これは、
「はこだいこ」というものです。
「はこだいこ」は、箱の形をした木製のたいこ。
この音の原点は、アフリカで使われていたスリットドラムからきています。
スリットドラムの持つ自然で、素朴な音の響きを再現しています。
シンプルな構造ですが、使用するマレットや叩き方によって、微妙に反応し
心のまま音を表現することが出来ます。
この「はこだいこ」はレッスン時のリズム練習に使います。
最初使用した時は、へんてこりんな形に生徒さんはみんな「なにこれ?」と
言ってましたが、音を叩くと「なんだかいい音だね」とか
「おなかに響くようなやさしい感じの音だよ」と感想を言ってくれました。
実際、子供達はこの「はこだいこ」をつかったリズム練習が大好き!
「え~~今日はやらないの?」と催促する子もいます。
リズム練習は最初、簡単なリズムはタンバリン・カスタネット・すずを
使用していますが、2声のリズム譜になると両手を使う為、この「はこだいこ」に
移行しています。
いろんなリズムパターンに慣れてほしいので、小さい子には重点的に
行っています。
「継続は力なり」で、かなり難しいパターンでも初見で出来る子が
増えてきました。
2声のリズム譜の一例です。
低学年の子でも、このくらいなら初見で叩けます。
リトミックやっている時は、ピアノと違った楽しさがあり、
子供達も楽しんでいます。
「今日はここで終わりにしましょう」
「え~、先生あとこれ1曲やっておわろうよ~」
そんな声が今日もありました。子供はリトミック好きなんだよなぁ~~。