昨日は、久しぶりに西国三十三ヶ所めぐりをしてきました。
本来の目的は、紅葉ですが、西国三十三ヶ所と御所、本能寺、南禅寺と、京都一日乗車券で回ってきました。
まず、西国三十三ヶ所の第18番目の札所、紫雲山頂法寺、六角堂にお参りしました。
後ろのビルは、池坊会館
周りがビルに囲まれ、京都の寺という風情はありません。
お寺のご本尊への供花が我が国の華道の始まりとされ、「華道家元 池坊」のビルが立ち並んで、折角のお寺が二の次にされているようです。
革堂境内に僅かに紅葉が・・・
次に、第19番目の札所である、霊ゆう山 行願寺、革堂に行きました。
丁度、御所の南東の端にあり、六角堂から徒歩で30分は掛かりました。
当寺の開祖の行円上人は、出家する前は、九州地方の狩人だそうです。
ある日、雌鹿を射止めたところ、お腹に生きた子鹿がいているのを知り、殺生の恐ろしさを悔いて出家したとされています。
自分を戒めるために、その鹿皮を身につけ、京の町を歩いたところから、革聖人と呼ばれ、上人が建立した寺を革堂と呼ぶようになったと言い伝えられています。
どちらのお寺も紅葉は少なく、次の目的地の御所に期待したのですが・・・・・