NAO日和

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<3月の鑑賞予定映画>

「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」「ウィキッド ふたりの魔女」「白雪姫」「教皇選挙」「ベイビーガール」「エミリア・ペレス」

「 天外者(てんがらもん)」

2020年12月21日 | 邦画

~時代を超え、志は未来に生き続ける~

2020年  日本映画  (2020.12.11公開)
配給:ギグリーボックス    上映時間:109分
監督:田中光敏
脚本:小松江里子
音楽:大谷幸
美術:原田哲男
題字:紫舟
出演:三浦春馬/三浦翔平/西川貴教/森永悠希/森川葵/迫田孝也
   宅間孝行/丸山智己/徳重聡/榎木孝明/筒井真理子/内田朝陽
   八木優希/ロバート・アンダーソン/かたせ梨乃/蓮佛美沙子/生瀬勝久

<見どころ>
「天外者(すさまじい才能の持ち主)」と呼ばれた実業家・五代友厚の
生きざまを描く歴史青春群像劇。薩摩藩士の彼が日本の未来を見据え、
志を共にする若者たちと新たな時代を切り開く。主人公の五代を三浦春馬が演じ、
三浦翔平、歌手、俳優など多彩に活動する西川貴教のほか、森永悠希、森川葵、
蓮佛美沙子、生瀬勝久らが共演。『利休にたずねよ』『海難1890』などの
田中光敏監督と脚本の小松江里子が再び組んだ。

<ストーリー>
ペリー来航に日本中が騒然となった江戸時代末期、若き薩摩藩士・五代才助
(後の友厚・三浦春馬)は新しい時代の到来を予感する。攘夷か、開国かで揺れる
藩内の抗争から距離を置き世界に目を向けていた五代は、遊女・はる(森川葵)
との出会いを通じて自由な夢を見たいという思いを抱く。誰もが夢を描ける国を
つくるため、同じ志を持つ坂本龍馬(三浦翔平)、岩崎弥太郎(西川貴教)、
伊藤博文(森永悠希)らと共に激動の時代を駆け抜ける。

<感想>
公開初日に鑑賞。
7月に亡くなった三浦春馬さんの遺作で生前最後の主演映画。


五代友厚は、どうしてもディーン・フジオカさんのイメージがありますが
三浦春馬さんの五代友厚も良かったです。とにかく熱量が凄い。
このプロジェクトに彼自身どれだけ力を注いでいたのかが、よくわかります。


殺陣のシーンで、三浦春馬さんが独特の構えをしていたのですが
あれは薩摩示現流。新選組も恐れた流派だそうです。
構え方が「蜻蛉の構え」というのですが、この所作がとても美しくて。
相当お勉強されたんだろうな・・・。


キャスティングも、三浦春馬さん自身が三浦翔平さんや高校の
同級生だった蓮佛美沙子さんに声掛けしたとか。
👆の夫婦でのシーンも、穏やかで静かなシーンで見入りました。


五代友厚の生涯を2時間で語るには、駆け足過ぎなので、ある程度
書籍などで人となりを予習して行ったほうが本作をより楽しめるかと。

そして、もともと市民が立ち上げたプロジェクトなので、予算にも
限りあった中で制作されたであろうと思います。つっこみどころは
多々ありますが、予算的に考えると及第点あげていいんじゃないでしょうか。

そうそう演説シーンで、大阪府知事と大阪市市長がいましたね(笑)
あれには思わず吹いてしまいました。
今の大阪の基礎を築いた五代友厚なので、サービスカットなんでしょう。

ロケでは、彦根城も使われてたんですね。
最初の剣術の訓練シーン(天秤櫓)
留学するのを同僚から猛反対され、西郷隆盛に一言言われるシーン(太鼓門櫓)
自分が慣れ親しんだ場所で春馬さんが撮影してたんだ・・と思うと
ちょっとしんみりしてしまいました。

映画の中で、三浦春馬さんは輝いていました。
志半ばで夭逝してしまったのが、本当に悲しくて残念でなりません。

できれば大河ドラマで観たかったです・・・もちろん三浦春馬さん主演で。

点数:7点 (10点中)

コメント
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