くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(19) Batfishes(アカククリ&ツバメウオ)Ephippidae

2013-04-23 14:34:45 | シパダン図鑑
シパダンのダイブマスターは「BATFISH」でひとくくりに片づける。
私もそれでいいと思う。
けれどもBatfishには、アカククリとツバメウオがいるわけで…。
英語名には、どれもSpadefishとついていて、確かに釣り師が持ち上げたらスペード型だ。
でも、スペードのシャープな感じはまるでない。
目は鈍い光を放っている。
体も鈍い光を放っている。
このにぶい見た目がどうも苦手なマンジュウダイ科。
動きも鈍めだから、写真はいっぱいある。
嫌い嫌いも好きのうちかと思うほど、写真をとっていた。


アカククリ
英語名はPinnate Spadefish。
Pinatteとはなんぞや?と思ったら、植物学で「羽状の」という意味なんだそうだ。
羽状かなぁ…。


幼魚の頃、体が赤く括られているから赤括。
英語名も、幼魚時代をみれば枯葉みたいで、羽状の枯葉に見えなくもないか。




ツバメウオとの違いは口がとがっていること。



ナンヨウツバメウオ
Circular Spadefish。
まるっちい。











こういう群れを見ると、ややキモイと思う。
見たことないけれど、口の中が黒いんだそうだ。


ミカヅキツバメウオ
Golden Spadefish。
GOLDENですよ。どこが?
もっとも丸っこいBATFISHなんだそうだ。
そして、口の中は白いんだそうだ。
言われてみれば確かに丸い。






ツバメウオ=アオウミガメのうXこを食べようと、いつもアオウミガメについているイメージ。
でも、写真をみたら、いつもついて行ってるのは、ミカヅキだった。
浅瀬にいればついてゆく。


リーフを離れてもついてゆく。


水面までもついてゆく。


こどもの頃は、枯葉に擬態して、ゆらゆら。
JETTYの下はミカヅキ幼稚園。




シパダンが世のダイバーに知られ始めた頃、ダイビングワールドや月刊ダイバーのフォトコンの入線作品に、Jetty下のツバメウオがあったせいか、幼魚の群れを見ると、シパダンに来たなあ、って気持ちになるのは今も変わらない。
アカククリもツバメウオも、こども時代はかわいい。
でもおとなたちは、どうしても苦手。
コメント
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