10月27日、今日はナポリ中央駅からフィレンツェにユーロスターで向かいました。
8時30分発のローマ経由のユーロスター9434号の1等車です。
フイレンツェまで214Kmで3時間半の電車の旅で、12時着の予定です。
ユーロスター・イタリア ターミナル駅にしては、雑草が・・・
ローマには、2時間余りで着き、そこから方向転換して、先頭車が最後尾車となりますが、日本の新幹線のように、座席が展開しません。
前向きに進んでいたのが、背中を向けて走るのは、余り好きでない人が多いと思いますが・・・・この1等車は、座席が2列と1列の計3列座席ですが、これらはロマンスシートになっていて、真ん中にテーブルが付いています。
最高時速300Kmと聞いていたのですが、平均時速が60Kmと言う事で、早さは全然感じません。精々最速で200Kmも出てないのではと思われました。
ドゥオモ全景 「天国の扉」と言われています
午後からはフィレンツェの市内観光に向かいました。
旧市内には、バスが入れませんので、徒歩の見学となりました。
サンジョバンニ洗礼堂には、黄金の浮き彫りをした「天国の扉」が輝いていました。
ドゥオモ=大聖堂は、106mのクーポラ(丸い屋根)と鐘楼が実に巧く調和され、いかにもイタリアらしい景観でした。 ここは、良く映画のロケ地としても有名です。
次のウフイッツイ美術館に入ったのですが、この内部が実に複雑で入口では、持ち物検査があり、3階(実際はもっと高いですが)から回ったのですが、出口に出るのには、迷路のように、この内部を全部見なくては、出口に出られません。
途中には、トイレもなく、腹ぐあいが悪くなってきたのですが、トイレに入るのは、出口近くまで行かなくてはなりません。
ここには有名なルネッサンス時代の作品が多く、特に「ビーナスの誕生」を目の当たりに見て、圧倒されましたが、腹ぐあいが悪く、充分見られませんでした。
とも角、トイレに行って、外に出たのですが、この事態が今夕の食事に大きな影響が出たのですが、この時はまだ分からず、ベッキオ橋のあたりを散策してホテルに帰りました。
ベッキオ橋 晩餐会の席上のシャンデリア
このベッキオ橋は、14世紀に作られもので、昔は肉屋さんが多くあったそうですが、今は宝石屋が軒を連ねています。
夕食は、日本の皇室を始め、各国の元首級が宿泊された「ビッラ・コーラ」に出かけましたが、腹の調子が悪く、意外な結果となりました。
他の方々の迷惑のならないように、その晩餐会を抜け出して、ホテルに一人、タクシーで戻りました。 折角の料理を食べることが出来ませんでした。 添乗員さんにはご迷惑をかけました。
あぁー残念・・・・・