新型コロナウイルス感染症の影響ですっかり影が薄くなってますが、あの東日本大震災から丸9年が経ちました。パンデミックの影響で政府主催の追悼式典が中止されました。あの日の福島第一原発での壮絶な闘いが描かれた映画「Fukushima 50」が先日封切りになりました。東日本大震災のもう1つの象徴である旧大川小学校は、震災遺構として保存されるため来月から工事に入ります。常磐線の富岡〜浪江間が14日に運転再開するのに合わせて、駅周辺などが「特定復興再生拠点区域」に指定されて「帰宅困難区域」の汚名を返上しています。それに合わせて、夜ノ森、双葉の両駅は橋上駅舎化され、大野は改修されます。竜田も6月に橋上駅舎化されます。しかし、帰還出来ていない(あるいは諦めている)住民は実に4.7万人強にも達しており、何だか復興の難しさを物語るかのようです。
さて、本題に。12時21分に森駅に到着。まずは東森駅まで駅間徒歩。歩き出しは森の市街地で、目の前には北洋銀行が。
出発して3分、森桟橋跡を通過。室蘭本線が全線開業する前、ここから噴火湾を突っ切って室蘭まで汽船が出ていたものです。かのイザベラ・バードも利用したとか。
出発して5分、サッポロドラッグストアを通過。
出発して10分、ラルズマートを通過。間もなく左折して道道1028号へ。
歩き出しは小雨でしたが、茅部中の川を渡るころには本降りの雨になり、駅間徒歩は正に地獄絵図。傘を差さなかったことを酷く後悔した瞬間。
出発して25分あまり、森港郵便局が見える交差点で一旦道道1028号に別れを告げて集落道へ。
森町漁村センターを通過すれば、もうすぐ東森駅です。
森駅を出て28分で東森駅に到着。昭和54年3月築の、三角屋根の駅舎です。トイレはありません。
では駅舎の中へ。座れる場所が一切ありません!
構内踏切を渡ってホームへ。片面ホーム1面のみの構内です。
駅名標を。東森駅は「N63」です。
時刻表を。下りは5本、上りは7本です。次の上りは15時1分発、下りに至っては16時28分発…。いかめしを食べる場所を求めて尾白内駅まで歩くことにしよう。
次は、新津の気動車についてお伝えします。
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参考サイト さいきの駅舎訪問
10時50分に大沼公園駅に到着。滞在時間は53分。21年前に降り立った時は快晴でしたが、今回は土砂降り。
駅舎の左手にはトイレ。散策しようにも雨がひど過ぎるので、レストハウスに避難。
見取り図を描きながら、濃厚な山川牛乳でブレイク。で、中には大沼公園の今昔などが紹介されてました。
雨が小やみになって駅前ロータリーを廻ると、帝産観光バスが客を降ろしてました
土産物を調達しにフレンドリーベアへ。21年前のあの日、ここでレンタサイクルを借りて大沼公園を周遊しましたが、当時とは姿形がまるっきり変わってました。
その後、その向かいにある沼の家へ。大沼だんごの元祖ということで。
折角なので、大沼だんごを食してきました。醬油とごまだれでしたが、可也量が多かったな。
11時43分発の4883D(キハ40 1803+キハ40 1801)に乗車し、サッポロクラシックで一杯やりました。「スーパー北斗6号」が鹿と接触して10分遅れた関係で、赤井川駅では15分のバカ停。
駒ヶ岳駅での停車時間を詰めるなどして、ほぼ定刻の12時21分に森駅2番線に到着。2面3線+側線数本の構内です。
跨線橋を渡る前に駅名標を。森駅は「H62」です。
それでは駅舎撮影。昭和53年3月築の平屋の駅舎です。左半分は函館バス営業所であり、運用時間は7:30~18:00です。トイレはその左手に。
跨線橋の袂には商工会議所が。尚、標高は3m。
で、駅舎の右手には柴田商店が。いかめしを調達してきました。いつの間にか780円に値上がりしてました。
駅舎の中で見取り図を描いて。ここでいかめしを食べようと思いましたが、列車待ちの人が何組か居たので、まずは東森駅へと駅間徒歩することに。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
駅ノートに書き込みし、10時27分発の820D(キハ40 734)で駒ヶ岳駅を出発。
10時32分に赤井川駅に到着。交換&退避可能駅で、2面2線の構内です。ここで13分停車。
このバカ停を生かさない手はないので、まずは駅名標を。赤井川駅は「H66」です。
構内踏切を渡って駅舎撮影。明治37年の開業時からの駅舎ですが、昭和62年10月にコンパクト化されています。妻面が出入口になっています。
トイレは札幌方にありますが、汲み取り式です。
では駅舎の中へ。8人分座れるベンチがあり、駅ノートも備え付けられています。
駅前の様子。周りには駅以外に建物はなく、砂利道になっています。700~800mくらい進むと国道5号ですが。うっしーさんのサイトで第114位になっています(2020年3月7日現在)。
再び2番線に立つと、「スーパー北斗7号」(キハ261系ST1209編成)が通過していきました駅舎側の線路が1線スルーの本線、2番線が副本線のようです。
「スーパー北斗7号」が通過して7、8分、3059レが通過していきました本州方面から北海道に行くカモレは、勾配の急な駒ヶ岳回りを使います。
無事に820Dに復帰し、10時50分に大沼公園駅に到着。片面ホーム1面+側線1本の構内です。
駅舎に入る前に駅名標を。大沼公園駅は「H67」です。
では駅舎の中へ。改札の左手に「みどりの窓口」があり、営業時間は8:30~18:10です。
驟雨の中駅舎撮影。昭和3年10月築の、整った形の木造駅舎です。
時刻表を。下り13本、上り15本(特急を含む)です。滞在時間は53分…。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
前回の記事で反映出来なかったですが、JR東日本は一昨日、山形新幹線の高速化事業について具体的方策について発表しました。山形新幹線に投入される新型車両は「E8系」です。2022年9月から2026年春にかけて17編成製造し、2024年春に営業運転開始する予定です。最高速度は300km/hに向上し(宇都宮〜福島間)、E5系と併結されることが決まっています。座席については全てACアダプタ付きになり、普通車は「最上川と紅花」、グリーン車は「最上川と月山」のコンセプトのカラーリングになります。ただ、鼻が長くなることにより、E3系時代に比べて座席数が39減少します(普通車は42減、グリーン車は3増)。また、福島駅の新アプローチ線についても言及されており、2026年度末に運用開始となるそうです。
さて、本題に。函館本線2840Dは、8時59分に大沼駅に到着。9時6分発の821D(キハ40 837)に乗り継ぎます。大阪から来て旭川に行くという「18きっぱー」の女性と相席に。
9時21分に駒ヶ岳駅に到着。対面式ホーム2面2線+中線1本の構内ですが、上下ホームが互い違いです。
まずは駅名標を。駒ヶ岳駅は「H65」です。札幌方面の次駅は「もり」です。東山、姫川は廃止されています。
さて、西口に出ました。跨線橋の入口といった趣です。
駅前の様子。「駒ヶ岳小学校 左折」ですって
駅前の様子。住宅地となっています。まっすぐ進むと国道5号に出ます。
跨線橋を渡って東口へ。と思ったら、スーパー北斗5号が通過していきました
東口の駅舎撮影。昭和63年3月築の、三角のファサードに腰折れ屋根の駅舎です。
トイレは札幌方にありますが、汲み取り式です。
「控室」となった駅舎の中へ。4人分のベンチに自転車が置かれてました
時刻表を。上り、下りとも6本ずつです。
駅前の様子。舗装されていません北海道開拓時代を思わせます。
100mくらいの所に駒ヶ岳郵便局が。
駒ヶ岳の絶景を求めて彷徨い続けます。頂上がちょっと隠れてますね。
線路沿いに行き、馬鈴薯畑と絡めてみました。「駒ヶ岳」という駅名に偽りなしです。
歩いて10分ほどで駒ヶ岳小学校に到着。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
新型コロナウイルスの影響はイベント列車にも広がっています。JR東海は昨日、700系の最終運転である「のぞみ315号」について運休にし、引退セレモニーをも中止すると発表しました。700系C編成は一昨日の時点で全ての営業運転を終えていたのです!「のぞみ315号」の指定券をお持ちの方は、当該特急券と引き換えに記念品が贈呈されるそうです。尚、特急「御厨」、特急「富士」、急行「10周年飯田線秘境駅号」の運休も決まっています。また、「あめつち」「伊予灘ものがたり」などについても、3月15日分までの運休が決まっています。
さて、本題に。7時6分に鹿部駅に到着。昭和29年築の木造駅舎が健在です。
トイレは森方にありますが、汲み取り式です。
時刻表を。下り5本、上り7本です。上下含めて7時間くらい空白の時間帯があるのです。
案内図を。如何にも海岸にアプローチ出来そうな感じですが…。「海と温泉まつり」は8月第3土曜に開催されます。
90分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前に人家が数軒ありますが、道道460号はひたすら森の中。
途中にあるやすらぎの里バス停を。鹿部町循環バスが発着し、この月は大岩方面行きが5本、リゾート方面が3本でした(週3日のみ)。その他に、函館バスが6往復発着します(内1往復は日曜運休、2往復は日祭日運休)。
20分ほど歩いてやっと国道278号に出ました。一旦右手に進むも、とても海岸に辿り着けそうにないので引き返します。案内図はスケールがでかすぎです。
駅へと戻る途中「金の鈴」を発見。ふぁんたじー美術館Mamikoがあったりします。
国道278号近くにはいくつか住宅(別荘?!)がありますが、「売物件」も少なくありません。
駅に戻って駅舎の中へ。4辺の内3辺にベンチがありますが、その他に12人分のベンチがあるのです。
委託駅ながら窓口があり(「みどりの窓口」ではない!)、営業時間は8:45~16:00です。「祝 しかべ間けつ泉 北海道遺産認定」とありますが、その間歇泉へはバスで27分もかかるのです。鹿部間歇泉に行かれる方の99%以上はクルマでのアクセスです。
駅ノートに書き込みして休んでいると、どこからか音が聞こえて82レが通過していきました「砂原回り」は、北海道と本州を結ぶカモレの重要ルートなのです。
そうこうするうちに、鹿部出張所からの函館バスが到着駅は一気に賑やかになりました。
そこで、鹿部駅前バス停の時刻表を。期間限定の鹿部町循環バスの他、鹿部間歇泉行きのバスが6本出ます(日曜運休1本、日祭日運休2本)。次の鹿部間歇泉方面は8時38分発。
時間が近付き、構内踏切を渡ってホームへ。8時36分発の2840D(キハ40 835)で大沼へ。渡島砂原から来たという眼鏡女性と相席に。
話が変わりますが、三井化学大牟田工場は昨日、JR鹿児島本線と工場を結ぶ専用線を5月半ばに廃止すると正式に発表しました。これに伴い、「炭鉱電車」は姿を消すことになります。同社は、記録映像に残すため、6月にラストランイベントを催すとしています。何でも、これは三池港からのトラック輸送に切り替わるためだそうです。
つづく
昨年末に中国の武漢で発生したとされる新型コロナウイルス肺炎。とうとう「新しい局面」に入ってしまいました。日本全国の都道府県で最も発生数が多いとされる北海道では緊急事態宣言が出され、「不急不要の外出は控えるように」との通達が出されてしまいました。これまでに発生したことがなかった宮城県や新潟県、高知県でも昨日発生してしまいました。プロ野球のオープン戦は無観客試合に、Jリーグは3月15日までの開催分が延期になっています。TDLやTDS、USJなども3月15日までの臨時休業を余儀なくされています。今春の「18きっぷ」シーズンはとても遠征どころでは無いという人が多いのではないでしょうか。私も高輪ゲートウェイなどに行く予定を立てていましたが、全てキャンセルしました。
それでも、春のダイヤ改正は粛々と進みます。北海道では、特急列車の「スーパー」の冠称の廃止、「いしかりライナー」の廃止、古瀬、南弟子屈の廃止、H100形の投入、「エアポート」の増発などが行われます。
さて、これからお伝えするのは、2019年7月26日(金)~28日(日)の函館本線駅巡りです。新潟空港からJL2877便で新千歳空港に出た後にニュースター号で函館に出て、函館本線の大沼~森の各駅を巡ってきたというものです。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
2019年7月26日(金)。16時15分頃に家を出て、自転車で新津駅へ。何とか16時30分発の信越線451M(E129系B2編成)にギリギリ滑り込んで新潟駅へ。17時のバス(新潟200か560)で新潟空港へ。車内で知らされたのは、
「新千歳空港大雨のため、JL2877便は引き返すか東京羽田空港に向かう可能性あり」
17時34分に新潟空港に到着。一言二言言われつつ大きな荷物を機内に預けて展望デッキへ。JL2877便となる「JA221J」は、18時15分に8番スポットに到着。
ついでに撮れたNH520便。今月いっぱいでの退役が決まっている「JA305K」でした。
JL2251便の到着と重なったせいか、JL2877便がスポットアウトしたのは18時52分に。RWY10よりエアボーン。ベルトサインが消えると、持参のパンで夕食タイム。
事前の心配をよそに、20時5分に新千歳空港21番スポットに到着。荷物を受け取ると、新千歳空港温泉へ。
さっぱりしたところで、21時50分発の「エアポート217号」(733系B3206+B3106編成)で札幌へ。今回はuシートで行きました。
札幌駅では例によって撮り鉄。「オホーツク8号」は、「キハ183-4559+キハ182-7558+キロ182-7552+キハ183-9562」でした。外板は可也ボロボロです。
その数分後、「宗谷」(キハ261系SE201編成)と並びました
ついでに千歳線2850Mを。731系G112編成+G113編成でした。
そして、旭川方面から到着する特急列車の大トリとなる「ライラック48号」を。789系HE-203編成でした。
23時59分発のニュースター号(函館230あ960)で一路函館へ。5時18分に函館駅前に到着。
「18きっぷ」に日付印を入れ、5時49分発の函館本線5881Dに乗車。玄米ブランで朝食。大沼駅で15分停車し、「キハ40 1803」を切り離して「キハ40 1804」の単行に。
7時6分に鹿部駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。
まずは駅名標を。鹿部駅は「N68」です。
構内踏切を渡ると、紫陽花がお出迎え。
つづく