大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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A,日々の出来事

☆( 1年間366日分の日々の出来事  )

B,日々の恐怖

☆( 日々の恐怖 )

C,奇妙小説

☆(  しづめばこ P574 )                          

日々の出来事 7月4日 チェシャキャット

2018-07-04 09:57:08 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 7月4日 チェシャキャット








 今日は、“不思議の国のアリス”が出版された日です。(1865年7月4日)
この物語は、1862年7月4日、作者で数学者でもあるルイス・キャロルと友人ロビンソン・ダックワースが、オックスフォード近郊のフォーリー橋から、5マイル離れたゴッドストウ村に至るテムズ川のボートの旅路で、三人の少女たちに即興で話した“アリスという名前の女の子の冒険の物語”をもとに、1865年7月4日に出版されました。
 不思議の国のアリスは、アリスという名前の少女が、お姉さんと一緒に行ったピクニックで、外套に身を包んで“遅れちまった!”と走っている白ウサギを追いかけて穴に飛び込み、地下の不思議な世界の冒険をする物語です。
内容的には、色々な風刺や言葉遊び、怪しい人々や動物たちが、わらわらと出て来る年齢関係無しに楽しく読める物語で、今も世界中に愛好家がいます。
 なお、ヴィクトリア女王が不思議の国のアリスを読み、たいそう気に入ったのでルイス・キャロルに他の著書も読みたいと依頼した所、“行列式初歩”という数学書が送られて来て驚いたと言う逸話は、ルイス・キャロル自身が事実無根であると否定しています。







    チェシャキャット
















☆今日の壺々話













アンケート




「ネコがモチーフのキャラクターといえば?」



1.キティ・ホワイト (ハローキティ)
2.クロネコヤマト
3.ドラえもん
4.ネコバス (となりのトトロ )
5.トム(トムとジェリー )
6.タマ(サザエさん)
7.ジジ(魔女の宅急便)
8.ニャロメ (もーれつア太郎、おそ松くん)
9.ノンタン(ノンタン)
10.ドラミ(ドラえもん)
11.猫娘(ゲゲゲの鬼太郎 )
12.チャーミー・キティ(ハローキティ)
13.ニャンコ先生(いなかっぺ大将)
14.ひこにゃん(彦根城築城400年祭キャラクター )
15.タマ&フレンズ (うちのタマ知りませんか)
16.マリー(おしゃれキャット)
17.マイケル(ホワッツマイケル)
18.フィリックス
19.ニャンちゅう(ニャンちゅうといっしょ)
20.ニャンまげ (日光江戸村)
21.バロン(猫の恩返し・耳をすませば )
22.じゃじゃまる(おかあさんといっしょ)
23.チェシャ猫(不思議の国のアリス )
24.のまネコ
25.井上トロ(どこでもいっしょ)
26.ギコ猫 (2ちゃんねる)
27.ガーフィールド
28.ルナ(美少女戦士セーラームーン)
29.お茶猫(お茶犬)
30.ダヤン(わちふぃーるど)


チェシャ猫は、23番目に入っています。



















猫の呪い







 貴様らに猫の呪いをかけてやろう。
自宅を猫に乗っ取られると言う、恐ろしい呪いだ!
嘆き悲しむがよいわ!

 貴様がパソコンの前で、仕事で苦しんでいるところへ、突然覆面をした猫が侵入してくるであろう。
二本足でよたよたと歩きながら、「か、金を出しぇ!」と包丁を突きつけられて、狼狽するがよい。

「 お金・・・? 
 いくらいるの?」
「 さんぜんえん。」
「 いいよ、はいどうぞ。」
「 固いお金もいる。」
「 小銭のこと? 
 全部持てるかな?」

貴様は猫に脅迫されてマウスを放り出し、財布の中身を全てピンクの肉球へ握らせてやるはめになるであろう。

「 何、買うの?」
「 カリカリ、いっぱい買う。」
「 そっか。
 でもお店遠いよ? 
 一緒に行く?」
「 ・・・行く。」
「 包丁は重いから置いておきなよ。
 後で取りに来ればいいから。」

 貴様は一分を争う状況でありながら、ついうっかり猫に連行されてしまうのだ。
さらに疲れたろうと風呂に入れてやり、休んでいきなよ、と布団を乗っ取られてしまうがよい。
 そして、いつの間にか強盗猫は家猫と化し、貴様の部屋を占領してしまうのだ。
原稿にいたずらされたり、時間を忘れてもふもふしたりして、仕事をしていないことに気づき嘆き悲しむがよいわ! 

ふははははは!!!






















抽選会






 今日、近所の商店街であのガラガラくじの抽選会をやってたんだ。
で、商店街の中に定期的に放送が響くんだが…。
買い物も終了し、帰宅すっぺやあ、とか思ってたら、放送が入った。

(・∀・)「 いらっしゃいませ、こんにちわー。
本日も○○商店街にお出で頂き…(がさごそ)。
うわ、ちょっと、じゃまー!」

と、急に放送が中断。
何かトラブルがあったらしい。
隣の奥様も、「何か有ったんかねえ。心配やわあ。」と、もらしていると、放送が再開。

(;`・ω・)「 えー。失礼いたしました。
本日も○○商店街にお出で頂き、まことに「にゃー。」ざいます。」

…にゃー?

(;`;ω;)「本日、商店街での「なーお。」○円ごとに「がさごそがさ。」が頂けます。
皆様、「ごろごろごろ。」下さい。」

大体予想をつけつつ、チョッと嗜好品を買い足して、福引一回分の判子を貯めて行くと、福引場の受付の机に、( ゚ Д゚)顔のお兄さん二人と、備え付けマイクの前で眠る猫。
 少しばかり様子を見てると、お兄さん方は猫に困っている様子。
無下に扱う訳にも行かず、しかし放送を止めるわけにもいかず・・・・。
結局、お兄さんの片方が、

「 俺がこいつを食い止める。
その間に、お前が放送するんだ!」

とか言う、死亡フラグげな発言をし、片割れのお兄さんが放送を始めることに。
で、再放送。

(;`・ω・)「 本日も○○商店街にご来店いただき、まことにありが『ばうっ!』。」

今度は犬だった。
もう駄目だった。





















知能テスト






 うちには三匹野良上がりがいるが、ご多分に漏れず名前呼んでも来ないし、振り向きすらしないこともある。
で、自分の名前を認識できるか知能テストしてみた。

三匹がコタツの中にいる時に名前を呼んでみると、その猫がモソモソと這い出してきた。

“さすが一番の古株。よく名前を覚えているな。”

と感心しつつ、ご褒美のマグロの一口切り身をあげて、またコタツの中に押し戻した。
 そして、次の名前を呼んでみた。
三匹の猫がダッシュで飛び出してきた!!


結論
うちの猫は、名前を覚えているかどうかは判らんが、頭がいい。
想定外の事態に呆然として、ご褒美を喰い尽くされてしまった俺よりは。


押し戻された猫から漂う刺身の匂いで飛び起きる他の二匹想像してワロタw

「 ちょ!おまっ!!刺身か、刺身食ったんかっ」
「 ウマス!刺身ウマス!」
「 次俺!次俺俺俺おおおおおおおーーーーーーっ!」




















猫の霊





 友人の家に猫の霊が出るらしいので、泊まりに行ったらマジで居た。
縁側の日なたに,ごろんと大の字で転がる茶色い猫。

「 いや、霊っつうかアレ普通に猫だろww。」

と近寄ると、猫がこっちに気付いた途端、不思議の国のアリスのチェシャ猫みたいに尻尾からスーッと消えた。
 他にも泊まった一日だけで、廊下を歩く後ろ姿とテレビの上に座る姿を見た。
人が居ると気付くとチェシャ猫消えをする。
 友人の家では猫を飼っていた事は無く、家族全員不思議がってるらしいが、害は無いどころか猫が居着いてから、ネズミやゴキブリを一切見なくなった為、結構重宝してるようだ。




















天井裏の猫





 半年ほど前から、旦那が相続した地方都市郊外の築150年の広いお屋敷に住んでいます。
最近、天井裏にネコが住み着きまして、ガリガリ、ドドド、にゃあなどと上から音がします。

「 かわいそうだから、追い出さないであげてよ!」
「 いや、俺もネコは好きだが、天井裏は困るって。
どこから、そんなとこに?」

という会話をしていると、1週間ほど前、天井裏からミイミイと子ネコの声がw。

「 子供産んだじゃないか、どーすんだよ。」
「 ごめん、こうなるとは・・・。」
「 連休になったら天井裏にもぐってみる。
そんなとこで、ウンコでもされたら、たまらん。」

 ところが、今日のこと。
天井裏ではなく、壁の中から子ネコの声が。

「 旦那、大変だ。
子ネコが壁の隙間に落ちた!」
「 なにをぉ?」

子ネコは助けを求めて必死で鳴いています。
すると、ガサリゴソリと壁の中を降りてくる音。

「 あ、親ネコが助けに来た。」

“ ゴソゴソゴソ!ふぎゃぎゃあああー!!!”

「 旦那、大変だ。
親ネコが壁の中にはさまった。」
「 だぁああ、どいつもこいつも。」
「 どうしよう?」
「 ノミとハンマーとノコギリもってこい。
家ぶち壊して助け出す。」
「 えええええええ・・・・。」

というわけで、我が家の夫婦部屋の壁には、大きな穴が4箇所開きました。
 2箇所でよかったのですが、鳴き声で場所の見当つけて穴開けたら全然違ったりして、何度も開けなおしたのです。
大工さんは連休明けまで来てくれないので、当分、穴あき屋敷の生活です。
 壁からつかみ出される際に、興奮した親ネコに噛まれ引っ掻かれて大流血した旦那は病院送りになりました。
保護された親子ネコはテラスのダンボールで寝てます。

 病院から帰ってきた旦那に“ごめん、浅はかだったわ”と謝ると、“ネコは助かったし、家壊すのは面白かったからいい”と笑ってました。
こだわらない性格の旦那が好きです。



















姉の家の猫





 姉は華道を長いことやっていて、ある日発表会用のオブジェを制作していた。
自由制作のオブジェの題材として、お節料理に使う「黒豆」を使う姉。
そこに姉の家の猫参上。
 典型的な雉猫(黒トラ)で、全ての肉球が真っ黒なのが奴のご自慢。
もちろん猫であるがゆえ、奴が床に散らばっている黒豆に手を出さずにいられるわけもなく。
前足でチョイチョイくいくい黒豆をひっかけて遊んでいた。
 ひとしきりひっかけ回した挙げ句、上から黒豆を押さえ込みにかかった猫。
したり顔で前足を持ち上げてみると、そこに有るはずの黒豆が……ない!?
ビビる猫に姉は笑うのをこらえながら言った。
 「 ホラ、肉球みてごらん」
なんのことはない、肉球と肉球の間、黒豆が挟まっただけで猫も感覚で分かっている筈。
ところが自分の肉球をまじまじ眺めてから、猫は更に目を見開いて、言った。
 「 増えてる!」
姉はびっくりするより先に爆笑してしまったそうな。


しゃ・・・、しゃっべたのか?




















うとうと





 仕事で手ひどい裏切りに遭って酔っぱらって泣き寝入りして、うとうと目が覚めかけたとき、飼ってる猫2匹が“私が死んだらどうするか”について相談してる声が聞こえてきた。

「 お水がもらえないと困る。」
「 うん、お水はね~。」
「 ごはんはお皿にあるからいいけどさ。」
「 あるもんね。」

“ 確かに寝る前に、皿にカリカリを山盛り入れたけどさ、おまいら、それ食べたらなくなるってわかってる?”

「 おまいらさ~。」

と起き上がって文句を言おうとしたら、2匹とも慌てて毛づくろいを始めた。
 猫には“今日”しかないって、ホントなんだなって思ったら、落ち込んでるのがバカバカしくなって、開き直って仕事して今に至る。
















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7月3日(火)のつぶやき

2018-07-04 08:31:27 | _HOMEページ_






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日々の恐怖 7月3日 困惑1

2018-07-03 18:46:30 | B,日々の恐怖






  日々の恐怖 7月3日 困惑1






 自分でも困惑しておりますが、気持ちを整理することもかねてお話しします。
 私は、わりと栄えた地域で父子家庭の一人っ子として育ちました。
男親ということもあり、小学生のころまでは祖父母と暮らしていましたが、次男の父と長男の伯父とが色々揉めたみたいで、中学生のころには父と2人暮らしになっていました。
 男の2人暮らしということで、仲の良いという感じではないですが、父兄参観には時たま来るし、時間が合えば話しもするしという、ベタベタではないですが、淡々と暮らしていたと思います。
 ただそんな父との暮らしで、気になることがあるとすれば、父の部屋に扉一つ分の鍵の押入れというものがあったことです。
 そこは父の大切なものが保管してあると聞いており、それ以上聞いても答えてくれず、私もそんなものかと捉えていました。
 そんなこんなで私も高校大学と進み、就職後に学生時代から付き合っていた現在の妻と結婚しました。
 式では小学生の頃から疎遠になっていた伯父家族も来てくれ、父は色々な面で感極まったのか男泣きをし、つられて私も泣いてしまったことを覚えています。
順調というほどではないにしろ、母がいないということを以外は人並みの幸せだと思っていました。
 それから少しして、父が亡くなりました。
事故なのか、そうでないのか曖昧な感じでしたか結果として事故となりました。
私は妻や親類に支えられ、なんとか父を送りだしました。
 49日が過ぎ、半年が過ぎ、延ばしていた父の遺品整理をすることにしました。
結婚し家を出ていますが、もともと住んでいたので大体の勝手はわかっていました。

















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日々の出来事 7月3日 イエスの方舟

2018-07-03 09:46:15 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 7月3日 イエスの方舟







 今日は、警視庁防犯部が千石イエスと幹部5人に対して、名誉毀損と暴力行為などの容疑で逮捕状をとり、全国に指名手配した日です。(1980年7月3日)
 1975年頃から、千石イエスが開催していた聖書勉強会“イエスの方舟”は、家庭に居場所がないと感じていた女性たちが徐々に集まり、家庭を捨てて共同生活を始めるようになりました。
しかし、家族たちはこれを理解できず、千石イエスに騙されて連れ去られたものと考え、警察に捜索願を出し、マスコミも騒ぎ出しました。
この影響で千石イエスは、信者20数人と共に逃亡生活に入ります。
 そして、この指名手配後、熱海の印刷会社の寮でイエスの方舟26人が発見されました。
このとき、千石イエスは捜査員が入る直前に狭心症の発作を起こしており、市内の病院に入院、しばらく逮捕は見合わされています。
その後、1980年7月4日、行動を共にした女性たちの会見から、千石は新興宗教の教祖にありがちな拝金主義でもなく、カリスマ性なども見受けられない普通の“おっちゃん”であったことなどが分かり、退院後に警察に出頭した千石の取調べは、任意調査のみで、書類送検されたものの翌年に容疑事実は無いとして不起訴処分の決定が下されました。
 この事件後もイエスの方舟の共同生活は続き、女性たちの多くは家族と和解し、騒動の翌年に開いた中州の“シオンの娘”というクラブで働きながら、生活を続けていました。
この店はショーなども見せ、“イエスの方舟”という大きい看板がありましたが、意外に繁盛していたと言われています。
なお、2001年12月14日、千石イエスは78歳で亡くなりました。

 この事件の経過のイメージから、同様に家族からの捜索依頼が出ていたオウム真理教に対する初期段階の捜査が遅れたんだろうなァ~。




  千石イエス


















☆今日の壺々話















宗教





 あるカトリック系女学校で面接試験が行われました。
面接官のシスターが、受験生の少女に聞きました。

「 毎週教会に行ってますか?」
「 はい。」

少女は淑やかに頷きました。
 少女の育ちの良さを感じ取ったシスターは、なるべく簡単な問題を出して、少女を合格させてやろうと思いました。

「 この世界は神様が創られたことは知っていますね?」
「 はい。」
「 では、最初の男の人の名を言ってください。」
「 ・・・教会の神父様です。」





















見る






「お前は見られている」が宗教。
「見られていなくても」が道徳。
「どう見ているか」が哲学。
「見えているものは何か」が科学。
「見えるようにする」のが数学。
「見ることが出来たら」が文学。
「見えている事にする」のが統計学。
「見られると興奮する」のが変態。



















宗教理論





 あなたの目の前に扉がある。
扉の向こうには無条件でお金をくれる人がいるかもしれないし、いないかもしれない。
どっちか賭けてみよう。
実際にいたとして「いる」に賭けていた人はお金をもらえる。
「いない」に賭けていていた人は中の人が怒って罰ゲームを受けさせられる。
実際にいなかったとして「いる」に賭けていた人は特に何もなし。「いない」に賭けていた人にも何もなし。

 あれあれ、これじゃ「いる」に賭けるのが丸得って事になるな。こりゃ「いる」に賭けるしかないな。
ところで 扉の向こう=死後の世界 お金をくれる人=神様 って置き換えることもできるよな。
じゃあ「神様もいる」って信じようZE☆

というのが「パスカルの賭け」と呼ばれる考え方である。
みんな神様を信じる気になったかな?




















だめ、神様が見てる…。






【キリスト教】

     ( ゚д゚ )

【イスラム教】

     ( ゚д゚ )

【ユダヤ教】

     ( ゚д゚ )

【日本八百万教】
(゚д゚ )( ゚д゚)(゚д゚ )( ゚д゚)(゚д゚ )( ゚д゚)( ゚д゚ )(゚д゚ )(゚д゚ )( ゚д゚)( ゚д゚ )(゚д゚ )
( ゚д゚)( ゚д゚ )(゚д゚ )(゚д゚ )( 'A` )(゚д゚ )( ゚д゚)(゚д゚ )(゚д゚ )( ゚д゚)( ゚д゚ )(゚д゚ )
(*´Д`)(゚д゚* )( ゚д゚ )( ゚д゚)(゚д゚ )( ゚д゚)(゚д゚ )( ゚д゚)( ゚д゚)(゚д゚ )(゚д゚ )(゚д゚ )
( ゚д゚)( ゚д゚)(#・ω・ )(゚д゚ )( ゚д゚ )(゚д゚ )( ゚д゚)(゚д゚ )(゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚)(゚д゚ )





















宗教勧誘







 入院してるとき、掃除のおばちゃんに、しつこく宗教勧誘された。
まさか病室で勧誘されるとは思わなかった。
体が弱ってる人なら流されやすいと思われたのかな。


 体が弱ってる人に宗教勧めるのは常套手段みたいだよ。
先祖の因果が、とか、そのへんで来る。
この病気はあなたのせいじゃない、あなたはとばっちり、あなたは悪くない。
お祓いしましょう、魔除けの○○、ご先祖様に謝って、墓石を綺麗に…と。
 俺もされたことあるけど、
「俺は息子が訪ねて来なくても呪ったりしねーぞ、あんた、呪うのか?
自分の怒りで息子や孫を不幸にするのか?
嫌な人だね。そんな人が信じてる宗教なんて絶対嫌だね。」
と言ったら黙ってくれた。


病気や怪我で弱ってる人狙うのって、タチ悪いな。
そんな宗教は絶対にお断り。





















宗教ってこえーな





 以前、秋葉原駅のターミナルで手相の勉強しているんですが・・・・って、
姉ちゃんとかリーマン風のやつがよくいたんだが、
5、6回声をかけられて毎回親身に受け答えしてあげて、
最後に名前と住所聞かれるから、
毎回職場の嫌いなヤツの名前と住所教えてたら、
そいつほんとに入信しちゃった。
宗教ってこえーな。



おまえがこえーわ。






















宗教勧誘





 成人してから5つの宗教から勧誘された。
1つは初選挙時期に久しぶりに友達から電話があって、なんやかんやあって施設で取り囲まれ泣いた。
一番長期間で一番やっかいだった。
1つは一回でもう来なくなった。
1つは身内が亡くなってからそれにつけこんで何回か来た 最近は来ない。
1つは若いアジア系外国人の女性2人組に駅でフレンドリーに話し掛けられた。
1つは道端で久しぶりにばったり会った後輩にメルアド聞かれ教える→ご飯いきましょう
→これは…ごめん→ええ~いきましょうよ→案の定待ち合わせのファミレスに知らない人が!
今もメール来る。
いかにも宗教嵌まりそうな見た目と性格なんだろうか?


1,そうか
2,ものみ
3,せいちょう
4,とういつ
5,マルチマウス
こんな感じ?


ヒジュラだと思われたとか。
でもあれだったらふつう逃げるか。


1、2、4はあたり
あともうひとつ、勝手に新聞と広報誌を毎回置いていくおじいちゃんもいた。
特に勧誘されることもな、無害だったので放置していたら来なくなった。


オマエは勧誘しやすいのかね?
自分は美顔器と補正下着売りつけられそうになった。
見た目がダメなのかww
友達(と思っていた人)に勧誘されるとヘコむわ…。


オマエは勧誘しやすいって・・・。
あるあるすぎる…。
雑踏の中歩いてたら、
勧誘のおばさんが人ごみくぐり抜けて、
突進してきた。
珍しくまともな格好して自信もって歩いてたのに。
喪ーラは滲みでるんだなと落ち込んだ('A`)


この流れで思い出した。
何年か前に池袋で中東系の外国人に拝まれたことがある。
勧誘コエー!と内心gkbrだったけど、無言で拝み去って行った。
あれなんだったんだ?


アッラーに似てたんじゃない?






















  マジでふざけんなよ 平和教ってなんなんだよ






今日の午後辺りだよ気持ち良く昼寝してたら、

ピンポーンってベルが鳴ったから出たら、

小っちゃいババアと綺麗なお姉ちゃんがいた。

ババア「ああんこんにちわぁ、すいませんどもーねー、アッハッハッハwww。」

お姉ちゃん「こんにちわぁ。」

もうこの時点で、なんだこいつらって思った。

もう俺は昼寝をしたいんだと邪魔をするな、と思った。

俺「はあ…なんですか?誰ですか?」

お姉ちゃん「はい、私達は…。」

ババア「アッハッハッハwwwごめんなさいね?取り込み中だった?ごめんなさいねえええ、アッハッハッハwww。」

とりあえず、このババアは死ねと思った。

お姉ちゃん「はい、私達は…。」

ババア「私達はねえ、ちょっと勧誘作業してるんだけどねえ、嫌でしょー?アッハッハッハwww。」

ババアが、凄くやかましかった。"

もうババアが引っ切り無しに喋るから、お姉ちゃんが喋らせて貰えない状態。

俺「勧誘ですか?何の勧誘ですかね?」

お姉ちゃん「はい、私達は宗教団体の平和教と申します。」

俺「あー、宗教ですか…。」

ババア「こんな真っ昼間から宗教勧誘なんて嫌よねええ?アッハッハッハwww私だったら追い返しちゃうアッハッハッハwww。」

このババアはなんなんだと思った。

お姉ちゃんは黒髪のショートで、おめめパッチリと可愛かった。

堀北真希に似てた。

俺の好みだった。

俺「ですよねー。」

ババア「だけどね、私達は平和教って言うんだけどね、是非ねえ?貴方に入ってもらいたいのよおお、アッハッハッハwww。」

俺「えっ、いやっ、うちキリスト教ですから…。」

お姉ちゃん「いえ、私達平和教は幾つでも宗教を信じて良いんです。」

ババア「そうそう、しかも平和教に入れば宇宙真理の全てを教えてもらって、
開運の方法も教えてもらって、一石二鳥なのよ!!」

宇宙真理は知りたくないです。

何故か段々とお姉ちゃんとババアの連携プレーが始まってしまい、
俺では手に負えない状況になってしまった。

ババア「この平和教の教本なんだけど、創立者のありがたいお言葉が…。」

段々と営業トークも白熱してきて、さっきまで笑いっぱなしのババアの目も真剣になってきて怖かった。

そこで俺は、小島よしおの真似をすれば帰ってくれるんじゃないかと思った。

ババア「平和っていうのは、宇宙真理の三ヶ条から…ペチャクチャ」

俺「へぇー…うん…、興味深いですねぇ…でもぉ…。」

ババア「いやいや、ちょっと聞きなさいよ!暇人なんだから!宇宙真理第。」

俺「でもでもでもでも、そんなの関係ねえ!!!!そんなの関係ねえ!!!!そんなの関係ねえ!!!!」

必死に狭い玄関で小島よしおになりきった。

ババア「アッハッハッハwww、お兄さんどうしたの?アッハッハッハwww。」

俺「そんなの関係ねえ!!!!ハイ!!!!オッパッピイイイイイ!!!!」

ババア「アッハッハッハwww、アッハッハッハwww。」

俺「チントンシャンテントン!!チントンシャンテントン!!」

ババア「アッハッハッハwww。」

俺「チントンシャン……。」

俺の負けだった。

ババア「アッハッハッハwww、お兄さん面白いわねええ?wwwグッフフフフwww。」

俺「ハイ…、よく言われます…。」

堀北真希に似ているお姉ちゃんは、ドン引きだった。

ババア「グッフフフフwww面白いわあwww、で、さっきの平和についてだけどねえ?」

俺「はい…。」

お姉ちゃんはもう帰りたい風な感じだった。

ババア「ちょっと長くなりそうだから、お邪魔してもいいかしらね?」

俺「そんなの関係ねえ!!!!そんなの関係ねえ!!!!」

ババア「でしょぉwww、関係ないわよねえwww。」

俺「オッパッピイイイイイ!!!!」

気づいたらババアは靴脱いでた。

この数年で一番の強敵だった。

俺は勧誘、セールスは全てパッション屋良の真似と小島よしおの真似で葬ってきた。

しかし今回の中年というのは強敵だ。

もしこれがお姉ちゃん一人だったら俺が勝っていただろう。

しかしババアは俺の玄関前で既に裸足だった。

お姉ちゃんも上がってた。

俺は仕方なく部屋に案内した。

ババア「ごめんなさいねええ、図々しくてアッハッハッハwww、あらあ綺麗な部屋ねええwww。」

お姉ちゃん「すみません、失礼します…。」

俺「お茶、出します…。」

俺のメンタルは、さっきの小島よしおの空振りでズタボロだった。

ババア「お茶嬉しいわねええwww。」

俺「いえ……。」

お姉ちゃん「ありがとうございます。」

ババア「平和って言うのはね?宇宙真理の法則に従えば、戦争なんて…。」

俺「あー…。」

この時に、お姉ちゃんがお茶でむせて可愛かった。

お姉ちゃん「ンフッンフッ!!ずいまぜンフッ!!あー変な所入っちゃった。」

俺「大丈夫すか。」

ババア「ちょっと聞いてるの?宇宙真理の法則は平和教の柱に…。」

俺は幾多もの勧誘とセールスを葬ってきた。

パッション屋良の真似を使う事に決めた。

ババア「難しい話だけど、これで貴方の開運のツボが分かるのよおおお、アッハッハッハwww。」

しかし、俺の中でスベった事と羞恥心が俺を苦しめた。

ババア「ちょっと頭と手を出して。」

言われるままに手を出した。

ババア「いい?ぃええええい!!!!!」

俺は意味が分からなかった。

ババア「はい、これで開運の流れをよくしました、これで貴方はもう安泰よ。」

俺「はい?」

ババア「もう、これから一生苦難に負けなくなるように流れを開いたの!!ありがたいことよおおお?」

俺は開運したらしい。

俺はもう我慢の限界が来ていた。

もう、パッション屋良しかない。

俺「へえ…、なんか流れが開いた感じしますよ…。」

ババア「あらあ!?あなた才能あるんじゃない!?ちょっと今から平和教の教会で。」

俺「そうだね!!この流れは!!プロテインだね!!」

俺はおもむろに立ち上がった。

ババア「プロテインじゃないわよ!!私の気功の流れ!!」

俺「この流れは!!!!ンーッ!!ンーッ!!ンーッ!!」

ババア「ちょっと!?」

俺「プロテインだね!!さぁみんな一緒にンーッ!!ンーッ!!ンーッ!!」

お姉ちゃんはうつむいて震えてた。

俺は恥を投げ捨てた。

必死にこのババアを追い出そうという気持ちが勝った。

ババア「やだ!?開きすぎた!?」

俺「アハーイ!!アハーイ!!エブリバディパッション!!」

俺「君も!!君も!!パッションになってみないか!!?」

俺「ンーッ!!ンーッ!!ンーッ!!」

俺は必死に恥を押し殺した。

お姉ちゃん何故か吹き出した。

ババア「やだ…、お兄さん大丈夫?」

お姉ちゃん「ふふっ…ふっ…。」

俺「きみもこれで!!パッションだ!!ンーッ!!ンーッ!!」

俺「さあ!!家に帰ろうよ!!ンーッ!!」

お姉ちゃん「ふはっ!……くくく…。」

お姉ちゃん、笑うのを必死に堪えてたみたいだった。

ここで、ババアが奇行に走る。

ババア「ぃええええい!!!!!」

俺は突然の出来事に思わず止まった。

俺「えっ?」

ババア「ごめんなさいねえ、ちょっと流れを開きすぎちゃったみたい。」

俺「・・・・。」

俺「でもこれでパッションだ!!ンーッ!!ンーッ!!」

お姉ちゃん「あははははあ。」

お姉ちゃん撃沈した。

俺「帰れ!!ンーッ!!帰れ!!ンーッ!!」

お姉ちゃん「ごめ…、ごめんなさいひひひひ…、違うこれ、ふふふふ…。」

ババア「やだあ、私この子の開いちゃった!!?」

俺「帰れええ!!ンーッ!!帰れええ!!ンーッ!!」

もう、混沌としてたお姉ちゃんには可哀想な事した。

ババア「ちょっと待っててね!?ぃええええい!!!!!」

お姉ちゃん「あははははは、あはははああ。」

俺「帰りなさい!!ンーッ!!帰りなさい!!ンーッ!!

ババア「あなたもよ!!ぃええええい!!!!!」

俺は思わず吹き出した。

俺「いやちょっとwww。」

ババア「ぃええええい!!!!!ぃええええい!!!!!」

必死に手をかざして、ぃええええいと叫んでる姿を見て俺の腹筋限界に達した。

お姉ちゃんは、もう死んでた。

俺「おばあちゃん、もういいですwww、お腹いっぱいwww。」

お姉ちゃん「うふふふふ…、ああああ…。」

ババアは、ぃええええいをやめた。

ババア「やだ…ごめんなさいね?…私まだ修行が足りないのねええ…。」

お姉ちゃん「ごめんなさい…、ごめんなさい…。」

俺はささやくように。

俺「もう帰って下さいよ。」

お姉ちゃん「帰ります…、もう駄目です…。」

ババア「駄目じゃないのよ!!あなたも平和教に入りたくなったでしょおお?」

俺「ンーッ!!ンーッ!!帰れええええ!!」

ババアは手強かった。

ババア「やだ!!まだ。」

俺「ぃええええい!!!!!ぃええええい!!!!!」

ババア「お兄さん!!!?」

目には目を、歯には歯を、で俺は呪文を使う事にした。

ババア「もう!!ぃええええい!!!!!」

俺「ぃええええい!!!!!」

ババア「ぃええええい!!!!!」

ババアは対抗してきた。

お姉ちゃん「ちょっとやめましょう!!ふふふふwww。」

俺「ぃええええい!!!!!」

ババア「何よ!!ぃええええい!!!!!」

俺「ぃええええい!!!!!」

ババア「もう!!正気になりなさい!!!!」

俺「ぃえええ ベチン!!!!」

ベチン!!!

俺はビンタされた。

俺「えっ?ちょっ ベチン!!!」

ババア「大丈夫!!!?」

俺「えっ?何何何 ベチン!!!」

ババア「ごめんなさいね!!!開きすぎた!!!!」

俺「えっ?意味が分か ベチン!!!」

何発も打ち込んできた。

お姉ちゃんは死んでた。

俺「えっ?おばあちゃん? ベチン!!」

ババア「ふう…、真理開運術は、修行した身じゃないと使えないのよ。」

俺「えっ?平和でしょ?えっ?」

おばあちゃん「素人が使うと、こうなっちゃうわよ?頭おかしかったんだから、あなた。」

ババア「だけど、あなたは才能あるわ、私が見込んだ。」

俺「えっ?」

ババア「さっきのあなたの、ぃええええいに気功の流れを感じたわ。」

どうや、らぃええええい、に名前は無いみたいです。

俺「本当ですか?」

ババア「本当よ!!もっかい、ぃええええい、ってやってみて!!」

俺「えっ、もっかいすか?」

ババア「そう!!」

俺「ぃええええい!!!!!」

ババア「感じるわ!!流れを感じたわ!!」

俺「ぃええええい!!!!!」

なんか、凄く気功を使いこなしたみたいだった。

ババア「ほら!!お姉ちゃんも感じてみて!!」

お姉ちゃん「……うぇ?…」

ババア「ほら、お兄さん!!」

俺「ぃええええい!!!!!」

お姉ちゃん「あああああwwwwww。」

ババア「ほら!!感じてるわ!!感じてる!!」

もうノリノリだった。

ババア「ほら!!もっとよ!!流れを開いて!!」

俺「ぃええええい!!!!!ぃええええい!!!!!」

お姉ちゃん「もうwwwいいですwww、開きましたwww。」

ババア「ほら開いたって!!!!」

何故か飛び跳ねるババア。

ババア「やったわね!!お兄さん!!やっぱり見込んだだけは、あるわああ!!」

俺「いえ…、それほどでも、ないっす…////」

お姉ちゃん「はああ……、もう…無理…。」

俺「大丈夫すか?」

お姉ちゃん「駄目です…」

お姉ちゃん、めっちゃ可愛かった。

お姉ちゃん「ごめんなさい…、トイレに…。」

俺「あっちっす。」

お姉ちゃん「ごめんなさい…。」

ババア「あなた!!今すぐ教会きて!!あなたは教祖になるべき逸材よ!!!!
こんな早く会得できる人始めて!!!!」

俺「えっ?そっすか?」

どうやら、俺は平和教に革命を起こす逸材らしい。

俺「いやでもお。」

ババア「ああもう!!早く早く!!」

俺「困ったなああ。」

お姉ちゃん「ごめんなさい…、借りました…。」

俺「大丈夫?」

お姉ちゃん「ううん…。」

ババア「お姉ちゃん、この人逸材よ!!!!会得したの!!!!開運術!!!!」

お姉ちゃん「へええ…。」

お姉ちゃんは壊れてた。

ババア「きてきて。」

お姉ちゃん「はああ…。」

俺は心の何処かで迷っていた。

この平和教は、実は本当に世界に平和をもたらすのではと。

俺「お姉ちゃん、どう思う?」

お姉ちゃん「ええ…?…うーん…。」

ババア「早く!!」

お姉ちゃんが好きになった。

俺「それは、本当ですか?」

ババア「本当よ、あなたの、ぃええええいに、底しれぬ気功を感じたわ。」

俺「お姉ちゃん、感じた?」

お姉ちゃん「えっ?…あー…、感じました…。」

俺「本当だ。」

ババア「ねええ?言ったでしょおおお?」

感じてないだろ、絶対。

俺「いや、だけど辞めておきます。」

ババア「あら!?なんで!!?」

俺「いや、俺教祖の器じゃないですし。」

ババア「あらああ……。」

俺「ごめんなさい…。」

お姉ちゃん「ふう…。」

ババア「しょうがないわね…、本人の意思ですもん…。」

お姉ちゃん「残念…。」

ちょっと心なしか悲しかった。

俺は、死にそうなお姉ちゃんとババアを玄関まで送った。

ババア「あなたに会えて良かったわ、久しぶりに真理を感じたわ。」

俺「僕も嬉しいです。」

お姉ちゃん「ふふっ…。」

ババア「最後に、とっておきの流れを開いてあげるわ。」

俺「本当ですか?」

ババア「サービスよ。」

ババア「んんっ…!!!!ぃええええい!!!!!」

ババア「ん!開いた!あなたは幸せになれるわ!保証する!」

俺「ありがたいです!!」

お姉ちゃん「はぁあ…。」

お姉ちゃん、冷めてた。

俺「ありがとうございます!!ぃええええい!!!!!」

ババア「ぃええええい!!!!!」

お姉ちゃん「さよならあ。」

ババア「ぃええええい!!!!!」

俺「ぃええええい(泣)・・・。」

お姉ちゃん、可愛かった。

しかし俺はチャキチャキの仏教だ。

平和教は忘れるのさ。

みんな!!!!

勧誘を追い返す時に!!!!

パッション屋良と小島よしおが通じない時は!!!!

叫ぶんだ!!!!

ぃええええい!!!!!"

ぃええええい!

ぃええええい!!!!!

ぃええええい!!

平和すぎわろた。
















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7月2日(月)のつぶやき

2018-07-03 08:30:26 | _HOMEページ_



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日々の出来事 7月2日 たわし

2018-07-02 09:48:08 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 7月2日 たわし







 今日は、西尾正左衛門が、“亀の子束子”で特許を取得した日です。(1915年7月2日)
昔から、藁や縄を束ねた“たわし”は、洗う道具として使われていましたが、西尾正左衛門は靴拭きマットに用いていたシュロを針金で巻いたものを丸め“亀の子束子”と命名して、洗浄用に利用することを考え出しました。
 現在、亀の子束子は、スリランカ産天然ヤシ製と中国産シュロ製があり、年間600万個が製造され、30ヶ国へ輸出されています。






      たわし



















☆今日の壺々話










  たわし礼賛







 『亀の子たわし』は調理器具を洗う時、欠かせない道具である。
例えば木べらを洗うときは木目にそって、たわしを動かす。
あるいはまな板には包丁によって細かいキズがついているので、そのなかの汚れをかき出すためにたわしが必要だ。
 個人的な話をすると『亀の子たわし』を僕が改めて見なおしたのは、農園から直接野菜を送ってもらうようになってからだった。野菜は鮮度を落とさないために、泥で湿度を保っている。その泥を落とすときに、『亀の子たわし』が非常に役に立つ。
 使っていてあまりにもきれいに土が落ちるので気持ちいいくらいなのだけど、そのあたりの感覚は海外の人も同じみたいだ。
 試しにamazon.comで「japanese tawashi(kamenoko)」を検索すると、様々なレビューが読めるのだが「Amazing(すごい!)」や「Great scrubber(すごいスクレーバー)」と絶賛されている。野菜を洗うのに、あるいは鋳鉄のフライパンを洗うのに重宝されているようだ。
 考えてみれば「亀の子たわし」は純日本生まれ、この形のものは海外にはない。それに当連載で扱うテーマのなかで最もポピュラーなものではあるが、意外と「コアユーザーが料理人」だと知らない人も多いのではないだろうか。
 高品質の日常品を工業的に生産し、低価格で普及させるというあたりにも、日本人らしい〈なにか〉が潜んでいるのではないか、という仮説を立てて、詳しいお話を伺いたいと、年間何百万個と『亀の子たわし』を製造している西尾商店に連絡を入れ「どのようにつくっているのか」と質問してみた。

 対応していただいた広報さんから頂いた答えに驚いた。

「 工業的? いいえ、亀の子たわしは刈り揃える工程をのぞき、現在でもすべて手作業でつくられています。」

 年間何百万個と製造される『亀の子たわし』は機械的な工業生産品ではなく、人の手によってつくられていた。

 会社は大正期に建てられた近代建築で、創業100年を超える企業に相応しい趣のある社屋を今も守っている。

「 『亀の子たわし』が当社の登録商標だと知らない方も多いんです。なので、よその商品でたまにこちらの名前をつけられている商品を見つけると、メールで『うちのですよ』とやらなければならない。面倒ですけど、しょうがないです。」

 広報さんとともにマーケティングさんは言う。

「 ところで『亀の子たわし』の成り立ちはご存じですか?」

 というわけで鈴木さんによる『亀の子たわし』誕生物語である。
『亀の子たわし』の誕生は1907年まで遡る。ことのはじまりは初代西尾正佐衛門が発案した靴拭きマットだった。それまでの縄を編んだだけのマットと違い、針金にシュロ(棕櫚)をまきつけたそれは道路が舗装されていない時代、靴についた泥を落とすのに都合が良かった。
 この足拭きマット、はじめは評判を呼んでよく売れたが、体重の重い人が載ったり、何回も使用しているうちにシュロの毛先が潰れて使い物にならなくなってしまうため、その後は期待したほど売れなかった。
 「これはいかんなぁ」という折、正佐衛門は妻が返品されてきたマットを切りとり、シュロが巻きつけてある針金を折り曲げたもので、障子のサンを掃除している姿を見た。

「 これだ!」

 昔からたわしのように使われていたのは藁や縄を束ねたもの。針金で巻いたシュロなどという今から見ればお馴染みの「たわし」はそれまで存在していなかったのだ。正佐衛門は、掃除道具は女性が多く使うものだから、と妻の手の形にあわせて試作を繰り返した。
 しかし、形は出来たが、名前が決まらない。日がな一日、考えていると子どもが亀と遊んでいる場面と出くわした。

「 たわしはカメに似ている。それにカメは水に縁もある。亀たわし、いや、かわいくするために子をつけて『亀の子たわし』というのはどうだろう。亀は万年ともいうし、縁起もとてもいい、というわけです。」

亀に似てるからっていう理由もすごいですよね。外国人の方が見たら、亀だって思うんですかね?

「 いや、思わないでしょうね。」

 その後、正左衛門の西尾商店は『亀の子たわし』を世に送り続けるのだが、その間も様々な出来事がある。

「 まず、質の低い模倣品、類似品が続出したことです。うちの会社は売上の半分を訴訟に注いでいた、という時期もあったようです。例えばお馴染みのこのパッケージ。外から中身が見えません。(現在は後ろからは見えるように改良されている)買うときに中身が見えない商品というのは普通ありえませんが、こんな風になったのにはそのあたりにも理由があるんです。」

 特許侵害に苦しんだ『亀の子たわし』はある時、訴訟で戦うのをやめ、広告による認知の徹底に方針転換する。もう〈品質で信頼を勝ち取るしかない〉と、この時期からブランドとしての『亀の子たわし』が定着し、現在に至る。

「 近年では百円ショップなどの登場によって、中国製などの類似品が出回りました。でも、やはり質が低いですね。こんなこと言うのはあんまり好きじゃないんですが、食べ物に近い場所、あるいは食べ物に使える代物じゃないと思います。匂いを嗅げばわかりますよ。粗悪な製品は油臭かったり、薬品臭かったりする。安く売られている製品のほとんどはうちの検査なら通りません。」

使い方を忘れた日本人たちもいる。

「 スポンジは家にあるが、キッチンにたわしがない、という家庭も増えてきました。たわしはなくてもザルって家にありますよね? ザルはスポンジでは洗えません。そのあたりのことをもう少し伝えようと、本社に併設されているショップではディスプレイしています。」

『亀の子たわし』を襲うのは類似品との闘いだけではない。使い方がわからない、という消費者が徐々に増えだしているのだ。

「 これは情報発信を怠ってきた、我々にも責任があります。たわしってなんにでも使えるので、これまではお客様自身の使い方に委ねていた、という側面があります。ところが家族構成の変化などによってたわしの使い方が伝承されなくなっています。それでいつのまにか家庭の道具だった『たわし』が、業務用の道具になってしまった、というか。」

「 たしかに。料理屋的にはたわしは必要不可欠な道具なんです。」

「 ああ、それはすごくわかります。このあいだうちに学生さんが見学に来て、その方は中華料理屋で、アルバイトをされていたそうです。で、店主の方に「おい、たわしを買ってこい」とお使いに行かされたんですって。それで、その方は安いものを買ってきてしまったそうです。そうしたら、店主の方に「なんだこのタワシは使えねぇじゃないか」とひどく叱られたと。飲食店の方は『亀の子たわし』の今も昔もコアユーザーです。やはり多少高くても、長く使えるもののほうがいい、ということをわかってくださってます」

「 でも、今は料理人でも使い方を知らないというケースが結構あるんです。かつては徒弟制度があって、そのなかで技術継承がなされていましたんですけど、今はそうでもなくなってきました。例えば焼しめの器などはたわしで洗うことで、使いながら育てていくものだったのですが、そういう風に扱われていないことがあります。」

「 そうですか。器屋さんで一件、うちのタワシとセットで売っている、というところを知っています。やっぱり、手入れの仕方も一緒に売っていかないといけなくなってきた。うーん、今後は使い方も含めてお教えするっていうと偉そうで嫌なんですけど、提案させてもらいたいですね。用途に応じていい製品というのはやはりありますから。」

疑問に思ったのは「どうして、手作業でつくっているのか?」ということだ。

「 なんていいますか、手作業でしかつくれないんです。逆に機械化できない、というか。それはつくっている工程を見ていただいたほうがわかりやすいかと思います。」
「 繊維は天然のものです。右と左で太さも違います。それを均一にするのが人間の手、指先の感覚でしかできません」

 これまで様々な日本の職人の仕事を見せてもらっているが、そこにはみな共通点がある。それは不均一な素材を人間の手によって整えて、美しいものをつくっていることだ。出来上がったものは繊維が揃っていて、コロコロとしていてかわいい。どこか生き物っぽくも見える。

「 針金がついている部分が頭、内側がへそ、丸い部分が尻といった具合に呼ばれています。」

 ところで日本の3大発明というのをご存知だろうか? 「ナショナル、松下幸之助の『二股ソケット』」「ブリジストン、石橋正二郎の『ゴム足袋』」そして「西尾商店、西尾正左衛門の『亀の子たわし』」と言われている。二股ソケットもゴム足袋も企業を育てたが、現在は商品として見かけることはなくなった。しかし『亀の子たわし』は今も愛され続けている。 
じつはたわしだけではなく、スポンジもつくっている。水切りがよく ネットショップで10個、20個とまとめ買いする愛好者もいる商品、とのこと。

「 うちの主力商品は現在でも『亀の子たわし』です。日本のメーカーでタワシを専門につくっているのはうちを含めて2社だけです。社長の言葉で僕が気に入っているのがあって、それは『うちが『たわし』をつくるのを辞めると、よその品物が一般的にイメージされる『タワシ』になってしまう。だから作り続けなくちゃいけないんだ』というもの。なるほどな、と思って。この本社の建物と同じようにロストテクノロジーかも知れませんが、なかなかおもしろいところのある製品です。」


 100年間、1つの商品が会社の経営を支えているケースは本当に稀だし、ましてや「スタンダード」となると限られている。
 時代は変わり、様々な商品が生まれては消えていった。例えばテレビやオーディオ、パソコンといったものは携帯電話と融合し、スマートフォンに変わった。そうしたなかで『亀の子たわし』という商品が風化しないのは、それが普遍的なものに依拠しているからだ。料理をはじめとした手仕事がなくなることもない。
 人間の手の形は今も昔もそう違いはない。タワシの形が変わらないのは、それが洗うという経験から導き出された必然的な形状だからだ。西尾正左衛門が亀の子たわしを生み出せた理由として、夫婦の愛を挙げる人もいる。「愛」は陳腐化された言葉ではあるけれど、「信頼」という言葉と同じように、やはり普遍的なものだ。
 いろんなものを見失いがちな、変わりゆくスピードの早い時代だ。でも、そうしたなかで100年、変わらない商品をつくる会社は経営において、あるいは人になにかを提供することの根本にはなにがあるべきなのかを僕らに教えてくれるように思う。





















テレビを見ていてむかついた瞬間




昔やっていた東京フレンドパークのダーツ。
タワシを作っている会社に勤めている私の親父は、これが始まると無言でチャンネルを変えた。




















タワシコロッケ





 原稿描く気が出ないから、気を高めようと弟に「ちょっと罵って!」と頼んだ。
怒りと悔しさでやる気を出そうと思ってたのに、

「 このオタク!
オタクが漫画描かないなら、なにをするっていうの!
描かないオタクはただのオタクよ!
豚だって空を飛ぶのよ!
すごくね!
立ちなさい、このホモ好き!
タワシコロッケを、おみまいするわよ!」

と、何故かオカマ口調の弟にウケてしまって、怒りも悔しさも出ない。
 女王様っぽいから、首にクリスマスの飾りに買っておいたファーを巻いて、鞭のかわりにバドミントンを持たせてみた。
さらにウケる姿に。
 二人ともバカ笑いでテンションが上がってしまい、そのまま公園直行バドミントン。

「 くらいなさい、スーパーサーブ!」
「 こんなもので、私に敵うとお思いかしら!」

とか、18歳の姉と16歳の弟が、お互いオカマ口調で全力バドミントン。
ファーは暑いからとった。
近所のおばさんが、

「 今日も、二人とも面白いなぁ。」

と言いながら横を散歩してた。



















28cmのフライパン




一人暮らしを始めるにあたって、意気込んでフライパンを買った。
ブランドとかわからんが、とにかく28cmのやつを1本。
それまで、料理なんて全くしなかったんだが、一人暮らしだから自分で作るしかない。
そう思って、買った。

空焼きしたり、油を馴染ませたり、手入れを怠って真っ赤に錆びさせたり、それを金たわしでゴシゴシやって、また空焼きして油を馴染ませたり。
とりあえず、目玉焼きは、上手になった。

彼女ができた。
すんげーかわいいし素直。
だけど、料理はぜんぜんダメだった。

たまの休みの日には、俺がちょっとだけ贅沢してステーキを焼いた。
彼女はミディアム、俺はレアが好きだった。
このフライパンは、お前と出会う前から俺と一緒に暮らしていると言ったら、彼女はふくれっ面になって、それから笑った。

俺と彼女は幸せな時間を過ごした。

料理が下手な彼女は、目玉焼きを何度も焦がした。
俺は笑いながら、焦げた目玉焼きを美味しく頂いた。
大事なフライパンなのに、ごめんなさいと、彼女は詫びた。
大丈夫だよと金タワシでこすって空焼きしたら、彼女はフライパンの深く碧い色を、“きれいね”と言った。

彼女は、突然、いなくなった。
事故だった。

俺は今も、時々、フライパンを金タワシでこすって空焼きする。
深く碧い色が蘇る。
彼女の“きれいね”という言葉が蘇る。

28cmのフライパンは、俺と一緒にいる。
焦げた目玉焼きはもう食べられないが、フライパンのおかげで、彼女の“きれいね”は、今でも、いつでも聞ける。


















砂漠のたわし





 数年前の実話です。
ヨルダンの砂漠で迷子になりました。
周りは一面砂と空。
砂に埋もれてるきれいな人骨が友達に見えて安心感すら感じた。
夜になると急激に寒くなりそいつと自然に添い寝をした。
 それから3日間がたった。
まだ2月だったので昼間でも日ざしはきつかったけど、気温はさほどでもなかったのが助かった。
 その日奇跡的に通りかかったトルコ人バックパッカー二人組に助けられ、 数キロ離れた遊牧民のベドウィンの家につれていってくれた。
着いてすぐ子供達に歓迎され、あれこれ話しかれられたがアラビア語はまったく理解できなかった。
 その家の家長はアリという人だった。
アリはこの家で唯一英語が話せた。
僕が日本人だということを話すと、アリは思い立ったように歌いはじめた。

「 しあわせんあら、手を叩こ。しあわせんあら、手を叩こ。」

僕が、

「 何で、その歌知ってるの?!」

とびっくりして聞くと、 何年も前に一緒に数カ月、移動しながら暮らしていた日本人がいたことを話してくれた。
 その話が出た時点でトルコ人の片方ハッサンが言った。

「 さっきまでお前の隣にいたやつだよ。」

助けられたばかりで、すっかり気が弛んでいたところなだけに衝撃だった。
ああ見えてあそこは彼のお墓だったのだそうだ。

「 日本人は友達思いだな。」

と言ってアリは笑った。
 信じられないという思いもあったけど、その笑顔を見てその日本人は満足のいく一生を送ったように思われ、悪い気分にはならなかった。

 数日後、体力を回復した僕は出会ったトルコ人の勧めでトルコへ渡り、ロシアを経由して日本へ帰国した。
骨になっていた彼の名前は、アリが「たわし」と言っていたので「たかし」とか「ただし」みたいな名前だと思います。


















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7月1日(日)のつぶやき

2018-07-02 07:32:06 | _HOMEページ_






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日々の恐怖 7月1日 ワイの話2 一軒家4

2018-07-01 19:53:40 | B,日々の恐怖







  日々の恐怖 7月1日 ワイの話2 一軒家4







 神社について、無駄足って気づいたんやけどそのまま人形持って帰るのも怖かったし、一応清められた場所やと思ったから、手を洗う水みたいなやつをかけて鳥居の前に置いといた。
鳥居の前に置いたのは、鳥居をまたいでこっちにこれんようにと思ったんやけど、今考えたらしょーもないな。
 とりあえずそれで現場に戻ったんやけど、あんなの効くかわからんし、りゅうも怖がって喋らんしで、相当心細かった。
 そしたら現場に帰る途中で車になんか当たった音がして、車止めて周り見たんやけど特になんもないし、車も傷ついてなかった。
そっから現場に帰るまで30分くらいかかったんやけど、その間に5回くらい車に何か当たる音が聞こえる。
 3回目くらいからワイもりゅうもおかいしって気付いて音楽爆音で流してたのに、それでもぶつかった音が聞こえる。
 本格的にヤバいかもしらんと思って社長に電話かけたら、最悪その土地お祓いしてから工事してもいいから帰ってきてもいいって言われた。
それでちょっと安心して、さすがにその日は怖くて、

“ 作業どころやない・・・・。”

と思ったから、バールとかの道具を回収して帰ろうと思った。
 とりあえず1階にあるワイの道具を素早く回収したんやけど、りゅうが怖がってなかなか2階に上がらんかった。
 まぁ、それはしょうがないと思って2人で2階に上がったんやけど、もしかしたら人形が帰ってきとる可能性を考えて、周りを見ずにバールと腰道具だけ回収して車に戻る作戦を立てた。
 ワイが先に走ってバール回収して、りゅうが腰道具取りに行った部屋にバタバタ行ったら、りゅうが腰道具を持ったまま固まってた。

「 おい!はよ降りるで!」

って言っても、手に持った腰道具眺めながら動かんで、ワイもテンパって肩を思っきし殴った。
 そしたらりゅうが、

「 ワイさん、あの、この安全帯ビショビショっす・・・・。」

って言って見せてきた腰道具は水が滴るくらい濡れとって、さすがに恐怖値がメーター振り切れて荷物全部捨てて、りゅう引きずって車乗せて事務所に帰った。
 事務所に帰ってから、二階でりゅうになにがあったかを聞いてみた。
それで、ワイがりゅうから聞いたのは、

“ 汗もかいてないし、水漏れもしてないのに、安全帯と腰道具から水が滴るくらいビショビショになってて、あの人形からも水滴ってたよな・・・・。”

って思って、固まってたらしい。
















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日々の出来事 7月1日 フォーカス

2018-07-01 09:56:57 | A,日々の出来事_








  日々の出来事 7月1日 フォーカス








 今日は、酒鬼薔薇聖斗の顔写真を掲載した雑誌フォーカスが発売された日です。(1997年7月1日)
この写真掲載に関して、新潮社は少年法違反と非難され、このフォーカスを販売中止にする本屋が続出しました。


  酒鬼薔薇事件(1997年)

2月10日、小学6年の女児が鈍器で頭部を殴られる。
3月9日、 5歳の女児が団地の階段から突き落とされる
3月16日、女児が金槌で頭部を殴られ脳挫傷で死亡する。
       女児がナイフで腹部を刺され全治2週間。
5月27日、小6男児の生首が中学校の校門で発見される。


  酒鬼薔薇聖斗の犯行声明

 さあ、ゲームの始まりです
 ボクは殺しが愉快でたまらない
 警察諸君、私を止めてみたまえ
 人の死が見たくてしょうがない
 私は殺しが愉快でたまらない
 積年の大怨に流血の裁きを
 SHOOL KILL
 学校殺死の酒鬼薔薇

6月29日、警察の任意同行に応じた14歳の酒鬼薔薇聖斗が犯行を自供する。
10月17日、神戸家庭裁判所にて、医療少年院送致の決定となる。
そして、酒鬼薔薇聖斗は社会から隔絶されたところで更生の道を歩み出しました。







    フォーカス
















☆今日の壺々話













   1997年7月1日の本屋さんの話






「 店長、フォーカス出しちゃっていいんですか~?」
「 なんで?」
「 発売拒否する店もあるって言うじゃないですか~。」
「 ああ、別にいいんじゃないの?」
「 ホントにいいんですか~。」
「 まあ、本屋だから・・。」
「 そうですか~。
 もう、10時ですから店を開けますよ。
 えっと、カーテンを開けて・・。
 うわっ、店長、開店前から、店の前に行列ができてますよ。」
「 あらっ、もう、客、店に入って来ちゃったよ!
 大変だ~!」

“ 3分経過 ”

「 もう、売り切れちゃった・・・。」
「 店の看板を出す間もなかったですね。」
「 あれっ、まだ、客が来ますよ。」
「 えっ、ハイ、もう、売り切れです、ハイ。」

 その後も、当日は、“ありませんか”と言う人が続々とやって来ました。
そして、“ありません”と答えるだけで、会話が成り立ったと言うことです。




















 こんな雑誌作ったらおまいら買ってくれる?



月刊タイシニ  6月号

・特集 嫌な梅雨を吹っ飛ばそう 雨だ!増水だ!入水自殺だ♪
・日本列島縦断風俗侍 マグナ50で一人旅 「神戸市福原、異人館にデリヘルは呼べるのか?ベッドはあるんや! の巻」
・今月のアンラッキーナンバーは?ルシフェル毒男の13星座占い
・【完全保存版】ドクオの頭頂部 500人分を一挙掲載!
・緊急討論 一人残業 会社の女子トイレに行く?行かない? ガチンコ生討論で怪我人続出!
・人気コーナー『1980'の地平線』 X-JAPAN・ゲームボーイ・少年ジャンプ・・
・給湯室乳首舐め男に学ぶ、リストラの恐怖・・ 月刊タイシニ独占インタビュー!
・流行に乗り遅れるな!仕事スレのキーワードは『中二病』
・連続小説「人のハゲを笑うな」最終回  ほか

付録:かんたん遺書作成2012CD-R

こんな雑誌作ったらおまいら買ってくれる?



梅雨だ、増水した川を見に行こう!
黒部ダムアルペンルート大調査
樹海で聞いた!ここが死に場所Best10
も追加しといて



読みたいけど買わない。






















 国会図書館





そういやこないだ“拝テンション”目当てで国会図書館行ったんだが、あそこで成人向けコミック頼むとガラス張りの別室で職員のねーちゃんに監視されながら読む羽目になるから注意な。

あるのかよ。

ご褒美じゃん。

視線が気になって内容が全く頭に入らんぞ。
コピー取りたかったのに頼めなかったし…。

むしろ国会図書館が成人コミック、しかも拝テンションまで網羅していた事に驚いた。





















じいちゃん



今日ウチのじいちゃんが『ボケないための本』ってのを買ってきた。
これで同じ本が4冊になった























あまぞん







「 いらっしゃいませ、おすすめ商品があります。」
「 あっそ。」
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「 食えないだろ、そんなもん。」
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「 なんだそのボッタクリ。」
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「 もうカゴに入ってるだろ、ニンジン!」
「 ニンジンをお買い求めですか。では、あわせて買いたいこちらのモヤシ・・。」
「 いらねえってば!」

いや、ふと密林ってこういう仕組みだよなって思っただけ。























 作文




 小学生の時、僕はイジメられていた。
無視されたり、叩かれたり・・・。
死にたいとは思わなかったけど、学校に行くのはとても辛かった。
イジメをするのは一部のクラスメートだけだったけど、他の子たちは自分もイジメられるのが怖くて、誰も助けてはくれなかった。

 ある日授業で「自分のお父さん」の事について作文を書く授業があった。
先生は“なんでもいいんだよ、遊びにいった事とかお父さんの仕事の事とかでいい”と言っていた。
けど、僕はなかなか書く事ができなかった。
クラスの子達はみんな楽しそうに書いている中、僕一人教室のなかでひとりぼっちだった。

 結果から言うと作文は書いた。
書いたのだが「自分のお父さん」というテーマとは違う事を書いた。
あとで先生に怒られるかも・・・。
また、これがきっかけでイジメられるのかな、と子供心にとても不安だった。
でも、それしか書けなかった。

 作文は授業の終わりと同時に集められ、先生は“来週発表会をします”と言った。
先生は、そのまま教室を後にした。
その後は、頭を叩かれてイジメられているふだんの僕がいた。

 今日は作文の発表会の日。
“じゃあ今日は発表会をしてもらいます”と先生は言った。
ただひたすら“僕の作文は選ばれませんように”と、ただ祈って下を向いているだけだった。

 発表会は順調に進み、あと10分で授業も終わるところまで来ていた。
僕は少し安心していたのだが、その期待は無駄だった。
“では最後に〇〇君に読んでもらいます”と先生は言った。
頭の中は真っ白だった。
僕は言った。

「 あの、先生・・・、僕はお父さんの事書いてないです。」

クラス中から非難の声が上がった。

「 バカじゃねえの?廊下に立ってろよ、オマエ!」

様々な声が飛び交ったが、非難の意見はみんな一緒だった。
もうどこにも逃げられなかった。

「 静かにしなさいっ!」

突然の大声に教室は静まり返った。

「 先生はどうしても読んでもらいたい。
だからみんな聞いてください。」

僕は仕方なく読み始めた。

「 ぼくのお父さん。
僕のお父さんはいません。
幼稚園の時に、車にはねられて死んだからです。
だから、お父さんと遊んだのも、どこかへ行った事もありません。
 それに、お父さんの事もあまりおぼえていないです。
写真があるので見ましたが、覚えていないです。
だから、おばあちゃんとお母さんのことをかきます。
 お母さんは昼間仕事にいって、お父さんのかわりに働いています。
朝早くから、夜おそくまで、いつも働いています。
いつも疲れたと言ってますが、甘いお菓子やたいやきを買ってきてくれるので、とても大好きです。

 おばあちゃんは元気で、通学路の途中までいつも一緒に歩いてきてくれます。
ごはんは、みんなおばあちゃんが作ってくれてとてもおいしいです。
お母さんが働いているので、父兄参観の時にはおばあちゃんが来てくれます。
みんなは“おまえの母ちゃんババァなんだ”とからかってくるので恥ずかしかったけど、でもとてもやさしいいいおばあちゃんです。

 だから、お父さんがいなくても、僕はあまり寂しくありません。
お母さんとおばあちゃんがいてくれるからです。
お母さんは、お父さんがいなくてゴメンねと言ったりするので、早く僕が大人になって仕事をして、うちの家族のお父さん代わりになって、お母さんとおばあちゃんの生活を楽にしてあげたいと思います。

 だから、おばあちゃんには“長生きしてね”といつも言っていて、お母さんにはいつも肩をもんであげています。
二人とも泣いたりするので少し困るけど、そんなお母さんとおばあちゃんが僕は大好きです。」

 一気に僕はしゃべった。
先生には“死んだお父さんのことを書けばいいのに”と言われると思ったし、クラスの子達からは、“おまえお父さんがいないのか?もしかして捨て子だったんじゃねえか?”と、またイジメられるのかなと思ったりしていた。
顔をあげる事もできなかった僕は、救いを求めるように先生の顔を見てみた。

先生は、立ったまま泣いていた・・・。

先生だけではなかった。
他の子たちも、みんな泣いていた。
僕が始めて好きになった初恋の子は、机にうつぶして泣いていた。
イジメていた子たちも、みんな泣いていた。
 でも、僕にはなぜみんな泣いているのか分からずにいた。

“ どうして?
お父さんがいないから、お母さんとおばあちゃんの事を仕方なく書いたのに。
どうして、みんな泣いているのだろう?”

「 〇〇君・・・。」
「 はい・・・。」
「 先生は人の心が分からないダメな先生でした。
ゴメンなさい。
世の中には、親御さんのいない子もいるのにね。
そういう子たちの事も頭になくて、“お父さんの事を書け”だなんて。
あなたの事も、知らなかったとはいえ、本当にごめんなさいっ!」

先生は顔を覆ったまま泣き崩れていた。
それがその日起こった出来事だった。


 次の日から、なぜかイジメられなくなった。
相変わらず、口悪くからかったりはされたけど、殴られる事はなく、イジメのリーダー格の子に、遊びに連れていってもらえるようになった。

 先生は、その後の家庭訪問で、その日の出来事をおばあちゃんに話して謝っていた。
作文の事は、僕は話もしていなかったので少し怒られたけど、話を聞いた母も、今は亡くなったばあちゃんも、うれし泣きみたいなクチャクチャの顔で叱ってくれた。

 僕も立派な、人に誇れるような仕事はしていないけど、家族のおかげで一人前の大人の男にはなれたとは思う。
大人になった今でも、その時の事はなぜか覚えいるし、ふと思い出したりもする。
これが、僕がかける自分の思い出です。


















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6月30日(土)のつぶやき

2018-07-01 09:41:59 | _HOMEページ_



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