<12月の鑑賞予定映画>
~永遠に続くものなどない。夢は変わり、流行は終わっていく。
でも、友情だけは・・・・・ずっと色褪せない~
学校が始まり、やっと映画鑑賞の時間が戻りました。
2008年 アメリカ映画 ギャガ配給 PG-12指定 (08.8.23公開)
[監督・製作・脚本] マイケル・パトリック・キング
[出演]
サラ・ジェシカ・パーカー・・・・キャリー(運命の男を探す“セックス・コラムニスト”)
キム・キャトラル・・・・・・・・・・サマンサ(ワイルドセックス主義の“PR会社社長”)
クリスティン・デイビス・・・・・・シャーロット(夢みることを諦めない“永遠のお嬢様”)
シンシア・ニクソン・・・・・・・・・ミランダ(男に敬遠されがちな“敏腕弁護士”)
<見どころ>
大ヒットTVシリーズの終了から4年。
恋に仕事に貪欲な4人の女たちのその後のドラマがスクリーンで新たに展開する。
製作も兼ねるサラ・ジェシカ・パーカー以下、お馴染みのキャストが勢揃いするのに
加えて、『ドリームガールズ』のオスカー女優ジェニファー・ハドソンが、
ニューヨーク初心者を演じ華を添える。
もちろん着せ替え人形よろしく取っ換え引っ換え300着もの衣装を着こなす
女優たちのファッションも見逃せない。
<あらすじ>
セックス・コラムニストのキャリーは、理想の男性ミスター・ビッグと一緒に
暮らすため瀟洒なアパートを購入し、次いで結婚も決意する。
PR会社社長のサマンサは、俳優を目指す恋人スミスを売り込むために
L.A.に引っ越していた。
再婚したシャーロットは、中国から養女を迎え念願の母親に。
弁護士のミランダは、幼い息子と老いた義母を抱え、てんてこまいの日々を
送っていたが、彼女たちはキャリーを祝福し結婚式の準備を進めるが・・・。
<感想>
人気TVドラマシリーズの4年後を描いた作品。
30&40代だった4人が、40&50代になりさらにパワフルに!
NAOさん、TVシリーズは時々見ていましたが、まさか映画化になるとは。
だって、けっこうベッドシーン過激ですものね。R指定、なんとなくうなづけます。
冒頭、彼女たちのこれまでの経緯をざっと紹介してあるので
TV版をまったく観ていない人でも、なんとかわかるようになっています。
物語は、4人を中心としたお話ですが、キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)の
結婚話がストーリーの軸となります。
馬顔に見えてしまうのは私だけ?
↑の衣装、ステキでしたが、私この方の顔は、やはり好みじゃないです。
それにしても、衣装とっかえひっかえ着ていましたよね。
女性にとっちゃ、高級ブランドをとっかえひっかえ・・・なんて
一度はやってみたいものです。
↑のヴィウィアン・ウエストウッドのウエディングドレスはため息もの。
こんなドレス、着てみたかったわ・・・・・・・。
シャーロット(クリスティン・デイビス)、サマンサ(キム・キャトラル)、
ミランダ(シンシア・ニクソン)も、いろいろ起こります。
TV版でも思ったのですが、エピソードが共感できるもの多いんですよね。
演じているのが、同年代もありますが、「うんうん、そう思う」なんて
同感する内容が多いんです。だから人気があるんでしょうね。
くっついたり別れたりの、ビッグ(クリス・ノース)とついに結婚のキャリー。
でも、また一波乱あるんですよね~ビッグ、いい加減にしましょう。
もっとも、ビッグの容姿、私ぜんぜんタイプじゃないですが。
この作品に必要不可欠な?ベッドシーンも、もちろんありました。
TV版よりは、おとなしめですが、外人の方のラブシーンは、やっぱ
日本人とは、ちと違いますね。
一番、うなづいてしまったのが、↑の「塗り絵」話シーン。
女性同士で、こういう話が出来るって、私的にはすごくいい!
実際、NAOさんもお酒の場限定ですが、「塗り絵」話できる友人います。
これが、けっこう大真面目に話してるから周りは目が点でしょうね。
でも、映画でもそうでしたが、「塗り絵」に悩んでる女性って
意外に多いのかもしれません。
でも、映画のやりとりは、ちとストレートすぎのような気もしますが。
で、その「塗り絵」ってなんなのよ・・・と思われた方。
それは本編をご覧下さい。
結婚はゴールではなく、新たな人生のスタート。
でも、やっぱり結婚後の生活は、そんな甘いだけじゃない。
お互い頑張ってるのに、どこかすれ違ったりしてしまう。
そんなとき、言いたい放題いえる親友がいるって、ありがたいですね。
映画の作り話なんだけど、こういう関係、私も友人と築きたいです。
作品全体には「愛」がいっぱいで、観てて好感もてます。
男性はもちろん、家族・友人に対してもね。
キャリーが憔悴しきった時、3人が、自然に励ましているシーンは
ウルっときましたよ。
まさに、女性のための映画。 ファッションなんか、すごいです。
シャネル・ディオール・ヴィトン・プラダなど、数々のブランドが出てきて
目の保養にはもってこい! 特に、彼女達と同年代の方は必見です。
これを観たら、洋服・カバンがむしょ~にほしくなりました。
ただ、男性が観たら、ただのオバサン映画かも?(^◇^;)
なにはともあれ、TV版、ざっとしか見ていないので、
落ち着いたら再度じっくり見直そうと思います。
点数:9点 (10点満点)