いつまでも敬老の日では、困ります。 ”若い岡田虎”が”老いた落合竜”に又負けました。最近の井川は、”若さ”がありません。 粋のよいストレートがありません。逃げてばかりの投球では、守る野手にも伝染して、打つほうもお留守になっています。 あまり遊んでばかりしないで、ボチボチマジックを減少させましょう。
さて、鉄道ですが、日本の鉄道の時刻が正確になったのには、世界の鉄道界に先駆けて汽車より電車に切り替えた事にもあります。
昭和31年、「もはや戦後ではない」と経済白書に宣言された頃には、日本の鉄道も戦争で大きな痛手を受け、その復旧の一つに電車をいち早く本格化させたことです。
上の写真は、国鉄時代の省線電車”モハ40形”
では、なぜ電車を使うと何が有利なのでしょうか?
一番に動力源が、蒸気機関車では、1台の機関車が多数の車両を牽引しますが、電車は、その動力源が各車両に分散していることです。
つまり、動力源の蒸気から電力への切り替えは、蒸気機関車での石炭を火室に投げ込む重労力と途中駅での給水作業は、定時運行には、かなりの影響が考えられます。
重労働で性能のバラツキが出やすい列車と、ひと通りの訓練さえ受ければ簡単に運転出来る電車との差は、時刻の正確性からいって明らかに違いが分かると思います。
戦後の日本では、世界的に見ても早い時期から電車化の道が選択され、地形や短い駅間、駅設備の貧弱さ、線路構造の弱さが電車王国への道を決定付けました。
とりわけ、大都市での私鉄の発展は、それに拍車をかけ競争をすることで益々電車の改造、スピードに貢献しました。
下記の写真は、1954年に新造された阪神電車の3011形。流線型でクロスシートの特急車です。
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