今日は、二十四節気の一つの小寒です。
今日から立春の前日の節分までの約一ヶ月間が”寒中”あるいは”寒の内”で一年で一番寒い時期です。
そこで愚作を一句
”初東風を まだかまだかの 寒の入り”
東風(こち)は、日の昇るほうから吹く風で、初東風は、新年に始めて吹く暖かい、希望に満ちた風という意味があります。 俳句では冬の季語です。
早く東風が吹いて欲しいと待っていると今はまだ寒の入りだったというつもりで詠みましたが・・・・・
今年は、殊の外寒さが厳しく思いますが、実際に平年気温より低い日が多いです。
昔は、もっと寒かったと思いますが、東北・北陸地方の雪は、観測史上初だそうです。
寒の内に雪が沢山降れば豊作といいますが、寒中にはその年の天候や作物の実りを言い当てることわざが多くあります。
昔の人は、”禍 転じて 福 となす”を信じて甘んじてこの寒さに堪えたのでしょう。
清荒神山門 F10号
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