彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる "招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひ
こにゃん」
【ポストエネルギー革命序論 395: アフターコロナ時代 205】
現代社会のリスク、エネルギー以外も「分散時代」
最新QD-OLEDテレビ技術
▶2022.1.17 「CES 2022」から未来を見通す EE Times Japan
CES 2022は、テレビが興味深い変化を遂げたといえる。テレビメーカ
各社がCESで発表した新型モデルには、最先端技術の適用により、高画
質や鮮やかな色彩、迫力あるサウンドなど、数々の機能が搭載されて
いる。これはメーカー各社が毎年言っていることと同じだが、2022年
は少し様子が異なるという。Samsung Electronicsが、テレビの新時代
到来を提案したからだ。同社はCESのオフサイトで、次なる目玉として
最新のQD(量子ドット)-OLED TV技術を披露し、ビデオ業界の観測筋
から称賛を得ている。Samsungによると、この量子ドットディスプレ
イテレビは、RGB OLEDのコントラストレベルと、量子ドットの色彩/
輝度との組み合わせを実現。同社は、2022年に発表予定のこのプラッ
トフォームでは、NFT(非代替性トークン:Non-Fungible Token)とそ
のブロックチェーンメタデータを誰が作成したのかといった履歴を把
握することが可能だ。スマートキャリブレーション技術により、画像
をクリエーターの既定値に調整することで、視聴するためのものとし
て見ることが可能になるという。
【最新特許事例】
❏ 特開2021-138915 アリールアミン-フルオレン交互共重合体、なら
びに当該共重合体を用いるエレクトロルミネッセンス素子材料および
エレクトロルミネッセンス素子
【概要】式(1)で示される構成単位(A)を有するアリールアミン
-フルオレン交互共重合体で、エレクトロルミネッセンス素子の耐久
性(特に発光寿命)を向上させ、アリールアミン-フルオレン交互共
重合体、およびそれを用いたエレクトロルミネッセンス素子の提供。
(式(1)中、R1~R4は炭化水素基等を、L1とL2は芳香族炭化
水素基等を、それぞれ表し、xは0、1または2であり、L2は、
Ar1と環を形成してよく、Ar1は2価の芳香族複素環基等を表し、
かつAr2またはL2と環を形成し、Ar2は芳香族炭化水素基等を表
し、この際、Ar2は、Ar1と環を形成してよい。)
世界最高精度衛星測位用アンテナ
▶2022.1.17 三菱電機 ニュースリリース
三菱電機株式会社は、4周波数帯に対応した世界最小の高精度衛星測
位端末用アンテナを開発してきた。周波数帯域を拡大したことで世界
の主要な衛星測位システムと測位補強サービス※2に対応するととも
に、小型化によりさまざまな移動体に搭載でき、自動運転など高精度
測位情報の利用拡大が期待されている。
【開発要点】
1.独自アンテナ小型化技術により、世界最小を実現、さまざまな
移動体に搭載可能
・水平面に垂直に配置した4つの樹脂成形品の側面と天面に、2つの折
り曲げ線状アンテナ素子を樹脂成形品間で対称になるよう配線し、ア
ンテナ素子配線を立体化。この独自のアンテナ小型化技術により、4周
波数帯対応の高精度衛星測位端末用アンテナとして世界最小を実現。ド
ローンや小型トラクターなどさまざまな移動体に搭載可能
・小型アンテナはアンテナ占有空間に比例して性能が向上するため、
アンテナ素子配線を立体化※3して限られた占有空間の中でアンテナ形
状を最適化することで、L1帯の周波数帯域が当社従来比約3倍に拡大。
当社従来品では未対応のGLONASS衛星、INMARSAT?衛星にも対応
2.独自のアンテナ構造により、測位精度を劣化させるマルチパス
波の抑制を実現
・直線状とループ状のアンテナ素子を組み合わせた独自のアンテナ構
造により、アンテナ背面方向へのバックローブ放射を低減し、測位精
度を劣化させるマルチパス波(地面からの反射波)を抑制
・従来のマルチパス波抑制手法のアンテナ大型化を適用せずに、小型で
ありながら高い測位精度が期待できるマルチパス波抑制を実現
♞ マルチパス(multipath)とは、電波がまっすぐに届くだけでなく
山やビルなどに反射して複数のルートを通って伝播すること。反射
した電波は、到達するまでにわずかな遅れを生じ、遅れの時間の分だ
け「(距離が)遠い」と計測されて、正確な測位を乱す要因の一つに
なる。
【特許事例】
❏ 特開2008-298443 マルチパス検出装置、測位装置、姿勢方位標定
装置、マルチパス検出方法およびマルチパス検出プログラム
【概要】下図3のごとく、位相差算出部130は各GPS衛星と各G
PSアンテナ951との距離を搬送波の数で示す各搬送波位相に基づ
いて各GPS衛星からの搬送波についてGPSアンテナ951間の搬
送波位相の一重差または二重差を算出する。LOSベクトル算出部
140は航法メッセージと単独測位結果とに基づいて各GPS衛星に
対するLOSベクトルを算出する。基線長算出部150は搬送波位相
の一重差または二重差とLOSベクトルとに基づいてGPSアンテナ
951間の基線長を算出する。マルチパス判定部160は算出した観
測基線長を既知基線長と比較して観測基線長の算出に用いられた各搬
送波にマルチパス波が含まれているか判定する。位置姿勢方位標定部
120はマルチパス波でない搬送波の観測情報に基づいて位置姿勢を
標定することで、マルチパスの影響が無い搬送波の観測情報に基づい
て高精度に位置および姿勢角を標定することを目的とする。
図3
画像:Avantag Energy社
現在、57.3GWを超える太陽光発電容量が設置済。
✺ ドイツ 2回目のルーフトップ型ソーラー入札 9.73円/kWh
▶2022.1.17 pv magazine International
合計容量233MWの209の入札を検討、合計154MWの136の事業を選択。最
終価格は平均最終価格は9.73円/kWhk➲先回は8.93円/kWh。次回の
300kW超の屋上太陽光発電システム入札は4月1日に行われ、さらに150
MWの太陽光発電の割り当てがる予定されている。
⛨ 世界の感染者、また最多更新 週に1874万人、WHO「正念場」
▶2022.1.19 9:45 朝日新聞デジタル
世界保健機関(WHO)は18日、新型コロナウイルスのオミクロン株の
感染が世界的に広がるなか、16日までの1週間に確認された世界の新
規感染者数が約1874万人だったと発表した。過去最多だった前の週か
ら2割増えた。テドロス事務局長は会見で「多くの国で、医療従事者
や保健システムにとり、今後数週間がまさに正念場となるだろう」と
危機感を示した。世界の6地域別では、ロシアや中央アジアを含む「
欧州」が最も多い約828万人、北米と南米を合わせた「アメリカ」が
約720万人で続いた。前の週からの伸び率は、インドやインドネシア
などの「南東アジア」が145%増で一番高かった。また、テドロス氏は、
WHOなどの主導でワクチンを共同調達し、途上国にも公平に分配する
国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」による供給
が15日、10億回分に達したことを明らかにした。 同氏は、WHOが14
日、新型コロナに感染した患者の治療薬として、関節リウマチ薬「バ
リシチニブ」と抗体医薬「ソトロビマブ」を勧めると発表したこと
も紹介。
【ウイルス解体新書 104】
序 章 ウイルスとは何か
第1章 ウイルス現象学
第1節 免疫とはなにか
1-5-1 特許事例:免疫応答を高める方法
第2節
第3節 水際検査体制(未然感染防止)
第4節 自国のワクチン及び治療薬開発体制
4-1 国産ワクチン開発:新型コロナウイルス
4-1-1 予算も研究開発活動も限定的
コロナワクチンの開発で日本が出遅れた背景
4-1-2 国産ワクチン実用化の壁
4-1-2-2 規制の弾力的運用を
第5節 感染パンデミック監視体制
5-1 WEB特集 ワクチン接種 なぜ日本は遅い
▶2021.5.14 新型コロナ ワクチン(日本国内) NHKニュース
5-2 新型コロナウイルス国産ワクチン開発生産体制構築の遅れ
▶2021.6.3 新型コロナウイルス 国産ワクチン開発・生産体制の構築
を急げ」(時論公論)時論公論 NHK 解説委員室
5-3 新型コロナ感染者もワクチンを接種した方がいい
▶2018.8.7 ナショナルジオグラフィック日本版サイト
目標は感染防止ではなく重症化の阻止
第6節 エマージェンシーウイルス
第7節 新型コロナウイルス
7-1 新型コロナウイルスのライフサイクル
7-2 変異ウイルス
7-2-1 感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型コ
ロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について(第9報)
第8節 感染リスク
1.感染力2.致死率・重症化
8-1 予後
8-1-1 死亡リスク
8-1-1-1 新型コロナ生存者の死亡リスク
8-1-1-2.生存者の死亡リスク
8-2-1 脳損傷
8-2-1-1 新型肺炎と脳の関係
8-2-2 後遺症
8-2-2-1.嗅覚障害
8-2-2-2 後遺症の未来
8-2-2-3 新型コロナウイルス感染症の後遺症による認知能力
8-2-2-4 コロナ後遺症のメカニズム一部解明 倦怠感
8-2-2-4 回復後も疲労や認知機能の低下が続く「ロングCOVID」
第9節 感染予防・検査・治療
9-1 検査方法・装置設備
9-1-1 新型コロナウイルス感染症に関する検査
1.新型コロナウイルス抗体の種類と量を30分で測定
9-3 新型コロナ治療薬
1.国内で使用されている主な薬剤
9-3-1 細胞に侵入するのを防ぐ
1.ソトロビマブル) 抗体カクテル療法
9-3-2 増殖を防ぐ
1 レムデシビル:Remdesivir
2.モルヌビラピル:Molnupiravir
3.ニルマトレルビル:Nirmatrelvir
4.リトナビルリトナビル: Ritonavir
5.ニルマトレルビル:Nirmatrelvir
6.リトナビル:Ritonavir
7.パクスロビド(ニルマトレルビル+リトナビル):
8.核酸代替拮抗薬発見 北海道大学
9-3-3 炎症を防ぐ 第10節 ウイルスとともに生きる
10-1 バイオハザード対策の発展史
10-2 高度隔離施設の現場へ
10-3 病原体の管理基準
10-4 根絶の時代から共生時代
第2章 COVID-19パンデミックとは何だったのか
第1節 各国の動向と対策の特徴1.米国
1-1 COVID-19委員会の創設を提案
第2節 謎のCOVID-19起源
2-1 消えぬ武漢研究所人為的発生説
第3節 新型コロナウイルスで分かったこと
3-1 人体の免疫システムからの逃避機構
3-2-1
3-3 ファクターX”は日本人の免疫細胞か
第4節 いつまで続く「コロナ禍」は?!
4-1 適切な専門家に聞く「新型コロナ」の読み解き方
4-1-2 人工ウイルス説はなぜ登場し、そして否定できるのか
4-1-3 SARS-CoV-2とはどんなウイルスなのか
終 章 ウイルス感染症と戦略『後手の先』
第8章 国民国家は税によって誕生した
アメリカ----代表なき課税は暴政である
フランクリンは、イギリス側の課税の決断が間違いだったことを示す
ため、絶妙なな風刺文をしたためた。彼はこの文を「偉大な帝国を矮
小なそれへと引きずりおろしかねないルール(Rules bv M]hich a Gr-
eat Empire May Be Reduced to a Small one)」と題した。ルール11は
こうだった。「税をいっそう不愉快なもの、人びとの反感を買いやす
いものにするには、徴税業務の管理にあたる部局を中央から送りこむ
ことだ。そこの役人には、気の利かない者、柄の悪い者、傲慢な者ば
かりを集める……。少しでも思いやりを示した疑いのある徴税人は解
雇する。もっともな理由があって非難を浴びた徴税人は昇進させる…
」また、ルール15はつぎのとおりだった。「勇敢かつ誠実な海軍水兵
を、植民地のけちな乗船税関吏や税関職員に任じる……植民地のあら
ゆる港湾、河川、入江、沿岸の隅々までを武装船で捜索する。すべて
の沿岸船、水造船、漁船を停止させ、拘束する。積荷も、バラストす
らも、ひっくり返して中身を空ける。安価なつまらないものでも、未
登録の物品が見つかった場合には、その船を拿捕し、没収する」
宿合法が制定されると、植民地の人びとはイギリス軍に食糧や宿舎
を提供することを求められるようになったため、苛をちをいっそう募
らせた。イギリス国内ならば、所有者の同意がないと、民家を軍の宿
舎として使用することはできなかった。アメリカでルールが異なるの
はおかしいではないか? 植民地の人びとは権利と自由を侵害された
ように感じた。両者は対等であり、アメリカがイギリスの下位に置か
れているわけではなかった。
イギリス製品のボイコット運動がふたたび始まり、貿易活動は停滞
におちいった。自由の息子たちは脅迫作戦を継続した。ことにボスト
ンでは緊張が高まった。あるとき発生した暴動は、悪名高いボストン
虐殺事件へと発展した。このとき、襲撃されたイギリス軍の兵士たち
が暴徒に向けて発砲し、五人を殺害した。その後、調査と裁判が行な
われたが、人によって経緯報告の内容が異なっており、いつしかイギ
リス側と植民地側の大規模なプロパガンダ合戦がくりひろげられてい
た。ジョン・アダムスにいわせれば、この日に「アメリカ独立の基礎
が築かれた」。
景気が悪化し、商人が苦境を陳情した結果、タウンゼンドの関税は
一七七〇年に廃止された。だが、茶へのささやかな課税は象徴的な意
思表示として継続された。イギリス側の妥協によって緊張は和らいだ
が、イギリスの国民的な飲み物であった茶は、やがて単命勃発のきっ
かけになった。
一七七三年、アメリカの商人がイギリスの茶のボイコット運動を始
めてからすでに五年が経過していた。植民地で飲まれていた茶の九〇
%はオランダからの蜜輸品たった。オランダの茶のほうが安価だった
し、それを飲んでいればイギリス本国に忌まわしい諸税を支払う必要
もなかった。だが、イギリス乗インド会社は苫境におちいった。救済
のため、議会は茶税法を制定し、乗インド会社にイギリスの茶の独占
販売権を与えた。もっと重要なことに、茶をアメリカ植民地に関税な
しで直接販売することも認めた。これで、イギリスの茶はオランダの
ものよりも安価になり、植民地の商人は茶の販売網から完全に除外さ
れることになった。営業収入の落ち込みがよほど大きかったようで、
アメリカ植民地の商人たちが先住民に化けてイギリス商船に乗りこみ、
積荷の茶を港に投げ捨ててしまった。この一件はアメリカ植民地の一
般の人びとの賛同を得なかった。この行為は私有財産権の侵害にあた
った。ベンジャミン・フランクリンを始めとする多くの人びとは、茶
の所有者に対して満額の賠償金を支払うべきだと考えた。
イギリス側は強制諸法を制定して統治権を再確立しようとした。タ
ウンミーティングは禁止された。植尺地議会の権能は限定された。ボ
ストン港は乗インド会社への賠償金の支払いが済むまで閉鎖された(
支払われることはなかった)。これによって事態は悪化するばっかり
だった。
一七七五年、愛国派とイギリスのあいだで本格的な戦争になり、フ
ランス、スペイン、オランダ、が愛国派側についた。闘いは六年続い
た。3千マイル(約4800キロ)も離れたに部隊に物資を供給しつ
づけるのは、イギリスには手に余ることだった。愛国派の勝利は徐々
に明らかになっていった。イギリスはカナダを維持した。スペインは
フロリダを獲得した。アメリカはその中国の、西はミシシッピまでの
領域のすべてを領有することとなった。
皮肉皮肉なことに、イギリスが諜した税金は、現在のアメリカ国民
が負う納税義務にくらべれば、ごくわずかなものだった。この扶争で
は数万人が命を落とした。生き延びた人びとの多くは経営の立ち行か
なくなった故郷の農場に帰っていった。イギリスに対して忠誠を貫い
た植民地人の20%が財産を失い、北のカナダ、もしくは南のバハマ
諸島に逃れた。そして、返還しなければならない戦債があった。独立
戦争のときにアメリカ植民地の統治にあたっていた大陸会議には、兵
士たちの遡及賃金も、扶植の利息はもちろん、元本さえも払えなかっ
た。戦費のために大量の紙幣が印刷されたことで、インフレが加速し
ていた(このことから、「〔紙くず同然の〕大陸紙幣ほどの価値もな
い」という慣用句ができた)。
イギリスは教訓を得たようだ。議会はかなり控えめにこう表現した。
「イギリス議会による課税は、多大な不安と混乱を引き起こした」。
ジョージ三世は新しい法家を承認した。これにより、イギリスは「す
べての植尺地において、収入増加を目的とする関税賦課、諸税賦課、
税務査定を行なわない」ことが定められた。それ以降、新規の導入に
は現地の行政機関の同意が必要になった。ある意味で、愛国派の勝利
は彼らだけのものではなく、大黄帝国のすべての植民地の勝利でもあ
った。しかし、それは第二次世界大戦後までのことだった。
きっかけは、安易な考えによって賦課された税だった。その結果、
軽い税負担を土台にして一つの国家が建設された。
アメリカ合衆国はこうして誕生したのである。
フランス----自由、平等、友愛
ルイ十四世は七二年のあいだフランスを統治した。この在位期間はヨ
ーロッパ諸国の君主として史上最長である。一七一五年、臨終の床に
ついたルイは、王位継承者である曾孫にこう伝えた。「私と同じ轍を
踏んではならない。私はしばしば軽率に戦争を行ない、虚栄心からそ
れを長引かせた。私のまねをしてはならない。平和をこころがけなさ
い。臣下の負担を軽くしてやることに専念しなさい」ルイはフランス
の財政を大きく傾かせていた。
ルイ十四世のこの助言は、しばらくのあいだは聞き入れられていた
ようである。だが、やがて戦争がくりかえされるようになる。一七四
〇年代にはオーストリア継承戦争、続いて七年戦争が戦われ、フラン
スの北米植民地がイギリスに奪われ、海軍が壊滅状態となった。その
後、ルイ十六世はアメリカ独立戦争の植民地側に援軍を出すと決めた
が、これによって数百万単位の金を失ったうえ、少なくとも一万人の
兵士を死なせることとなった。フランスでは、代々の国王がみな浪費
家かつ戦争好きであるようだった。彼らは返済不可能なほどの莫大な
公債を国民に背負わせた。まず戦争、支払いはそのあとという長年の
政治方針に加え、浮世離れした支配階級の放縦な暮らしぶりもあって、
公債が返還される可能性はほとんどなかった。公債がかさめば、あれ
これの課税によって国民の負担が増えるのは必然だった。
フランス革命の原因については歴史学者のあいだで議論が尽きない
だろうが、⊃一‥でいうならば、それは「税金」てあるに或いない。
当時、税の種煩がたくさんあった。負担があまりにも重かった。矛盾
していた。不公平であった。さらに、フランスの上流階級の浪費を補
うには足りたなかぅた。不公平な税制を土台にして築かれた国家であ
るフランスがアメリカ独立戦争を支援するというのは、実に皮肉なこ
とだった。というのも、フランスに革命をもたらしたものは、この国
税制の----腐敗、不足、矛盾に満ちていた----だったからである。
教訓をともなう税金の物話がかつて存在したとすれば、それはフラン
ス革命の物語だろう。
フランスは、ヨーロッパ諸国でも一、二を争うほどの垂税を国民に
諜していた。それだからといって、イギリスのような貿易帝国ではな
かったし、産業革命初期の生産性向上の恩恵に浴してもいなかった。
当時のフランスにはタイユ税というものがあって、所有地の面積に
もとづき、各世帯から徴収された。
また、人頭税や、政府の赤字を「緩和」するための二回限りの臨時税、
ヅァンティエム税もあった。農民の場合、教会に対して十分の一税を
納めていたほか、額主に対しても税を支払う義務があった。封建制が
続いていたため、自分の小作地を増やすことはできなかった。土地所
有者としての完全な権利を持っていなかったのである。それから、物
品税と、オクトロワ税と呼ばれる関税があった。フランスの沿岸地域
では海外製品の蜜輸入が絶えなかったので、物品税の徴収は都市の城
門で行なわれることが多くなり、一般市民はさらなる打撃をこうむっ
た。オクトロワ税徴収と脱税防止のため、パリの城壁の内側にもう一
つ壁が築かれたのだ。革命が起こったとき、暴徒はさっそくこの壁を
打ち壊している。
塩税、すなわちガベル税は、どの税よりも忌まわしいと思われてい
た。免除されている人びともいたが、一般に、塩の実質価格の10倍
もの金額を支払うことになっていた。各家庭は「必要最少量」を購入
するしかなかったが、たいていは不自然に高い金額を請求された。こ
の必要垣少量は、一世帯の必要量の平均に等しいことになっていたが、
実際にはもっとずっと多かった。しかし、人に譲ることも、翌年に持
ち越すこともできない決まりになっていたので、年が明ければまた買
わなければならなかった。
魚や肉の保存に塩を使うときには、公的な塩の貯蔵倉庫、グルニエ
から許可証をもらい、追加で税金を支払うことになっていた。それを
払いたくないために塩なしですませる人びとは多かった。
十七世紀からトハ世紀にかけて、持ち運びできるものならなんにで
も課税されていた時期があった。その対象には、食品、アルコール、
タバコも含まれていた。フランスで、これが人びとにどれほど不許だ
ったかは容易に想像できるのではないだろうか。ある時点では、ワイ
ンに九種類の税が課されていた。ブドウの本税、収穫税、製造税、輸
送税、販売税である。あのフランスで! 農民はワインのかわりにリ
ンゴ酒を飲んだ。
フランスでは、税金の取り立ては徴税請負人----フェルミエール・ジ
ェネロ-----と呼ばれる人びとが行なっていた。彼らはたいへん仕事
熱心で、取り立ての相手を威圧することもしばしばたった。効率のた
め、彼らは国土をいくつもの地区に分け、独白の保証金制度を有する
全国規模の組織をつくったが、政府はのちにそれを債務の清算に利用
した。徴税の請負はたいへん儲かる仕事だった。アントワーヌ・クロ
サットという徴税請負人はとんでもない人金持ちになり、フランス領
ルイジアナを----その全面積を----資産に加えたほどだった。
徴税業務を担当する地方役人が集めた金は、まず収入役に、それか
ら収入役長に渡されたのちに国庫に入ることになった。その過程で何
か起こるか、誰でも想像がつくに違いない。会計学の分野はいまより
もずっと遅れており、大蔵省側には、納められた金額が正しいかどう
か、いくら不正流用されているかを加るすべがほとんどなかった。あ
る話によれば、国庫に入る税収が少なすぎるように思った国王が、そ
のわけを側近たちに尋ねた。人の貴族が氷のかけらを手にとり.臨席
していた面々に順繰りに手渡たもらった。それが国王の手に渡るころ
には、影も形もなくなっていった。
決まりをまもり、横行していた密輸を阻むため、大々的かつ厳密な
調査を実施された。調査官は予告なく各世帯を尋ね、屋内を調べるこ
とができた。彼らは脅迫を手段にすることがしばしばだった。ヴィル
テ-ルは塩税のことで揉めたときの出来事について述べている。「徴
税請負人という憲兵というものは・・・・・・50人からなる集団で練り歩
き、馬車を止め、ポケットをあさり、家に押し入り、国王の名のもと
にありとあらゆる損害を与え、農民だちから賄賂を取ろうとした」。
これほど多くの種類の税金を支払っていながら、一般市民は参政
権を持っていなかった。訴えを聞いてもらう手段は暴動くらいし
かなく、彼らはしばしば蜂起した。だが、ボルドーのワイン製造
業者が立ち上がり、暴力をもって税の廃止を勝ちとったとしても、
恩恵をこうむるのは彼らだけだった。財政政策といったものは存
在せず、一般市民の怒りを買っていたのは、国王からから押しつ
けられる税のみならず、政府のすることの矛盾や不公平だったと
思われる。
ある階級に属する人びとはいくつもの税金を払わずにすませて
いた。その人びととは聖職者、それに貴族である。聖職者の場合、
丑年ごとに国庫に寄付をする選択肢があって、これを「ドン・グ
ラトゥイテ」といったが、それは法律による規定でもなければ、
強制でもなかった。貴族の場合、車の幹部と回様に、国家に什え、
二回を棒げることによって納税義務を果たしていた。こういう免
除が行なわれた結果、税を免除される肯族や政府高官などの地位
を金で売る新しい商売が生まれた。これでは矛盾がいや増すばか
りだった。政府高行の地位を売るいかがわしいやり口は悪名高く、
アメリカ建国の父たちは、国内で同じようなことが起こらないよ
う、合衆国憲法にとくに二つの条項を付け加えている。
この項つづく
『言語にとって美とはなにか』⑥
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定本 言語にとって美とはなにかⅠ
【目次】
文庫版まえがき
選書のための覚書
序
第Ⅰ章 言語の本質
1 発生の機構
2.進化の特性
3 音韻・韻律・品詞
【概説】人間理性の万能を否定し、性の魔力を主張するフロイトの精
神分析学は、ダーウィンの進化論、マルクスの資本論とともに、近代
の人間観に大きな変革をもたらした。この『精神分析学入門』は、フ
ロイト自らが精神分析学の全体系とその真髄をわかりやすく詳述した
代表的著作。
--------------------------------------------------------------
第1節 発生の機構
言語、文学、芸術などは、マルクスがまともにとりあげなかったテー
マのひとつだが、幸か不幸かそのため通俗マルクス主義者たちは、こ
ういう見解から言語実用説、道具説をみちびきだす歴史的誤解をつみ
重ね流布してきたのだ。たとえば、スターリンは「言語学におけるマ
ルクス主義について」(知識文庫『自然科学とスターリン言語学』)
のなかで、言語が存在し、創造されたのは、全体としての社会に、人
間の交際の手段として奉仕するためであり、社会の成員にとっては共
通のものとなり、社会にとっては単一のものとなり、社会の成員の階
級的地位のいかんにはかかわりなく、彼らに平等に奉仕するものとな
るためである、というようにのべている。
なぜ、かれらは「他人にとつても私自身にとつても存在するところ
の実践的な現実的な意識」(他の人々にとって存在するとともに、そ
のことによってはじめて私自身にとってもまた実際に存在するところ
の現実的意識)というような、捨てるには惜しい微妙ないいまわしを
投げすてて、言語は人間の交際の手段として奉仕するために存在し、
創造されたと改ざんするのだろうか。フォイエルバッハ論のなかにあ
るこの見解は、けっして完全な云い方をしているわけではないが、つ
まらぬ見解ではない。かれが〈意識〉とここでいうとき、じぶんに対
象的になった人間的意識をもんだいにしており、〈実践的〉というと
き、〈外化〉された意識を意味している。こういう限定のもとで、外
化された現実的な意識としての〈言語〉は、じぶんにとって人間とし
て対象的になり、だからこそ現実的人間との関係の意識、いわば対他
的意識の外化になる。
もしわたしたちが、さきにあげたランガーとのちがいを、ここで抽
出するとすれば、「他人との交通の欲望及び必要から発生したもので
ある」という見解だけであるといえる。しかしこの見解は、「人間の
交際(交通)の手段として奉仕するために存在し」というスターリン
のような改作をゆるすものではない。『ドイツ・イデオロギー』は、
言語についてもスターリンなどよりずっと上等であって〈自己自身と
の交通の欲望及び必要から発生した〉といいかえても一向さしつかえ
ない〈外化〉の概念としてこれをつかっていることは、その思想形成
の過程をたどったことのあるものには、誤解の余地はない。ブイコフ
スキーの『ソヴェート言語学』(高木弘訳編)はこうかいている。☈
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【内容】シンボルを生み出し、これを操作することこそ人間と動物を
区別するものであり、哲学に関心を抱くものは、その基礎をなすシン
ボルとその意味を認識しなければならない―。アメリカにおける記号
論の礎を築き、これを芸術の哲学に発展させた古典的名著。シンボル
機能の結実である言語、音楽、美術、神話、祭祇などについて具体的
に詳説する。
【著者】スザンヌ・キャタリーナ・ランガー は、アメリカ合衆国の
哲学者・論理学者・美学者。20世紀中期アメリカ美学の中心人物。同
時代のカッシーラー、ホワイトヘッド、ウィトゲンシュタインらの影
響を受けつつ、言語・シンボル・芸術・感情・心について独自の思想
を構築した。著書に『シンボルの哲学』『感情と形式』など。
【内容】近代化へと身悶えするドイツで、「近代」の夢と失望を哲学
的に先取りしたヘーゲル左派。その運動を自己批判を込めて総括した
若きマルクス(1818‐1883)とエンゲルス(1820‐1895)は、本書で
「近代」のパラダイムを超える世界観を定礎した。
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彼(マルクス─註)の規定によれば、言語わ意識ほどに古いも
のであり、意識の「分けることのできない同行者」である。「精
神」(意識)のうえに、はじめから、「物質の重みがかゝるとゆ
う呪がついている」、その物質わ与えられた場合に空気の重い層
の形で、音声の形で──言語の形で表された。人間自身、「生存
のために自分に必要な手段お生産し(傍線わマルクス─著者)は
じめるときに、自分お動物と区別しはじめる」。すなわち、物質
的生産わ「すべての社会的生活の基礎」なのである。言語わ必要
から、人間同志の交通における緊急の必要から、のみ生じる。動
物わ誰とも「関係」しない、とマルクスわ説明している、動物に
とつて、他のものにたいするその関係わ関係としてわ存在しない
のである。このよーに、人間のあいだの交通の手段として、言語
わ、物質的生産の発展と密接にむすびついた特殊的社会的現象と
して、マルクスの規定のうちに現れる。
ブイコフスキーは、せっかく人間が、じぶんの生存のために必要な
手段を生産しはじめるときに、じぶんと動物とを区別しはじめるとい
う『ドイツ・イデオロギー』の概念を引用しながら、どうして馬鹿の
一つおぼえのように、言語は社会的な交通の手段だ、言語は物質的生
産の発展とむすびついているというようなことをくりかえしてしまっ
たのだろうか。
ブイコフスキーの引用したフォイエルバッハ論を、言語の発生につ
いていいかえれば、人間は、現実的意識としての音声表出を、人間的
な意識の自己表出として行なうようになったとき、はじめて自分を動
物と区別しはじめた、ということをたやすくみちびきだせたはずだ。
スターリンをはじめ、マルクス主義的と称する言語(文学、芸術)の
理論は、言語(文学、芸術)の本質を、本質としておいたうえでそれ
を実用に供せられたる意識とかんがえるのではなく、その本質を社会
的な交通の手段、社会的な交通への奉仕の道具という断面できりとる。
実用、交通としての言語はでてくるが、自己表出(Selbstausdrückung)
としての言語はここからはでてこないのだ。
こういう言語観で言語発生の機構をかんがえればつぎの経路が想定
されることになる。
はじめに無言語原始人が、動物社会よりも複雑な生産関係をもった
より高次な共同社会をいとなむようになったとき、甲が乙を労働にさ
そったり、共通の利害に呼応したり、男女がもとめあったりする叫び
ごえの音声も、高次な網目をもつようになり、そのため器官への固定
作用が高度になって、特定の有節音が、特定の信号としての機能をも
ち、ついに共同社会の約定のようなものとして、特定の音が特定の事
物を指示するものとして、あらわれる。そうかんがえることになる。
ここではさまざまな行動や生存のための労働の共通の用具として言語
の発生がかんがえられる。
たとえばブイコフスキーは、マルクス主義における言語の起源の理
論は、エンゲルスによってサルの人間化についての彼のちいさな研究
でいちばんくわしく展開され基礎づけられている、とのべている。だ
がエンゲルスは「猿の人類化への労働の関与」のなかで、かならずし
もこういった見解をうらづけてはいない。
手の発達、労働とともに開始された自然の支配は、新らしい進歩
がなされるたびに、人類の視野を拡めた。人類は、自然物において、
ひきつづいて、新らしい従来不知の特質を発見した。他方、労働の
発達は、必然的に、相互扶助、共同的な協力の場合を増加せしめこ
の協力の有用なることの自覚を各個人に明ならしむることによつて
社会成員を相互に近接せしむることに貢献した。概言すれば、成立
しつつありし人類は、相互に何事かを言はなくてはならぬまでにな
つた。猿の未発達の喉頭は、つねにより発達せる抑揚をなさんとす
る抑揚法によつて徐々にしかし着々と変化し、口腔の機関は、漸次、
明確に発音せらるる文字(Buchstaben)を次から次へと話すことを
覚へるに至つた。(石浜知行訳)
難解とといわれる文書を数回読み返しはじめてこのような意味でつ
かれているのかと了解するほど、まるで"鋼に針を通す"かの如く綴り、
了解しているという次第。今夜はここまで。
この項つづく
【言の葉千夜千首】
『あぶさん』 『ドカベン』
『野球狂の詩』
訃報
「ドカベン」や「あぶさん」など野球を題材にした漫画で世代を超え
て人気を集めた漫画家の水島新司さんが今月10日、肺炎のため東京都
内の病院で他界された。享年八十二。
中でも1972年に連載が始まった甲子園で活躍する高校球児・山田太郎
を主人公にした「ドカベン」は2018年にシリーズの連載が終了するま
で40年以上にわたり続いた代表作で、単行本はシリーズ累計で205巻ま
で刊行されるなど世代を超えて多くの読者に読み継がれてきた。また
酒豪の強打者、景浦安武が現役を終えるまでの活躍を描いた「あぶさ
ん」は976回にわたり漫画雑誌に連載され、スポーツ漫画の名作として
高く評価される。
【言の葉千夜千首】
あをにさいあなみづみづしねこやなぎ三月くればその青ひかる
『馬場明あき子 新百歌』
歌林の会編集
NHK出版
率直な吐露である。まだ寒さは残るが、三月の光は辺りをまぶしく
照らす。川岸か庭先のつややかな猫柳を見て、その若々しさに驚いた
のである。万葉の時代から私たちの身近にあった猫柳の、なめらかな
銀青色に包まれた無邪気な連なりに、馬場は思わず「青二才」とつぶ
やいたのだ。
「青二才」は、九州で若い男を二才と呼び、年若く経験に乏しい男
をののしっていう語で、青は未熟の意。また出世魚ボラの背が青いこ
とから、二才というとも諸説ある。最近はあまり聞かないが、明快で
力ある響きの言葉だ。この言葉を口にした馬場は、かつての若い日々
に年配者からそう言われた時の悔しい思いや、愛情に似た励ましを懐
かしく思いだしたに違いない。
同時に二度とそう呼ばれない老いた自分をさびしくも感じただろう。
そして思いは、現代の青二才たちへと弾むように広がる。子を持たな
かったこと、教師をしていたことなどから、馬場の若者たちへのまな
ざしは、常にまっすぐであたたかい。ややおとなしめになった現代の
青二すたちに熟いエールを送り続けているのだ。
青二才ですと息子をほめてゐた植木屋もつひに癌に倒れぬ
具体的で個人的な場面の歌である。父親の漢やかな心情が、しみじ
みと伝わり胸を打つ。この二つの歌は、まったく趣を異にしつつ表裏
をなしていると言えよう。
表記表現に注目してみると、全体がやわらかなひらがな表記で、漢
字は「三月」と「青」のみの優しさである。二句の「あなみづみづし
」とは、なんと直截でのびやかな吐露であろう。
ア音とア行音を多く用いて、明るく前方へ開ける感じを重ねつつ、素
直で平明なリズムを生んでいる。馬場は、この数年口語表現や文語と
口語の融合を果敢に試みてきた。文語の時間的な奥行きと口語のフレ
ッシュな感覚の一体化を使命のように実践していた。それらが結実し、
目に楽しく口に楽しい、美しい一首となったのである。
この歌は、早春の気持ちよさと若者たちへの愛しさがにじむ、誰の
心にも通う歌であり、春が来ればつい口ずさみたくなる調べのよい歌
である。年配の者たちが、少々の鄭楡と妬みをこめて愉快に低くうた
う情景が目に浮かぶようだ。遠く東歌、歌謡、地謡という口承文学の
脈々とした系譜につらなる歌と言えよう。
(多田智恵子)
風蕭々と碧い時代
曲名:心という名の不可解;The mysterious name of the heart
(2020年) 唄 :Ado J-POP 作詞・作曲: まふまふ
● 今夜の寸評:沸騰する欲望と対峙する知恵
ゆるキャラ「ひこにゃん」の新しいイラストシリーズは昨年の8月12
日はじまりました(しらなかった!)。お温習いを兼ね再確認掲載し
てみます。第一弾は東京五輪競泳女子で二冠を達成した大橋悠依ちゃ
んの快挙を祝って、ひこにゃんが金メダルに抱きついています。
ひこにゃんグッズの開発を促して地域経済を活性化させようと、市が
8月から毎月一つずつ、計6種類の新イラストを発表していく企画の
第一弾。大橋選手がひこにゃんのファンだとのことで、市側が原作者
に「大橋選手の快挙を祝うイラスト」の提案からスタートしまし
た。
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