NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

★いきなりのフォロー申請は、申し訳ありませんがお断りさせていただいておりますのでご理解ください。                                        ★ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<4月の鑑賞予定映画>

「エミリア・ペレス」「アマチュア」「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」「パリピ孔明 THE MOVIE」「JOIKA 美と狂気のバレリーナ」

「パブリック・エネミーズ」

2009年12月18日 | な~は行の映画

~奪うのは、汚れた金。 愛したのは、たった一人の女~

ジョニー久しぶりの「素顔?」での主演! これは行くっきゃないでしょう!

2009年 アメリカ (東宝東和)    09.12.12公開
監督 : マイケル・マン
脚本 : ロナン・ベネット、マイケル・マン&アン・ビダーマン
製作 : ケヴィン・ミッシャー/マイケル・マン
原作 : ブライアン・バロウ     衣装デザイン : コリーン・アトウッド
音楽 : エリオット・ゴールデンサール 
上映時間 : 2時間21分
出演 : ジョニー・デップ・・・・・・・・・・ジョン・デリンジャー(美学に生きた銀行強盗)
     マリオン・コティヤール・・・・・ビリー・フレシェット(ジョンの恋人)
      クリスチャン・ベイル・・・・・・・メルヴィン・パーヴィス(ジョンを追う捜査官)

<見どころ>
大恐慌時代のアメリカに実在した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャーと
彼の恋人との逃亡劇を描いたラブストーリー。
無法者として生きる男とFBIの攻防を軸に、恋人との純粋な愛もスクリーンに
焼き付ける。主演は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップ。
その恋人に『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でアカデミー賞に輝いた
マリオン・コティヤール。

<あらすじ>
1933年、大恐慌時代のアメリカで、ジョン(ジョニー・デップ)は紳士的な態度と
鮮やかな手腕の銀行強盗として注目を集めていた。
ある日、彼はクラブのクローク係として働く美しいビリー(マリオン・コティヤール)に
目を奪われる。二人はダンスを楽しみ、共に食事を堪能するが、いつの間にか
ビリーは彼の前から姿を消す・・・。

<感想>
Public Enemy=社会の敵


大恐慌時代、実在した銀行強盗:ジョン・デリンジャーのお話。
彼が狙うのは、銀行にある組織金のみ。
そこに居合わせた客や、個人のお金には手をつけない、という強盗だったので
悪いことしてるんだけど、世間からは人気?があった人物だったようです。

デリンジャーを演じたのは、ジョニー・デップだったのですが、これがかっこええ!
 
劇中、恋人に甘いというか、ストレートな口説き文句を言いますが
どれもこれもええですわ。

「俺の好きなもの。野球、映画、高級服、速い車。そして君」

これを日本人が言ったら、歯が疼きてしようがない言葉だけど
彼が言うと、ストンと落ちてしまいます。

というわけで、ジョニー・デップファンが観たら、「イヤ~ン、カッコイイ!
と終始にやけっぱなしの映画。。。というわけですが。
(NAOさん、ジョニーファンだから、終始目がハートでしたもの)

さてさて、客観的に作品を見ると申し訳ないが、ちと中途半端のように感じました。

役者さんは、みんないいんですよ。
恋人役のマリオン・コティヤールなんか、よかったですもん。
 
色っぽい・かわいい・芯のある女性を、上手く演じていました。
警察に詰問されるシーンは、迫力ありましたよね。

同じくらいに良かったのが、捜査官役のクリスチャン・ベイル。
 
顔はまったくタイプじゃないけどええ仕事したな~って印象。

俳優さんたちは、素晴らしい演技をしていました。
でも、なんでかなぁ~作り手の問題ですかね?
淡々としたかんじなんですよ。というか、この3人はちゃんとわかりますが
脇役の方達が、どれもこれも似たような顔で最後まで顔と名前が一致できず
乱射シーンなんか、どれが誰やらさ~~っぱりで。( ̄◇ ̄)
この時代、男性はみんな帽子をかぶっているので、余計にわかりません。
 
それと、ドラマテッィクな展開がまったくなかったのに、ちょい驚き。
これは、監督の意図なんですかねぇ~?
1933年からデリンジャーが殺される34年の1年間を描いていますが
実に淡々と描かれています。もう少し内面を掘り下げてほしいのに・・・
というのは、まったくなし。
なんで、指名手配されているのに、堂々と街を歩いて、それを市民や警察が
だれも気付かないのか?というのも、ちょっと描いてほしかったのですが
そのへんは全くスルーでしたからね。

この辺が、評価がわかれる点だと思います。

リアルに描いたのは良かったけど、もっと味付けがほしかったよ~という方は
だめかもしれません。
リアルに描くのなら最後、デリンジャーと映画に行った
アンナがFBIに情報提供するわけですが、その目印に赤いドレスを着る。。
というのが史実に残っています。ところが、映画ではぜんぜん違服装。
そこは、赤いドレスにしてほしかったな~と個人的に思いました。

でも、「男の美学」をお勉強するのには、観ていい作品。
ジョニー・デップファンは、ぜひごらんください。
あかん、またニヤけてきた~。

点数:7点 (10点満点)

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする