日本旅行が主宰する「Go Green Project in Nagano」が開催されました。内容は「国立公園を舞台に、その保全と利用を考える」というもので、環境や観光について学ぶ学生100名が参加しました。初日の昨日は、松本市で、講演やパネルディスカッションなどのシンポジウムが開かれ、その後、長野県の4ヶ所(乗鞍、戸隠、八ヶ岳、峰の原)に移動。峰の原高原にも、25名の学生がやってきて宿泊。ガーデンストーリーには、日本大学と関西大学の学生さんたちが泊まりました。そして今日は、峰の原高原を舞台に、フィールドワークと発表会が行われました。
↑それぞれのペンションで朝食を取った後、バスに乗って、根子岳の登山口へ。
↑国内最大級の菅平牧場を散策。昨日の悪天候から一転、好天に恵まれました(^^)
↑牧場に残った雪と、根子岳の樹氷。
↑北アルプスもきれいに見え、学生さんたちは喜んでいました。
↑北アルプスは今シーズン2回目の積雪。一段と白くなりました。
↑牧場を後に大笹街道へ。その昔、北国街道の裏街道として利用された山道です。
↑冬場は厳しい峠越え。途中で、人や馬が死んでしまうこともありました。そうした場所には、今も石仏が残っています。
↑続いて、空き家となって、現在はリノベーション中のペンションを見学。
↑客室はギャラリーに改装。
↑山野草園へ移動し、草原の価値や保全、山野草について、筑波大学の教授先生が解説。
↑午前中最後は、ススキの刈り込み体験。まず、手鎌の研ぎ方や使い方を説明。
↑刈ったススキを束にして…
↑それを運んで…
↑束ねたススキをさらに円錐状に立てて、乾燥させます。
↑ランチの後はシンキングタイム。学生たちは4つの班に分かれ、この2日間学んだことをディスカッション。最後は“峰の原高原の持続的発展”をテーマに、班ごとに導き出した方法を発表しました。