極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

あくびが止まらない。

2016年11月21日 | 時事書評

 

 

 

         雑草をはこびらせるのは風以外にあるまい。
        盗人をつけ上がらせるのは過度の寛容以外にあるまい。

                 ウィリアム・シェイクスピア/『ヘンリー六世』    

                                    
                                 ウィリアム・シェイクスピア                                                      
                                                                    
Apr. 26, 1564 - Apr. 23, 1616

 

 

● 鬼界(きかい)カルデラ 直下マグマが活発に活動

18日、神戸大学海洋底探査センター(神戸市東灘区)は18日、九州南方の海底に広がる
くぼみ「鬼界(きかい)カルデラ」を調べた結果、熱くて濁った水が海底から湧き出る「
水プルーム」を5カ所で確認した、と発表。海底からの高さは最大約100メートルに上
る。現時点では噴火予測はできないが、カルデラ直下のマグマが活動的であることを示して
いるという( 神戸新聞NEXT 2016.11.18)。それによると、同センター長の巽好幸教授
(マグマ学)のチームは10月13~27日、大学保有の練習船「深江丸」を使い、鹿児島
県の薩摩半島南約50キロに位置する鬼界カルデラ(直径約20キロ)内で、ドーム状に盛
り上がっている場所などを調べたところ、音響測深装置で、水深約200~300メートル
の海底に向けて船から音波を出し、反射波を観測。少なくとも5カ所で、海底からの高さ数
十メートル~100メートル程度の熱水プルームを見つけた。

チームは地震計5台、電位差計2台を海底に設置。来年3月に行う調査で回収するまで、鬼
界カルデラの地震活動などを観測する。巽教授は熱水プルームがあるということは、地下に
マグマがあるということ。数年間調査を続け、マグマの規模や場所を明らかにしたいと話す。
このように、鬼界カルデラは約7300年前に噴火を起こし、九州南部の縄文文化を滅ぼしたとされる
。巽教授によると、こうした超巨大噴火は日本では過去12万年で10回発生。実際に起これば国内
死者最悪約1億人と想定されている。

【概説】

巨大地震は日本に甚大な被害を与える。例えば、今後30年の発生確率が70%といわれる
南海
トラフ巨大地震の死亡者数は30万人を超えるとも言われている。一方で巨大カルデラ
噴火
は、日本という国を消滅させると言っても過言でない。死亡者数に発生確率を乗じた災
害の
「危険度」を比較すると、巨大カルデラ噴火が如何に重大な脅威であるがわかる (図3)。

今後私たちがすべきことの1つは、厚さが約30キロメートルもある地殻の真ん中あたりに
形成される厚さ数キロメートル以下で薄く広がるマグマ溜りの状態を正確に捉える技術を確
かなものにして、巨大カルデラ噴火の危険地帯である九州島の地下のモニタリングを行うこ
とにあり、過去の巨大カルデラ噴火の規模と発生年代、そして噴火の経緯に関するデータを
精密に解析することにある。

 

【加齢と脳疲労:あくびが止まらない!】

ここ2、3日、深夜作業などで睡眠時間がバラバラになり、胃腸や目覚めといった体調を崩
す。その関係で、今朝はあくび(欠伸)がとまらない。なので、胃腸薬以外にビタミンCや
亜鉛などのサプリメントを服用、ウォ-キング、スクワットなどの運動もしてみても止みそ
うもない。そこで、あくびの原因と止める方法を検索する。原因として一番厄介なのは脳梗
塞、CTスキャンやMRIなどの高度診断を必要とするのでこれは選択せず、脳疲労に絞り
対策する。①まず腧の刺激→百合う・風池に刺激をするが無効、②あくびをとめるイメージ
ング→効果なし、③鼻から吸って一瞬とめる→効果なし、④あごをつまむ→効果なし、⑤酸
素吸引→少し気分的に楽になるも効果なしという結果であった。と言うことで睡眠障害→脳
疲労対策に焦点を絞る。ところで、「疲れているほど脳はクリエイティブになる」という記
事(下絵ダブクリ参照)
 も眼を通したがちょっとこれは参考にならない、が脳科学への好奇心が
かき立てられたので残件扱いとすることに。

なので、睡眠障害の原因はと考える。5つのことが考えられと言う。

1.身体的な病気の症状によるもの:痒みを伴う湿疹や蕁麻疹、痛みを伴う外傷やリウマチ、
 花粉症、頻尿、喘息などが睡眠の妨げになってしまうことがある。これは、病気や症状を
 治療することで改善する。

2.精神的な病気の症状によるもの:不眠になりやすいと言われているのは、不安やうつ病
 です。慢性的な不眠症がある方の3分の1から半数は、何かしらの精神医学的な疾患を持
 っていると言われ、最近、落ち込んだり憂うつな気分が続いるなら注意が必要。専門医相
 談する。
3.薬物的なもの:アルコール、カフェイン、ニコチン、服用している薬が不眠症を引き起
 こす場合があります。習慣的に喫煙や飲酒をする方、コーヒードリンカーも要注意です。
 ドリンク剤にもカフェインがたくさん含まれる。抗ガン剤、ステロイド、自律神経・中枢
 神経に働く薬を服用している方も不眠症になりやすいといわれている。
 
4.心理学的なもの:ストレスですね。環境の変化、仕事やプライベート上のストレス、人
 間関係、家族
や友人の死など心に大きなストレスを感じると睡眠障害が起こることがある。
5.生理学的なもの:
時差ボケや夜更かしが続いて昼と夜の生活スタイルが逆転してる場合
 などは、体のリズムが乱れてよく眠れないことがあります。寝る前にリラックスしたら、
 照明を落としたりなど眠りやすい環境作りが大切。
 

以上を確認した上で、眼精疲労にさらに焦点を絞る。そういえば、英文翻訳や中文の翻訳は厄介な
作業でこれが堪えたんだと結論つける。

  

ところで、疲労回復物質の存在が明らかになって以来、疲労に関する科学的調査が進んでい
る。その結果、私たちが日常的に使う「体が疲れている」とは、実は「脳の疲労」にほかな
らないこということがわかってきた。これは脳の中にある自律神経の中枢である「視床下部
や「前帯状回(ぜんたいじょうかい)」といわれる部位の疲労によるもの。
実は、運動を続け
ていると自律神経の中枢に疲労がたまることで、脳は筋肉疲労を起こしたかのような警報を発する
性質がある。それで、「筋肉の疲れ」と錯覚する。疲労感は大脳の前頭葉にある「眼窩前頭
野」が関係する。
その疲労回復の1つとして、毎度掲載してきた、(1)疲労回復効果のあ
るイミダペプチドを含む食事で、鶏ムネ肉の摂取法(1
日100グラム摂取で2週間)、あ
るいは、(2)ク
エン酸摂取の(1日レモン2個、黒酢大さじ1、梅干し2個を目安に摂取)
医食同源法が良いとか言われている。


● 疲れ目解消マッサージ

対策「40℃で3分間、蒸しタオルを目の上に乗せる」:らしたタオルを電子レンジでチ
ンするだけで簡単にできのでこれをれいこしているので、これから、しばらく励行すること
にする。
この時、首の後ろにも蒸しタオルを置くと疲れ目のツボが温められて効果アップす
るといわるのでこれれに焦点を合わせる。蒸しタオル方式(換言すれば、足湯というのがあ
るが、眼・首まわりを暖めるので<目頭湯>なるタオルを開発すればヒットする?)を考える
ことに落ち着く(残件扱い→すでに、花王などが商品化している。やれ、やれ、市場は対応
が早いね
)。

 

コメント
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