2012年、和田監督の就任の年の5位以来、トラのBクラスは4年ぶりです。
2009年の真弓監督の就任の年は4位、あくる2010年は2位。
ちなみに和田監督の2年目2013年も2位。
つまり、真弓、和田両監督の就任の年は、どちらもBクラスでしたが、2年目は、いずれも2位でした。
金本監督も来年の就任2年目は、2位と言わず優勝して欲しいものですが・・・
なお、あまり良いデーターではありませんが、最下位は、2008年の吉田監督から2009年から2001年の野村監督の4年間は最下位でした。
幾たびかの暗黒時代を過ごしてきたのですが、連続した黄金時代はなく、2003年の星野監督、2005年の岡田監督時代もリーグ優勝はしたものの、日本シリーズは、惨憺たる内容でした。
9月17日 逆転負け エラーが失点に ゴメス22号 ゴメスも今季の誤算の一つ
今年のBクラスの悔しさを来期に向け、今後の黄金時代の幕開けとなるのか、金本監督の手腕にかかっています。
が、金本監督就任時に危惧されたとおり、指導者としての経験なく、人を扱う難しさや自分の実績の大きさが、邪魔するのではないかと言われてきたのが、残念ながら、それが部分的に現実となりました。
9月16日 福留の2ランと秋山の好投で・・・ 今季1勝目の秋山 秋山も誤算の一つ
”超変革”とスローガンを掲げ、若手を全面的に使い、来期に向けてこの反省を生かせれば、それなりに効果はあったのではと思われます。
しかし、これとは違うところで、大きな誤算がありました。
今年は、若手をある意味平等に使いましたが、絞り切れなかったこと、その中には、守備を重視するか、打撃を重視するか、決められなかったことも若手育成としては、未完に終わったのではないでしょうか?
9月15日 陽川の2号 高山の6号 来季にも二人がクリンアップを打てるか・・
特に、今年目につくことは、決定打の欠乏、投手の立ち上がりの不調、それもコントロールが悪く、それが守備にも影響しているように思います。
チーム失策数が90とリーグ最多、おまけに得点数、打率、ホームラン数が最低となれば、ピッチャーにも影響するという悪循環が、チームの”ちから”を削いでいます。
来期は、若手の育成には継続して使うこと、その上補強をすることによって、チームの活力をつけ、まずチームの推進力をつけて欲しいものですが・・・