4分遅れでやってきた、13時37分発の949D(キハ147 1058+キハ147 90)で石田駅を出発。
4分遅れの14時3分に採銅所駅に到着。一見すると2面3線のようですが、中線が撤去されて2面2線+保線用側線1本の構内になっています。
では駅舎の中へと思ったら、ラッチ跡が素晴らしい状態で残ってたではないですかでも、駅員が立っていた所には切符入れが。
それでは駅舎撮影。大正4年3月築の木造駅舎です。シロアリ被害が酷いということで平成21年に解体される予定でしたが、平成23年2月23日に香春町文化財に指定されたということで同年7月13日にリメイクされて今に至っています。
駅名標を。可也凝ってます。
妻面には特徴あるドイツ風のペディメントが小倉鉄道時代の名残です。
トイレは夜明方に。近年に建てられたと思われます。
一旦駅舎の中へ。無人化されて窓口などが閉鎖され、自動券売機に置き換えられています。
その上部には採銅所駅駅舎開業100周辺記念絵画が。平成27年11月21日に設置されました。春の野にSL列車が走っている光景です。
そして、天井も見物です。大正のモダニズムを感じる造作です。
時刻表を。上下それぞれ1時間に1~2本ずつです。朝の快速は通過です。
滞在時間を31分確保したので周辺散策。5分ほど歩くと古宮八幡神社が
急階段を上がって本殿へ。日田彦山線全駅下車達成を誓ってきました。
本殿の上段には木彫りの絵馬が尚、この社殿は安政4年(1857年)の築です。
拝殿からもう1つの参道で下りると採銅所トンネルが如何にも、大正の鉄道施設といった趣です。複線にできそうな坑口ですが、線路は単線。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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