NAO日和

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<2月の鑑賞予定映画>

「1ST KISS ファーストキス」「ショウタイムセブン」「ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻」「ゆきてかへらぬ」「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」「デュオ 1/2 のピアニスト」

緊急保護者会

2011年02月11日 | 日々の徒然

週末、息子の中学で緊急保護者会が行われ、寒い中行って来ました。

事の発端は、数日前に、すでに私立推薦や前期試験で合格している3年生5名が
事もあろうに、友達の家で酒盛りをした後、泥酔状態で登校し、学校で大暴れしてしまい
教師だけでは収拾がつかなくなった為、警察少年課の人に来てもらい、指導してもらったとのこと。

また間の悪いことに、騒ぎを起こしたのは私立高校併願試験の前日、来週はいよいよ高校入試
という、3年生にとっては非常にナーバスな時期。

私は学年は違うけれど、学校側のとった行動に、いまいち腑に落ちない点を感じたので、
校長の話を聞くべく保護者会に参加した次第です。

主な点は以下の通り。

①5人は現在、自宅学習という形をとっている。3年生には、月曜日に詳しく話し納得してもらい
 入試が終わる18日には、なんとか5人を教室に戻し、3月の卒業式には笑顔で送りたい

②少年課の方に来てもらって、指導してもらった形(学警連システム)なので、5人は進学先が
 既に決まっているが、今回の件を別に報告する予定はしていない


これでは、3年生のほかの保護者が納得するわけがありません。

これに対して保護者の意見
・ そもそも非行の前例があったのにも関わらず、私立推薦をしたのはどういうことか?
  この件で、子ども達の大半が教師に不信感をあらわにし、来週入試なのに、
  精神的に動揺が走っている

・ 大半の子が、来週入試を受けるのに対しての心のケアを行っているのか?

・ 問題起こした子でも、推薦がとれ、やすやすと合格できるという前例をつくってしまった。
  子供が納得するわけがない。

こういう意見が出るのは当然のことでしょう。気持ち、よくわかります。

だが、学校の回答は、どこをどう聞いても、5人の擁護にしか私には聞えませんでした。

なんとか、元に戻してあげ、このままなかったことにじゃないけれど、穏便に卒業式を迎えたい、
というのが言葉の節々に垣間見れて、どうも解せません。
これでは、普通に過ごしている生徒が納得いくはずがないですね。

「お酒飲んで泥酔して暴れて、それが合格したから、いいだろう、せっかく合格したから
 なんとかしてあげよう」というのが、見えてしまいます。

私は、他学年の親なので、ずっとやりとりを聞いていましたが、1点だけ、学校側の言い分に
解せない点がありました。

それは、私立推薦の子は、学校外のスポーツの成績が優秀で、外部推薦という形で
受けて受かった子だそうです。その点のやりとりでのこと。
保護者:「推薦は、校長がサインしないと受けられない。素行が悪いのを知っていて
       どうしてサインをしたのか?子供たちも、納得いっていない」
校長:「学校外のスポーツが優秀で、そこからの強い推薦があったのでサインをしただけです。
     だから、学校の素行とは関係ないところでの推薦です」
保護者:「スポーツでの推薦なら、尚更、素行のところは厳しくいかないといけないのでは!?」
校長:「仰るとおりですが、もう決まっているので。。。」

外部推薦だから学校は関係ない、というのはいささか腑に落ちません。
なぜなら、昨年、娘が受験の時に言った学校側の言葉。
「推薦で受ける子たちに言いたい。推薦で受けるのは、学校を代表して受けるのと同じです。
 推薦で受かったから、“ここの中学の子は素晴らしい生徒だ”と評価してもらえるように努力し
 後輩たちに繋げるようにしないといけない。推薦とはそういうことなのです」

と、仰ってたじゃないですか。

↑の発言は、それに対して矛盾を感じざるを得ません。

学校側が、穏便にしたい気持ちもわかりますが、方針がブレてしまったら信用まで落ちてしまいます。

悲しいかな、↑の発言で、またも不信感が増大してしまいました。(もともとあったから今更だけど)


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会のあと、3年生のママ友と少しお話をしました。
ママ友の話によると、前期合格&私立合格した子の何名かは、「決まったから」と言って
学校をず~っと休んでいる子が、何人かいるそうです。
娘の学年には、なかった光景です。これには、ちょっと驚きました。

ママ友:「この学年は、素行が悪いを言われてたのに、それを危惧していたお母さんが
      少なかったんだよね。その結果が、こんな最悪な形となってでてしまった」
NAO:「そうだったんだ・・・・娘の学年も、ひどい学年と小1から言われていたけど、
     今から思うと親も子ども達も、それを自覚していた学年だったと思う。
     その証拠に、この学年の親は、よその子にも眼を配っていたし、よく叱っていたものね。
     子ども達も、悪さをするけれど、ここでは暴れる、ここではちゃんとする、という
     変な言い方だけど、節度はあったと思う。受験も前期合格者多かったけど、逆に
     その子たちもほうが肩身狭い思いしてたものね。早々に進路が決まった子も
     休まずにちゃんと来ていたよね」
ママ友:「やっぱり、親の接し方って大きいよね。NAOさんの学年のママは偉いよ。
      この学年も、自覚してくれるママがもっとたくさんいたら、こんなことにはね・・」


泥酔した5人の親御さんとは面識がないが、もう少しお子さんと向き合っていたら
こんなことにはならなかったのに。
義務教育の下、学校の対応にも限界があるのはわかりますが、「合格したらなんでもあり!」
的な行動が目についた今回の一件は、卒業まで尾を引くと思われます。


来週受ける生徒さんは気持ちの整理が難しいと思うけれど、ベストを尽くして頑張って欲しいですね。

コメント (9)
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