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極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

お守りと四角皿をゲット!

2016年11月06日 | びわこ環境

 

        楚の黄金あるは、斉に菑石あるに中るなり。いやしくもこれを操りて
        工ならず、これを用いて善ならざるあれば、天下、倪して是んのみ。

                                                軽重 / 管子

 

                            
                                                     管子 Guan-zi   720–645 BC

 

  Oct. 28, 2016

【RL100倶楽部:小規模バイオマス:排熱活用とガス化で採算確保】

エネルギー関連事業を展開する洸陽電機は、このほど同社が計画中の木質バイオマス(ガス化)発電
事業に、グリーンファイナンス推進機構から、3億9千万円の出資を受ける。このプロジェクトは、
洸陽電機が地元企業などと共同により宮崎県串間市で行う、間伐材を中心とした未利用バイオマス資
源を活用した小規模(発電規模2000kW未満)な木質バイオマス(ガス化)熱電併給事業。小規模木質
バイオマス発電事業は、5000kW(キロワット)以上の木質バイオマス発電事業に比べて、スケールメ
リットが働かず十分な収益性が得られないことなどを理由として、全国的な普及が進んでいない。同
プロジェクトでは、発電時の排熱や木材加工時の端材処理により発生する熱をバイナリー発電や燃料
となるペレット加工時の乾燥に活用すること、加えて木質燃料をガス化にすることでより高効率かつ
安定的な事業を目指す。
尚、事業による二酸化炭素削減効果は年間7478トンを想定。 

 



【加速度センサーの誤差を1千兆分の1以上の精度で識別】

● 自宅や自動車の鍵、PCログイントークン、入館カードをウェアラブル端末に集約

KDDI総合研究所は16年10月、ウェアラブル機器に内蔵された加速度センサーの個体差から、固有ID
生成する技術を開発――技術は、ウェアラブル端末などに搭載されている加速度センサーを活用。加速度
センサは、X軸やY軸、Z軸などの最大値や最小値といった特性が個体により、それぞれ微妙に異なると
いうこうした個体差を利用し、複製が困難な端末機固有のIDを生成するソフトウェア技術。このような技
術開発は世界初でもある。また世界のトップ技術が市場に投入される。これは面白い。

 Oct. 12, 2016

 ● 新技術の特徴

  • 高い一意性と頑健性を実現した端末固有のIDを生成。加速度センサーを、1000兆分の1以上の精
    度の端末識別IDを生成可能。また、同一の端末でID生成を10,000回繰り返し、同一の端末識別
    IDが生成されること、高温(90℃)、低温(-18℃)、低気圧(高度2,000m)の環境下において
    も同一の端末識別IDが生成されることを確認。
  • ソフトウエアのみで高速・軽量に実現。約10キロバイトのライブラリにより、端末識別IDを約
    50ミリ秒で生成。高速・軽量な処理のみで端末識別IDを生成でき、処理能力の制約が大きいIoT
    端末でも利用可能。
  • 必要に応じてメモリ上で端末識別IDを生成し、鍵として利用。ストレージに鍵を残さない仕組
    みを実現。メモリ保護技術によりメモリ上のデータを保護することで高い安全性を確保。

 

 

 

    

 

【我が家の焚書顛末記 16:中国思想 管子】     

  軽 重    ――管仲の経済政策―― 

 「経済政策」といっても、もらろん二千数百年前のことである。ここに集録されているエピソ
 ドは一見、たわいない。だが、武力侵略と掠奪による富国策しか念頭になかった当時の背景
を考
  えると、管仲の発想はなみなみならぬものがある。「まず物質的な基礎をつくる」ために、かれが、人間
  心埋、権力、客観情勢など一切のものを運用した点をくみとることができよう。

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  ことぱ

 「楚の黄金あるは、斉に菑石(しせき)あるに中るなり。いやしくもこれを操(と)りて工(た
 くみ)ならず、これを用いて、善ならざるあれば、天下、倪(げい)して是(み)んのみ」
 「国、塩なければ腫る、守圉の国は塩を用ること独り甚だし」
 「粟重ければ、万物軽し。粟軽ければ、万物重し。両者衡立せず]
 「下はすなわちその囷京実し、上はもって上に給し君のためにす。一挙して名実ともに在るなり。
 民なんぞなさざらんや」

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  物価と治国

  桓公が管子にたずねた。
 「物価の高騰が著しい。抑える手段があるか」
 「物価を人為的に操作することは不可能です。物価とは、なにかがあれば動き、うわさだけでも
 動く
大変微妙なものです。したがって、為政者たるもの、一国の安泰をはかるには、物価の変動
 に対処できる
よう、ふだんから天下の物資を寄せ集め、天下の人民を招くように努めることが肝
 要かと存じます」

 「天下の物資を寄せ集めるとは、どういうことか」
 「たとえば、かの桀王の時代、宮殿では三万人もの歌い女たちが、朝からにぎやかに歌い踊り、
 その音は
城外遠くまで聞こえた。その女たちの衣裳といえば、まことにきらびやかであったとい
 われております。
伊尹は、薄地方のこのきらびやかな織物を提供しては、その代償に、桀王から
 大量の穀物を得ました。

 当時、桀王は天子、天下の主であったにもかかわらず、天下を顧みることなく、歌い女や楽器に
 大金を投
じました。それにつけこんで、伊尹は、桀王の穀物を手に入れ、本来桀王の得るべき利
 益を奪ったのです。
天下の物資を寄せ集めるとは、すなわち、このようなことを申します」
 「それでは、天下の人民を招くとは、どういうことか」
 「州ごとに一人の監督官をおき、里ごとに五つの倉庫を設置します。そのうえで、正業をもたな
 い者には資
金を貸し与え、葬式も出せない者には援勘合を与えます。こうして、衣食から死後の
 葬儀まで 保障され、困窮すれば生活資金まで貸与されるとなれば、天下の人民は流れる水のご
 とく、わが国に集まってまいります。天下の人民を招くとは、すなわち、こういうことをいうの
 です。
  このように、他国の物産を巧みに利用し、他国の人民を巧みに使用し、天下万民の心をつかむ、
 これこそ明人の方策にほかなりません」
 「
いや、よくわかった」

              《伊尹》湯の宰相として仕え、夏王桀を伐ち、湯を殷王たらしめた。


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  桓公曰:「輕重有數乎?」管子對曰:「輕重無數,物發而應之,聞聲而乘之,故為國不能來天下
 之財,致天下之民,則國不可成。」桓公曰:「何謂來天下之財?」管子對曰:「昔者桀之時,女
 樂三萬人,端譟晨樂,聞於三衢,是無不服文繡衣裳者,伊尹以薄之游女,工文繡纂組,一純得粟
 百鍾於桀之國。夫桀之國者,天子之國也,桀無天下憂,飾婦女鍾鼓之樂,故伊尹得其粟而奪之流,
 此之謂來天下之財。」桓公曰:「何謂致天下之民?」管子對曰:「請使州有一掌,里有積五窌,
 民無以與正籍者,予之長假,死而不葬者,予之長度,飢者得食,寒者得衣,死者得葬,不資者得
 振,則天下之歸我者若流水,此之謂致天下之民。故聖人善用非其有,使非其人,動言搖辭,萬民
 可得而親。」桓公曰:「善。」

 桓公問管子曰:「夫湯以七十里之薄,兼桀之天下,其故何也」?管子對曰:「桀者,冬不為杠,
 夏不束柎,以觀凍溺,弛牝虎充市,以觀其驚駭。至湯而不然,夷競而積粟,飢者食之,寒者衣之,
 不資者振之,天下歸湯若流水,此桀之所以失其天下也。」桓公曰:「桀使湯得為是,其故何也?」
 管子曰:「女華者,桀之所愛也,湯事之以千金;曲逆者,桀之所善也,湯事之以千金。內則有女
 華之陰,外則有曲逆之陽。陰陽之議合,而得成其天子,此湯之陰謀也。」

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   遺族手当

  桓公は、戦死者の遺族に手当を与えようと思い、管子に相談をもちかけた。
 「わが国は国際的に交通要路の地に当たり、しかも食糧を他国にあおぎ、諸侯からは虎視耽耽と
 ねら
われている。このため戦が絶えず、そのたぴに多くの死傷者が出る。あとに残された子供や
 親は、仮
宮を望んでいる。手当を与えたいのはやまやまだが、なにぶんにもその手立てがない。
 どうしたらよ
いだろう」

 管子はこたえた。

 「まず国内の有力者である偵出たちの扱いからお考えください。かれらは封土からのあがりをた
 めこんでいます。そこでかれらに穀物の供出を命じ、これに応じた者を表彰するのです。また穀
 物の供出を条件に、かれらを戦争から保護する約束をします。そうすれば、穀物の値上りをはか
 ることができ、穀物の値を上げておいてから人民にほどこす、これが手立てです。こうした領主、
 豪商たらは、物資の値上りを待ち、余剰物資を大量に蓄積しています。そこでわが君は、まず喪
 服を着用して、功臣ならびに譜代の臣、それに前述の領主および豪商たちを一堂に集め、こうお
 っしゃってください。

 『およそ戦いは、城堅がもろければ突き破られ、兵糧の備えが乏しければ包囲されて苦しまねば
 ならぬ。天下に戦乱が絶えぬ今、わが斉のみが備えを怠っていては大事を招こう。されば貴公た
 ち、あまた穀物を保有している者は、この際、誠意をもって、穀物を平時の価格で誼ってもらい
 たい。ただちに納入数量を書き出して誓約せよ。枡目をごまかすことはまかりならん』と。

  この話が伝われば、人民はただでさえ食糧に不自由しているのですから、買いだめをはかるこ
 とは必至であり、遠路もいとわず先を争うでしょう。となれば、困が買い入れた穀物は、たちま
 ち四十倍に値上りいたしましょう。そこで四十倍になった穀物を故出して、その売上げで孤児や
 寡婦にほどこし、貧民や病人を保浸し、身寄りのない老人が自殺することのないように扶養する
 のです。これが実行されれば、兵士は勇躍戦場に赴いて功名にはげみ、身命を賭して国家のため
 にはたらきます。たとえ多数の死傷者が出、死者がなかばを越えようと、士気はおとろえません。
 これはなにもかれらが戦いを好み、生血を軽視するからではありません。死の重みがそれだけ評
 価されているからです」

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  桓公欲賞死事之後,曰:「吾國者,衢處之國,饋食之都,虎狼之所棲也。今每戰,輿死扶傷,如
 孤荼首之孫,仰倳戟之寶,吾無由與之,為之奈何?」管子對曰:「吾國之豪家頡封食邑而居者,
 君章之以物,則物重,不章以物,則物輕。守之以物,則物重。不守以物,則物輕。故頡封食邑,
 富商蓄賈,積餘藏羨,跱蓄之家,此吾國之豪也,故君請縞素而就士室,朝功臣世家、頡封食邑、
 積餘藏羨、跱蓄之家,曰:『城脆致衝,無委攻圍,天下有慮,齊獨不與其謀?子大夫有五穀菽粟
 者,勿敢左右,請以平賈取之子,與之定其券契之齒,釜鏂之數,不得為侈弇焉。』困窮之民,聞
 而糴之,釜鏂無止,遠通不推。國粟之粟,坐長而四十倍。君出四十倍之粟,以振孤寡,收貧病,
 視獨老。窮而無子者,靡得相鬻而養之,勿使赴於溝澮之中,若此,則士爭前戰為顏行,不偷而為
 用。輿死扶傷,死者過半,此何故也,士非好戰而輕死,輕重之分使然也。」

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  鬼神の利用

※桓公曰く、「寡人、室屋に籍せんと欲す」。管子対えて曰く、「不可なり。これ成を毀るなり」。
「万民に籍せんと欲す」。管子曰く、「不可なり。これ情を隠すなり」。「六蓄に籍せんと欲す」。
管子対えて曰く、「不可なり。これ生を殺すなり」。「樹本に籍せんと欲す」の軽重甲篇はその簡潔
明快な表現から後世に編纂されたものであろう。国蓄篇の第七段、「凡そ五穀は高物の主なり」で始
まる一段には、室康・六畜・田畝・正人・正戸の五者によって税牧を計るのを善くないとする一文が
あるが、軽重甲篇の第六段の問答では「寡人、室屋に籍せんと欲す」という聞いを「不可なり」と退
けたあと、高民・六畜・樹木とつづき、「然らば寡人、安くに籍して可なるや」と管子に問いかける。

 「これまたなりません。せっかくの樹木を伐り倒してしまいます」
 「あれもいかん、これもいかんというなら、いったいなにに税をかければいいのだ」
 「鬼神をおかけになるがよろしいでしょう」
  桓公は顔をまっ赤にして怒鳴った。
 「人民、家屋、家畜、樹木でさえ駄目だというのに、この世ならぬ鬼神に課税できるとでもいう
 のか」
 「およそ物事は、理にかない、勢いに乗ずれば、成就するものです。策をたて、機をとらえれば、
 大なる成果が得られるものです。古来、王者は勢いに乗じ、聖人は機微に乗じて、よりよき成果
 を生み出してまいりました]
 「いったい、どうやって鬼神に課税するのか」
 「かつて帝に五人の重臣がおりました。が、こんにち、かれらの祭・祀はとだえたままになっ
 ております。そこで、まず、子孫の絶えた功労者の祭祀を復活させ、かれら五人の祭祀をとり行
 なってください。その場合、春には蘭を献じ、秋には菊を飾り、大小の魚を供え物にするのです。
 こうすれば、魚はたちまち値上りし、その税収は百倍にも達しましょう。されば、現行の税をと
 るまでもなく、国州は十分にうるおいます。このうえ人民に税を課す必要がどこにありましょう。
 これこそ、祭祀と礼成によって増収をはかるやり方と申せます

     
《鬼神》死者の霊魂

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 桓公曰:「寡人欲藉於室屋」,管子對曰:「不可,是毀成也。」「欲藉於萬民」,管子曰:「不
 可,是隱情也。」「欲籍於六畜」,管子對曰:「不可,是殺生也。」「欲藉於樹木。」管子對曰
 :「不可,是伐生也。」「然則寡人安藉而可?」管子對曰:「君請籍於鬼神。」桓公忽然作色曰
 :「萬民室屋,六畜樹木,且不可得藉,鬼神乃可得而藉夫?」管子對曰:「厭宜乘勢,事之利得
 也,計議因權,事之囿大也。王者乘勢,聖人乘幼,與物皆宜?」桓公曰:「行事奈何?」管子對
 曰:「昔堯之五吏,五官無所食,君請立五厲之祭,祭堯之五吏,春獻蘭,秋斂落原。魚以為脯,
 鯢以為殽;若此,則澤魚之正,伯倍異日,則無屋粟邦布之籍,此之謂設之以祈祥,推之以禮義也,
 然則自足,何求於民也?」

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水  練

  桓公が管子にたずねた。
 「北進して孤竹、離枝の二国を伐ちたい。しかし今、北方に軍をくり出せば、天下で一番強い越
 が南
方から攻めてくるに違いない。うまい対策はないか」
 「越は舟戦が得意ですから、わが軍も水泳につとめることです。そのためには川の流れをせきと
 めて
沼をつくり、水泳を奨励するのです。そうすれば、いかに舟戦に長じた越といえども侵略で
 きますま
い」
 「具体的にはどうする?」
 「まず、領内の川の水をゼきとめて丸い大きな池をたくさんつくります。なかには深い池もつく
 っ
ておきます。そうしておいてから『水泳に秀でた者にはほうびとして十金をとらせる』と布告
 するの
です」
  桓公がこの策を実行に移したところ、千金も使わないうちに、斉の人民は以ハ越の人民に負け
 ないぐらい泳ぎが達者になった。
  そこで桓公は北進して孤竹と離枝の攻略にとりかかった。はたして越はその隙をついて斉を攻
 めた。
越軍は曲菑の水をせきとめて水攻めの策をとった。管仲はかねて鍛えておいた水練の達人
 五万人を動
員し、越軍を曲菑に迎え撃って殲滅した。これは「水練の策」といわれている。
 
      《孤竹、離枝》春秋時代の小国。

      《曲菑》菑水の湾曲した部分。

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 桓公曰:「天下之國,莫強於越,今寡人欲北舉事孤竹離枝,恐越人之至,為此有道乎?」管子對
 曰:「君請遏原流,大夫立沼池。令以矩游為樂,則越人安敢至?」桓公曰:「行事奈何?」管子
 對曰:「請以令隱三川,立員都,立大舟之都,大身之都,有深淵壘十仞。令曰:『能游者賜千金』,
 未能用金千,齊民之游水,不避吳越。桓公終北舉事於孤竹離枝,越人果至,隱曲薔以水齊,管子
 有扶身之士五萬人,以待戰於曲薔,大敗越人,此之謂水豫。」

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   貧民救済

  桓公は、城北地区の貧しい生活ぶりを憂え、町子を呼びりせた。
 「城北地区の人民は本業の野菜づくりのほかに、ぞうりなどをつくって暮らしのたしにしている
 との
こと。なんとか救済してやりたいが、方法はないか」
  
管子がこたえていうには、
 「こんな禁令を出してみたらどうでしょう。
  1、米百鍾を生産する農民は、靴をつくるな。
  2、米千鍾を生産する農民は、菜園をもつな。
  3、市場から三百歩以内の近距離に住む者は野菜をつくるな。
  こうすれば、それによって生じた空地を城北の貧民に分け与えることができます。さらに、手
 づく
りのぞうりや野菜を高く売ることができます。今までの十倍も利益をあげることができまし
 ょう」

 《ぞうりなどを……》原文は「屨縷の甿」。屨とは麻やわらでつくった靴。縷とはぼろ布。履物
 づくりを暇とする。
 《手づくりの……》原文は「手搔の功」。手細工でできたもの。ここでは履き物づくりを指すす。
  分業化 この説話は。一面では、春秋時代における分業化の進展を物語るものと見ることもで

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 桓公憂北郭民之貧,召管子而問曰:「北郭者,盡屨縷之甿也,以唐園為本利,為此有道乎?」管
 子對曰:「請以令禁百鍾之家不得事鞽,千鍾之家不得為唐園,去市三百灸者不得樹葵菜,若此,
 則空閒有以相給資;則北郭之甿,有所讎其手搔之功,唐園之利,故有十倍之利。」

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※ 参考:『管子』軽重篇の成立、金谷 治 1984.06.30

                                      この項つづく

  ● 庭の山茶花と柚子

秋晴れで、朝から宗安寺に墓参と三成の旗印入りお守りを頂き、帰りに永源寺のヒトミワイナリーに
立ち寄る。ここで「お守り」と「十場天伸作 四角皿」をAR・ゲットではなく
リアル・ゲットする。

  

彼女からメールが届く。庭の柚子と山茶花の花の写メールだった。
 

 

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