網走は、北緯44度にあり、オホーツク海沿岸は海が凍る南限だそうです。
この流氷は、極寒のオホーツク海北部で誕生し、南下するにつれて大きくなっています。
今回の旅行の主目的がこの流氷を見ることです。
この季節、いかに天候が良くても風や海流などの影響で、見ることが出来ないことがあるそうです。
つまり、昨日見れても、今日は見れないという場合があると聞きました。
まさしく流氷で流れているので、このクルーズは1日の内、わずか1時間しか機会がありません。
層雲峡を出発する時から現地に電話で問い合わせたところ、どうやら見れるということでした。
途中、石北峠では、天候が悪く、吹雪いていましたが、昼過ぎに網走に着いた時は、青空が見え、ホッとしました。
朝、層雲峡を出発する時の気温 -15℃ 砕氷船乗り場
流氷砕氷船から - 動画 -
網走流氷砕氷船とは・・・・
この砕氷船の一番の特徴は、船首が氷に乗りかかり船の重みで砕氷する構造です。
初めから、観光用の砕氷船として造られたのは世界初で、構造は、南極観測船”しらせ”のミニチュア版だそうです。
同じ大きさの船では、一般的には1500馬力(1103KW)に対して、およそ倍の3000馬力あり、50cmの氷板を85%の出力で3ノットの速度で連続砕氷しながら進み事が出来るそうです。