まず、広島東洋カープの優勝、おめでとうございます。
昨年を思い起こせば、CS進出を賭け、広島と争っていましたが、最終日に広島が中日に敗れ、トラがCS進出しました。
今季の広島は、昨年の悔しさが今季爆発したのでしょうか・・・
昨年との数字での比較をしても、広島の躍進は目を見張るものがありますが、トラは昨年と比べて成長したのでしょうか?
広島の現戦力は、一朝一夕で出来たものではなく、主力選手の年齢は、26~8歳。
ここにベテランの石原や新井や広瀬が上手く噛み合い、一団となったようです。
トラの超変革もいつ開花するのか、開花した際には、今年がその1年目だったと言えるには、残り11試合で総仕上げが出来るのでしょうか・・・
効果的な得点と完投の岩貞で久しぶりの勝利に・・・・
9月は、昨日の勝ちでやっと2勝(6敗)。
岩貞の好投が光った試合でしたが、それには、点を重ねてゆくたびに、彼の投球に力が籠っていったように思うのは、僕だけだったのでしょうか?。
遅きに失したベテランの援護でしたが、若手を含めての全員野球でこそ超変革も出来るのではないでしょうか・・・
5回 鳥谷 7号ソロ 7回 福留 10号2ラン
昨日のヒーロー 岩貞 来期は左のエース、能見と2枚看板で二桁勝利を・・・
数字がすべてではありませんが、昨年と比べて、数字的に良くなったのでしょうか?
今年 優勝を決めた広島の昨年との比較とトラの昨年との比較をしてみました。
タイガース カープ
2015年 2016年 2015年 2016年
143試合 132試合 143試合 132試合
勝 率 0.496 0.434 0.493 0.631
得点数 465 465 506 640
失点数 550 518 471 471
HR 数 78 80 105 144
盗塁数 48 56 80 113
打 率 0.247 0.244 0.246 0.275
防御率 3.47 3.51 2.92 3.31
以上より、広島の今年の数値は、昨年を大きく上回っています。
では、トラはどうか・・・すべての数値は、昨年の広島より悪く、HR数と盗塁数は昨年より増えていますが、失点以外の数値は、昨年より悪くなっています。
このことより、今の成績は、数値的には納得出来るものですが、来年は、この数値をどれだけ上回ることが出来るか、それが勝率のアップにつながるかどうかに掛かっています。
ただ、上の数値以外にも失策数とか、犠打数とか、勝負に関係ある数値があります。
それ以外でも、作戦面やモチベーションをどれだけ上げることが出来るか、どれだけチーム力をつけることが出来るかが、大きなカギになることでしょう。