり上手くないですが、ロータリー中央には椰子の木とポピーが。
東口の駅弁屋でアイスクリームを買うともう出発の時間。14時24分発の186M(209系C435編成)で千葉へ。ボックスは既に制圧されており、仕方なく中間車のロングシートに座って寿萬亀で打ち上げ。千葉到着後、総武線1694F(E217系Y103編成+Y7編成)に乗り継いで錦糸町へ。
錦糸町からは総武線1653B(E231系B901編成)~京浜東北線1500C(E233系137編成)と乗り継いで赤羽に出て、湘南新宿ライン4834Y(E233系E61編成+E231系K08編成)で高崎へ。桶川で席にありつくと、潮干狩り弁当で夕食タイム。
高崎到着後、上越線749M(115系T1046編成)に乗り継いで水上へ。
水上にて1753M(115系N7編成)に乗り継いで長岡へ。越後中里ではスノーフェスタが開催されており、花火が打ち上げられていました。長岡到着後、信越線463M(E129系A28編成+A30編成+A13編成)に乗り継いで新津に帰還しました。
「内房線全駅下車への道」は以上です。蒼い屋根の木造駅舎を何駅も訪問したり、東京湾などの絶景に出会えたりと中々面白い路線でしたが、一貫して感じたのは「内房線の斜陽化」でした。特に、千倉駅前は顕著です。
この「第3回」ですが、仮に今夜出発するものとしてシミュレーションしてみました。たとえ新宿駅に5時に着けたとしても、館山駅での滞在時間が1時間以上になったり、君津駅で乗り換えを強いられたり、長浦駅などでの滞在時間が20分程度になったりと中々厳しいものになっています。JR東日本の千葉支社が内房線について、最早長距離客を相手にしなくなったと考えていいでしょう。
尚、上越線1753Mに充当されたN7編成は、今まさに廃車解体されようとしています。
ところで、新潟の鉄道界に目を転じますと、新津駅が今度の土曜日に「エコステ駅」となります。次は、新津駅のエコステ化についてお伝えします。
完
参考サイト さいきの駅舎訪問
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