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松川あいさつ駅の新駅舎はこうだった!

2015-04-27 23:07:13 | 東北本線&烏山線

 これから2つ、福島関連の記事をお伝えします。
 震災と原発事故で大きな風評被害を受けている福島県は、今月からディスティネーションキャンペーンが開催されています。一昨日は福島県産のフルーツが味わえる「フルーティア」が運転開始となりました。そんな中、改築されて装い新たになった駅舎があります。東北本線の松川駅です。
 そもそも、松川駅はどんな駅か。福島市の南部にあり、福島駅から上野に向かって数えて3駅目にあたります。福島大学の付近にあり、金谷川駅が出来るまでは最寄駅でした。「松川あいさつ駅」と銘打っており、その木造駅舎には「おたがいにあいさつを交わしましょう」と掲出されていました。今年の3月28日に新駅舎に変わり、翌29日にはオープニングセレモニーが催されました。
 さて、松川駅の新駅舎はどうなっているでしょうか。訪問日は2015年4月25日(土)でした。



松川駅へは570Mでアプローチ。2面3線+側線1本の構内です。



駅舎に行くには必ず跨線橋を渡ります。で、この跨線橋は木造なのです



それでは駅舎撮影。ガラスの右側こそ煉瓦調なものの、コンクリートがむき出しの駅舎に仕上がっています。尚、トイレは上野方にあり、平成22年1月26日築です。



駅舎の中へ。委託駅ながら自動券売機の脇に窓口があり、営業時間は平日では7:10~19:20(休み2回)、土休日では8:25~11:20(11:10~12:10休み)です。反対側は固い木製のベンチが1列だけです。



時刻表を。下り26本、上り26本で、福島方面からの松川止まりが2本あります。



調査を一旦終えた後、福島方向にぶらぶらしていれば、自由通路脇にランプ小屋があるのが発見されました。馬下駅ほどには保存に熱心ではないようです。



駅前のセブンイレブンを過ぎると、八坂神社がありました。ローソンだった建物は明光義塾になっていました。



駅舎に戻り、1130Mに乗ろうと再び跨線橋を渡ります。こんどの駅舎では、「松川あいさつ駅」のプレートが跨線橋の入口に遠慮がちに掲げられています。



1、2番線に出ました。待合室だけは和風にリメイクされていました。


 松川駅の新駅舎レポートは以上です。北長岡駅の新駅舎といい、コンクリむき出しの平屋駅舎が最近の新駅舎のトレンドとなっているようです。資材高騰と人件費高騰が続くこのご時世、煉瓦調にデザインされて委託駅で継続されているのはせめてもの救いといえます。これからの新駅舎はどうなっていくのでしょう。


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