彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の井伊
軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(かぶ
と)を合体させて生まれたキャラクタ。
【季語と短歌:1月6日】
結婚日忘れ叱られ松の内
高山 宇 (赤鬼)
✳️ 東海道新幹線の防音壁に太陽電池 JRが実証実験
JR東海は、薄くて曲げられる次世代の「ペロブスカイト太陽電池」を搭載
した東海道新幹線の防音壁の実証実験を1月から始める。沿線に連なる防音
壁の有効活用を見据えた試み。積水化学工業と共同での技術開発で、発電
した電力は新幹線の駅などでの活用を見込んでいるという。ペロブスカイ
ト太陽電池は薄いフィルム型で、現在主流のシリコン電池よりも軽くて柔
軟なのが特長だ。壁面や窓ガラス、曲面など取り付けられる場所が広がる
利点。東海道新幹線の防音壁は、沿線全体で約650キロにわたって設置さ
れている。日当たりのいい南側の防音壁で、線路とは反対側となる海側に
太陽電池を取り付ける想定。防音壁にガイドレールを設け、太陽電池を差
し込んで固定させる方式を開発した。試作品を使った実証実験は、JR東海
の小牧研究施設(愛知県小牧市)などで行う。列車の通過を想定した振動
や風圧などを加えた試験をしたり、屋外環境の様々な条件下での発電性能
の評価をしたりする。実証実験の結果を踏まえ、実用化に向けた検討を進
める。
✳️ 医食同根堂レシピ集 ⓵
✳️ アイシン ぺロブスカイト太陽電池の外販開始
アイシンは、開発中のペロブスカイト太陽電池について、2028年度を
めどに外販を開始する。ペロブスカイト太陽電池は従来のシリコン型太陽
電池に比べて薄く軽量で、これまで設置ができなかった、建屋の壁面など
にも設置できる。来年度から、自社工場での試験のほか、協業先と連携し
社外での実証実験にも取り組み、28年度から順次外販を始める。
✳️ 再生エネ主力電源化狙う、経済効果は25年は?!
洋上風力発電の普及加速にも期待がかかる。25年度中に九電みらいエナジー
(福岡市中央区)やJパワーなどのグループが、北九州市で洋上風力発電所
の運転を始める。稼働する風車は25基、合計出力は22万キロワットと、国
内最大の洋上風力発電所となる。 4月には、三井物産や大阪ガスなどのグル
ープが新潟県の村上市と胎内市で洋上風力発電所を着工する。29年に稼働
する風車は38基、合計出力は68万キロワットとなり、北九州の3倍規模だ。
現在、日本の洋上風力の総導入量は26万キロワット。英国の1300万キロワ
ット、中国の3000万キロワットから大きく引き離されている。大規模発電
所が稼働、着工すると、日本でも洋上風力の普及に勢いが出そうだ。 また、
洋上風力は製造や建設工事による経済への恩恵も大きい。三井物産などは、
38基の設置によって経済波及効果6508億円、雇用面で3万人以上の貢献が
あると試算している。各地で洋上風力発電の建設が計画されており、地方
経済にも追い風だ。浅尾慶一郎環境相も「環境を良くすることは経済成長
につながる。脱炭素と経済成長は両立し得る」と断言する。
🎈 経済効果 化石燃料輸入減、年15兆円
再生エネを主力電源化する経済メリットについて、さまざまな分析がされ
ている。シンクタンクの地球環境戦略研究機関(IGES)が35年度の再生エ
ネ比率を60%として試算したところ、化石燃料の輸入を年15兆円低減でき
ると分析。再生エネによる発電は化石燃料が不要だ。ボイラからヒートポ
ンプへの転換、電気自動車(EV)の普及など「電化」による効果もある。
日本は22年度、化石燃料の輸入に33兆円を支払っており、15兆円削減のメ
リットは大きい。 また、IGESが系統増強や蓄電池導入、水素製造装置とい
った再生エネ普及に必要な投資額も試算したところ、50年まで年3兆9000
億―4兆6000億円だった。再生エネによる化石燃料削減額が設備投資額を
上回る。
他にも、内閣府が地域における経済効果を分析している。例えば人口5000
人弱の北海道上士幌町が地域内の全電力を再生エネにするには28億円の設
備投資が必要だが、実現すると88億円の経済波及効果が生まれる。他の地
域でも設備投資の2―4倍の経済効果があるという。 太陽光発電協会も試算
している。50年度に現状の5倍以上となる4億キロワットの太陽光発電が導
入されると、年6兆円の経済効果と51万人の雇用を誘発するという。太陽光
パネルは9割を輸入に頼るため経済メリットが乏しいと指摘されるが、設置
工事やメンテナンスは国内企業が担う。また導入量が増えるほど廃棄パネ
ルのリサイクルが発生し、国内経済に貢献する。(ニューススイッチより)
✳️ 中国制グリーントランスフォーメーション加速!
中国の新エネルギー自動車の生産台数が1000万台を突破し、生産・販売台
数は9年連続で世界一になった。砂漠の拡大を防ぐためタクラマカン砂漠の
周辺を囲むように作られたグリーン防砂帯の「接合」が完了し、世界に先
駆けて土地劣化の「ゼロ成長」を実現した。中国全土の炭素排出権取引市
場は二つの履行サイクルの建設運営を順調に終了し、年間二酸化炭素(CO2)
排出量51億トンをカバー、世界でカバー量が最も大きい市場になった。20
24年には経済・社会発展における「グリーンのウェイト」が上昇し続け、
目覚ましい成果を上げ、経済・社会の包括的グリーントランスフォーメー
ション(GX)の強化を推進し、発展の新たな原動力と新たな優位性を絶え
ず形成した。中国では現在、グリーン建築マークを取得した建設プロジェ
クトが2万7000件以上あり、グリーン建築が新規建設面積に占める割合が
94%に達する。24年11月には自動車生産に占める新エネルギー車の割合が
前年同期比51.1%増となり、太陽電池製品の生産量が同10.9%増となっ
たと言う。(提供/人民網日本語版より)
✨ 三老会(Three Elders Association)のお知らせ(案)
開催日:1月25日(土)~26日(日)
時間帯:昼会 11:30~14:00
夜会 16:30~23:00
以上、希望日と時間帯をTELで幹事まで至急連絡下さい。
1.特開2024-93404 水素製造装置 株式会社デンソー他
【特許請求の範囲】
【請求項1】 カソード極(21)と隔膜(22)とアノード極(23)と
が順次積層された積層体から構成される電極体(2)、及び尿素を含む水
溶液からなる電解液(3)を有する電気化学セル(4)から構成された水
素製造装置(1)であって、上記アノード極が、上記隔膜に当接する導電
性の触媒層(231)を有する共に、上記電解液に浸漬されており、上記
触媒層が導電性基材(233)と該導電性基材に担持されたカチオン(2
34)とを有する、水素製造装置。
【請求項2】上記カチオンがアルカリ金属イオン及び/又はアルカリ土類
金属イオンである、請求項1に記載の水素製造装置。
【請求項3】上記隔膜がイオン交換膜である、請求項1又は2に記載の水
素製造装置。
2.特開2024-085636 非爆発性混合ガス基質による水素細菌の培養装置、
培養方法及び物質生産 国立大学法人東京工業大学
【要約】下図2A本発明によれば、水素濃度を爆発下限以下に維持した、
水素細菌を培養するための閉鎖気相循環培養装置であって、水電気分解に
よる低濃度水素を発生させるための水素供給部;二酸化炭素供給部;空気
供給部;水素細菌を培養するための培養液を含有する細胞培養リアクター;
及び気相循環を確立するための循環流路を備えた閉鎖気相循環培養装置が
提供される。さらに、本発明は、上記閉鎖気相循環培養装置の使用に基づ
く、水素濃度を爆発下限以下に維持した水素細菌の培養方法を提供する。
【請求項1】 水素濃度を爆発下限以下に維持した、水素細菌を培養するた
めの閉鎖気相循環培養装置であって、 水電気分解による低濃度水素を発生
させるための水素供給部;
二酸化炭素供給部;
空気供給部;
水素細菌を培養するための培養液を含有する細胞培養リアクター;及び
気相循環を確立するための循環流路
を備えた閉鎖気相循環培養装置。
【請求項2】水素供給部が固体高分子型水電解リアクターである、請求項
1に記載の閉鎖気相循環培養装置。
【請求項3】気相循環のためにポンプを備える、請求項1又は2に記載の
閉鎖気相循環培養装置。
【請求項4】循環流路中の混合ガスが水素、二酸化炭素、ならびに送出さ
れる空気中の酸素及び窒素からなり、水素、二酸化炭素、酸素及び窒素の
組成比が1:3~5:3~5:20~30である、請求項1~3のいずれ
か1項に記載の閉鎖気相循環培養装置。
【請求項5】水素細菌が、クプリアヴィダス(Cupriavidus)
属、ラルストニア(Ralstonia)属、アルカリゲネス(Alca
ligenes)属、ワウテルシア(Wautersia)属、シュード
モナス(Pseudomonas)属、バチラス(Bacillus属)、
パラコッカス(Paracoccus)属、ノカルディア(Nocard
ia)属、ヒドロゲノバクター(Hydrogenobacter)属、
ヒドロゲノフィラス(Hydrogenophilus)属、ヒドロゲノ
ビブリオ(Hydrogenovibrio)属、ヒドロゲノファーガ(
Hydrogenophaga)属のいずれかに属する菌株、又は該菌株
にポリ(3-ヒドロキシブタン酸-co-3-ヒドロキシヘキサン酸)生
産能を付与した組換え株である、請求項1~4のいずれか1項に記載の閉
鎖気相循環培養装置。
【請求項6】菌株が、クプリアヴィダス・ネカトール(Cupriavi
dus necator)株若しくはポリ(3-ヒドロキシブタン酸-co
-3-ヒドロキシヘキサン酸)生産能を付与した組換えクプリアヴィダス
・ネカトール株である、請求項5に記載の閉鎖気相循環培養装置。
【請求項7】 クプリアヴィダス・ネカトール株がH16株(DSM428)
である、請求項6に記載の閉鎖気相循環培養装置。
【請求項8】組換えクプリアヴィダス・ネカトール株が、H16株の改変
株であるMF01株、MF02株、MF03株、MF04株、NSDG株、
NSDGΔA株、MF01ΔB1株、MF01ΔB1B3株、NSDG-G
G株、又はNSDG-GGΔB1株である、請求項6に記載の閉鎖気相循
環培養装置。
【請求項9】請求項1~8のいずれか1項に定義される閉鎖気相循環培養
装置を用いる水素細菌の培養方法。
【請求項10】請求項9に定義される培養方法を用いる、ポリ(3-ヒド
ロキシブタン酸-co-3-ヒドロキシヘキサン酸)生産能を付与した組
換え株からポリ(3-ヒドロキシブタン酸-co-3-ヒドロキシヘキサン
酸)を製造する方法。
2.特許第7454825号 細孔フィリング膜、燃料電池、及び電解装置 日本
化薬株式会社他
【要約】化学的耐久性、及び機械的強度に優れた細孔フィリング膜、当該
細孔フィリング膜を備え耐久性に優れた燃料電池、及び電解装置を提供す
ること。多孔基材と、ポリアリーレンポリマーを有し、前記ポリアリーレ
ンポリマーが、前記多孔基材の細孔内に充填されている、細孔フィリング
膜。
【符号の説明】
【0154】 1:水電解装置、 5:電解質膜(細孔フィリング膜)、 6:
セル、 7:電源、 8:膜電極接合体、 10:陽極(アノード電極)、
11:アノード触媒、 12:第1の拡散層、 13:セパレータ、 14:
ガス流路、 20:陰極(カソード電極)、 21:カソード触媒、 22:
第2の拡散層、 23:セパレータ、 24:ガス流路、 30,40:ア
ノード触媒、 31,41:ニッケルフォーム、 32:酸化ニッケル層、
33:NiFeを含む層、 42:リン化物層、 50:カソード触媒、
51:メタル又はメタルアロイの多孔体、 52:Ruと金属リン化物と
を含む層、 60:燃料電池、 65:電解質膜(細孔フィリング膜)、
66:セル、 67:外部回路、 68:膜電極接合体、 70:アノード
ユニット、 71:アノード触媒層、 72:拡散層、 73:セパレータ、
74:ガス流路、 80:カソードユニット、 81:カソード触媒層、
83:セパレータ、 84:ガス流路
【0153】この出願は、2022年5月19日に出願された日本出願特
願2022-082500を基礎とする優先権を主張し、その開示の全て
をここに取り込む。
体、及び水電解装置 国立大学法人東京工業大学
【要約】
【課題】下記式(1)又は式(2)の組成からなる結晶粒子を含む、触媒
である。
NiaPbOc (1)
FedPeOf (2)
但し、aは0.1~0.25であり、bは0.15~0.25であり、c
は1-a-bであり、dは0.1~0.3であり、eは0.05~0.25
であり、fは1-d-eである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下記式(1)又は式(2)の組成からなる結晶粒子を含む、触媒。
NiaPbOc (1)
FedPeOf (2)
但し、は0.1~0.25であり、bは0.15~0.25であり、c
は1-a-bであり、dは0.1~0.3であり、eは0.05~0.25
であり、fは1-d-eである。
【請求項2】 前記結晶粒子が、Ni3(PO4)2、Ni2(P2O7)、
Ni2(P4O12)、FePO4、Fe3O3(PO4)又はFe4(P2
O7)3で表される組成を有する、請求項1に記載の触媒。
【請求項3】 BET比表面積が2m2g-1以上である、請求項1に記載
の触媒。
【請求項4】 平均粒径が300nm以下である、請求項1に記載の触媒。
【請求項5】 酸素発生反応に用いる、請求項1に記載の触媒。
【請求項6】 請求項1~5のいずれか一項に記載の触媒の製造方法であっ
て、水に、鉄又はニッケルを含むイオン性化合物と、リン酸二水素アンモ
ニウム又はリン酸水素二アンモニウムと、多価カルボン酸化合物とを溶解
して溶液を調製し、
前記溶液の水を蒸発させ乾燥物とし、
前記乾燥物を、空気中、大気圧下において、600~900℃で、1~
12時間焼成する、 触媒の製造方法。
【請求項7】 前記イオン性化合物が、硝酸鉄、酢酸鉄、炭酸鉄、硝酸ニッ
ケル、酢酸ニッケル、及び炭酸ニッケルから選択される、請求項6に記載
の触媒の製造方法。
【請求項8】前記多価カルボン酸化合物が、リンゴ酸、アスパラギン酸、
クエン酸、酒石酸、及びグルタミン酸から選択される、請求項6に記載の
触媒の製造方法。
【請求項9】請求項1~5のいずれか一項に記載の触媒と、バインダー成
分とを含有する、電極用触媒層。
【請求項10】 アノード触媒層とカソード触媒層と、前記アノード触媒層
と前記カソード触媒層との間に配置された電解質膜とを備え、前記アノー
ド触媒層が請求項9に記載の電極用触媒層である、膜電極接合体。
【請求項11】 アノード触媒層を有する陽極と、 カソード触媒層を有す
る陰極と、 前記アノード触媒層と前記カソード触媒層との間に配置された
電解質膜と、前記陽極と前記陰極との間に電圧を印加する電源と、前記陰
極又は前記陽極の少なくとも一方に、水又はアルカリ水溶液を供給する水
供給部と、を備え、前記アノード触媒層が請求項9に記載の電極用触媒層
ある、水電解装置。
🪄エネルギーと環境市場を制すれば世界を制することができる。これはわ
たしの長年の野望😅で、その橋渡しが使命(ミッション)。それが手に
届くような感覚を覚え身震いする昨今。粛々と進めていきたい。
⛑️ その前に体力作り、食物繊維加工技術は欠かせない。これは明日も取
も挙げたい。
新年の楽曲 『新年を祝うBGM』
● 今日の言葉:
講談社現代新書
首都防衛
著者:宮地美陽子
1976年、千葉県生まれ。成蹊高校、早稲田大学商学部卒。大学柔道部
で二段取得。南カリフォルニア大学(USC)交換留学。全国紙記者を経
て、2016年8月から東京都知事政務担当特別秘書。防災士※書籍に掲
載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介
情報。
出版社内容情報
首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山大噴火……
過去にも一度起きた「恐怖の大連動」は、東京・日本をどう壊すのか?
命を守るために、いま何をやるべきか?
最新データや数々の専門家の知見から明らかになった、
知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」とは――。
【本書のおもな内容】
●320年ほど前に起きた「前代未聞の大災害」
●首都直下地震で帰宅困難者453万人、6000人が犠牲に
●朝・昼・夕で被害はどれだけ違うのか?
●南海トラフが富士山噴火と首都直下地震を呼び起こす
●なぜ「足立区」が一番危ないのか?
●「7秒」が生死を分ける、半数は家で亡くなる
●大震災で多くの人が最も必要と感じる情報とは?
●国や都の機能が緊急時に「立川」に移るワケ
●そもそも地震は「予知」できるのか?
●「内陸直下の地震」と「海溝型の地震」は何が違うのか?
●エレベーター乗車前に「すべきこと」
●半年に1度の家族会議をする地震学者
●なぜ「耐震改修」が進まないのか?
●弾道ミサイルから逃げられない事情
●天気はコントロールできるのか……ほか
春が来ても、鳥たちは姿を消し、鳴き声も聞こえない。
春だというのに自然は沈黙している。
レイチェル・カーソン 『沈黙の春』
(因果報応の季節風)より
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